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BLに萌えることはJの性加害と無関係なのだろうか

Jの悪行が全部白日の下にさらされて、罰するべきは罰せられ、慰謝料なり和解金なりが盛大に支払われますように。

私は、北小路の暴露本が出たとき、当時、それを興味本位で読んだ。
そして、芸能界はそういうものと片付けていた。
テレビにジャニーズのタレントがあふれているときも、ぼんやりと、ああ、この人たちは「そうなんだな」と思っていた。

ジャニーズ事務所以外の男性タレントがテレビから干されているという噂を見たときも(わが家は『週刊文春』『FOCUS』を本屋さんが配達してくれるというステキな実家だった)、「ああ、やりかねないよな」ぐらいに、ぼんやりと思っていた。

でも、それはぼんやりと「そういうもんだ」なんて思っていてはいけないことだった。
私はそれに、黒船が来るまで、知っていたのに気付いていなかったのだ。
お恥ずかしながら。社会福祉学科卒なのに。ジェンダー絡みではガルガルいうくせに…。

だから、今『BANANA FISH』を読むのが少し後ろめたい。この物語を楽しんでしまっていいのか。でも、好き…。この間で揺れている。
ジャニーズファンの心理はどうなのだろう。

歌舞伎ファンの人たちは?
猿之助の悪行を知って、「ああ、そういうもんよね」と思って、今も歌舞伎が好きなのだろうか。

今後、もし宝塚のとんでもない闇なんていうのが暴かれたとき、私はどう思うんだろう。


『BANANA FISH』はみんな知ってるという前提も、今ではもう成り立たないですね。吉田秋生の名作です。
同じ世代の腐女子たちが、いろんなカプにどれだけ萌え転がったことだろう。
今も萌える。
アニメでも足をばたつかせて転がった。アッシュが最初から美青年だったから転がり方も激しかった。(漫画の初期はちんちくりんの団子鼻だった)。
そして、つい「ジャニー喜多川が○○なら、○○はさしずめ…」と考え始めてしまい、とてつもない罪悪感に陥ってしまうのだ。

同時に、アッシュがあの変態の餌食にならなければ、どんな人生を送ったのだろうと、これまた切なさに転がってしまう…。人としてどうなの。でも妄想は止まらない。

だから、私はロリコンを非難できない。心で思っている分には健全な性癖だと思ってる。


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