見出し画像

JLPT対策レッスンは難しくない

2022年12月に実施されたJLPT(日本語能力試験)の結果がでました。
ノラ講師流自己流JLPT対策のレッスン内容はこちら


全員合格


私のレッスンを受けている方も、3級受験が4人、5級受験が3人いらっしゃいましたが、全員合格の報告をいただけました。(短期的にJLPT対策をした方もっといたのですが、受験直前までレッスンを受けてくださったのは7人だけでした)


5級に合格した3人中2人に関しては、私とは「げんき」や「みん日」を使った通常レッスンをしていて、ご本人たちがレッスン時間外で受験準備をしていました。ですので、対策レッスンをしていたというよりは、通常レッスンをしながら時々、文法の質問に答えたり、時間配分に関するアドバイスをしていたという感じです。

マカオ在住で7月の受験がキャンセルされた方でした。


やる気がでなくて、レッスンが進まずどうなることかと思いましたが、ぎりぎり合格できました。

JLPTを知らずに対策レッスンを始めた


日本語を教え始めるまでJLPT(日本語能力試験)の名前も知りませんでしたが、「JLPT対策できますか」という問い合わせが複数来たので、すこし調べて自分でも教えてみることにしました。
実は教え始めてから、時間配分の仕方や、細かな出題範囲、合格基準など理解し始めました。

二の足を踏んでいる日本語教師の皆様、所詮はテストです。級にかかわらず独学で合格する方もたくさんいらっしゃるくらいです。Youtubeを見れば、「私がどうやってJLPT●級に合格したか」を紹介している日本語学習者がたくさんみつかります。

怖がらずにJLPTを教えてみよう


「オンラインで日本語を教えているけれどJLPT対策はやっていません」という方で「生徒がなかなか集まらない」と感じている方はぜひJLPT対策レッスンに挑戦することをお勧めします。需要があり、比較的高価格のレッスンになりやすいです。「なにを教えていいかわからないからJLPT対策はしません」と言わずに、一度やってみてはいかがでしょうか。

試験対策は実は楽です。できることが教科書を淡々と進めること過去問を解くことだけなので、「会話が上手になりたいです」というリクエストに応えるより数倍簡単です。文法説明も練習出来て「げんき」や「みん日」のレッスンに応用もきくのでいいことづくめです。

不合格だったらクレームにつながる?

JLPT対策をしない理由として、「何をしていいかわからない」の次に、「落ちても責任が持てない」という懸念もあると思います。「心配事の9割は起こらない」という言葉をよく聞きますがその通りです。不合格でも私を責めた生徒はいまだかつていません。
ただ、私が教えた生徒で、私のアドバイスした通りのペースで勉強して不合格だった学習者はいません。不合格だった理由は、途中からレッスンを受けなくなったから、宿題を一切しなった方などで、ご本人が一番不合格の理由を理解しています。

もちろん学習ペースが落ちてきている人には、「試験まであと1か月だからペースアップする必要があります」とか「試験まで1か月を切ったので、文法の教科書を終わらせるより、過去問を繰り返し解く方を優先させましょう」などと、具体的に伝えて合格に向けた方向転換は図っています。

ギリギリ合格

実際に、間接的に「このままじゃ落ちますよ」と伝えたことが1回だけあります。今回5級に合格した方の一人は、中学生の男の子でした。
当時のお話はこちら
ただ、これはかなりレアケースです。オンラインで日本語を習う方の多くが、趣味でならっているので、不合格になって仕事や学校に響くということはほぼないと考えていいでしょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?