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二十四節氣・秋分

2021年9月23日、太陽が黄経180度を通過し、二十四節氣の16番目『秋分(しゅうぶん)』を迎えた。
秋分の期間は、『寒露(かんろ)』の前日(2021年は10月7日)まで。


 ※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】には、もう少し詳しく伝えてます。



《 秋分って? 》

昼と夜がほぼ等しくなり、これから秋の夜長を益々実感していく頃となっていくさね。

「暑さ寒さも彼岸まで」とも言う。
日中の暑さも日毎に和らぎ、暑さを感じる時間帯も短くなっていくさね。
朝晩はヒンヤリとするようにもなり、賑やかだった虫の音は次第にゆるりとしたものになってくるさね。

空は益々高くなり
うろこ雲やいわし雲などが見かけられ、
田んぼを見れば
黄色く色付いた稲が黄金色の絨毯となり、
彼岸花が色を添えていたりするさね。

心地よいと感じる日が多くはあるが、
乾燥が始まり、
呼吸器系は要注意な季節・秋が本番を迎えるさね。





《 秋分の身体のこと 》

白露でも伝えたけど、骨盤が締まり始める時季さね。
ちゃんと骨盤が冬へ向けて動けるよう、股関節・お尻周り・太腿のストレッチをしとくのが秋分もオススメさね。

足元を冷やし易い時季でもあるから、足元をシッカリと温めることも忘れずにね。
湯船に浸かる前に、足元を温めたり 解したりとしておくとシッカリ温まりやすいさね。

足元が冷えていると股関節周りも硬くなっちゃうんでね。
骨盤が冬へ向けての動きがしやすいようにする為にも、足元を冷やさないように氣を付けて過ごしたい時季さね。

腰から下の服装は、そろそろ冬仕様にね。





《 季節の食材・秋分 》

何事も目に見える変化は一瞬であっても、実際の変化は微妙なグラデーションの連続さ。
その微妙なグラデーションの起こる速さが早ければ一瞬での変化に見えるし、ゆっくりであれば変化が無いようにも見える。

人の身体も同じさね。
来たる冬を快適に過ごすために、そして来年の夏を健やかに過ごすために、今 この変化の時を大切に過ごしておきたいと思うさね。

食欲の秋ではあるけど、変化の時は消化器は疲れやすいし、夏の暑さの疲れもまだ残っていたりもする。
美味しい季節のモノは、少量を味わって召し上がっていきたい時季さね。

・里芋・かぼちゃ・セロリ・新れんこん・ミョウガ・舞茸・しめじ・しいたけ・松茸・さつまいも・ごま・そば・銀杏・梨・イチジク・りんご・ナツメ・ザクロ・栗・柿・タチウオ・イワシ・サンマ・戻りガツオ・秋サバ・しらす・カレイ・クエ・ハゼ …… などなど。






今日も寄ってくれてありがとね。

1日遅れになっちまったが、「秋分の日」は、彼岸の中日。
祝日法の趣旨には「祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ」とあるさね。

感傷的になりやすい秋。
祖先やなくなった方々に思いを馳せながらも、今に感謝し、どう在るとより楽しいか?も併せて想い巡らし、
感傷的になり過ぎないようにする事も大事に思うさね。

小物や器、衣類などを少しずつ秋仕様・冬仕様へと衣替えするのも 氣分転換になり良いのじゃないかな?


さて、ではそろそろ お開き







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