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2020年に向けて、26歳起業家が思うところを書いてみようと思うんです。

僕は小説や漫画を生み出す人たちが稼げるプラットフォームを考えて、それを形にするために日々動いています。

2019年の4月頃から本格的に動き始めて、ここまで大体8ヶ月。初めてクラファンに挑戦したり、金融機関から融資をしてもらったり、我ながら七転八倒してるなと思います。

いきなりですが、僕は高卒です。
大学受験で落ちまくって、起業という道に逃げてきた人間です。でも、別に今更学歴とかどうでもいいんですよね。

今の僕は学生の頃には予想すらしてない姿になったわけなんですけど、そこから振り返って思うと僕はこの世界のルールを履き違えてたんだなぁと思うんですよね。

僕は高校生の頃、地元の国公立の大学に入って、地方公務員でぬるぬる生きていくっていうのが理想だったんです。(当時の僕のイメージです。偏見しかなくてごめんなさい)

簡単にいうと楽がしたかったんですよね。
楽ってなんやねんって考えると要するにコスパの良い人生です。苦労に対して割の良いお金がもらえて、未来の不安に怯えなくて良くて、周りとの劣等感も抱えずに済むそういう人生がほしかった。

振り返って思うと「うわ。こいつ、つまんねー。人生舐めプやん。どつくぞ」って思いますけど、そもそも当時の僕は知らなすぎたんですよね。社会とか、仕事とか、幸福とか楽しさとかを。

まぁ、そうは言っても結局は舐めまくったせいで大学にも行けず、すべての人生計画が破綻して、逃げた先の選択を正当化するために動きまくって今があることを思うとプギャーm9(^Д^)って感じなんですけどね。

閑話休題。

学生の頃は世の中の人は当たり前に大学に行って、当たり前に就職をして、当たり前に結婚するものだと本気で思ってたんですよね。

そこに自分の意志とか選択なんてほとんど介在しなくて、少しでも進路選択を広めるために【良い大学】に行って、【良い会社】に就職するっていうのがこの人生ってもので勝つための条件だと思ってたんです。

浅はかだなって思うんですけど、でも学校で勉強をさせる理由ってこれなんですよね。

なんで勉強しないといけないの?
なんで大学に行かないといけないの?
なんで良い子にしてないといけないの?

それはね、そうしないと社会に出た時に困るからだよ。


と、実際に言われてきた僕は結局良い大学とやらに行くこともなく、苦労に苦労を重ねているし、未来の保証なんて全くありませんが、ご安心ください。別に困ってないです。

これは学校の先生や周りの大人が悪いって話でもないんですよね。
学校の先生は勉強をさせることが仕事なわけですし、勉強が役に立たないのかっていうと僕らが自覚できないレベルで役に立っているものですから。ただ、それだけで人生が決まるほど人生とか社会ってものは単純じゃない。

そもそも人生が良いものなのか悪いものなのか。それを決めるのは他人ではなく、自分なんですよね。


たとえ、他人から「勝ち組だ」と言われても自分にしか理解できないコンプレックスを抱えて行きているのかもしれないし、他人から「かわいそうだ」と言われてもなんのことかわからないくらい満足できている人だっているかもしれない。
人間ってまぁまぁめんどくさい生き物なんでしょう。

特に自分なんて本当にめんどくさい。自分のことなのに、何を求めているのか何をすれば満足するのかやってみないとわからないし、その時の気分とかで変わったりもする。

人生をゲームだとするなら、その勝利条件は人によって違う。

でも、そうは言っても社会ってやつは生きていくだけでも大変なんですよね。生きていくためには働かないといけないし、自分が望めばなんでもできるってわけじゃない。やりたいことだけやって生きていけるほど甘くないのが世の中です。わがままばっか言ってないで、文句を言わずに働け。それが社会人だ。

…なんて賢しげに分かったふうにここまできて、もう平成も終わってどうでしょうか。少しは良い社会になったんでしょうかね。

僕はあんまりそうは思わないんです。

なんだかんだ来年で2020年です。
僕ら人類が総力を尽くして積み上げたおかげで、明日のご飯に困ることはほとんど無くなりました。

だけど、これで満足かって言われるとまだまだこんなもんじゃない。

どうやって生きていくのかを問われる日々の次は、どう生きていくのかを問われているのが僕らの世代なんだと思います。そして、それを問うてくるのは自分なわけで。

ただ生きるために働いて死ぬ。

それはもう散々やってきたんだからいい加減、さらに向こうを目指さんといかんでしょう。

幸いお金を稼げば今の社会では生きていけます。
そして本来、お金の稼ぎ方なんて一つじゃない。
お金っていうのは本来、人を自由にしてくれるものです。

もちろん、お金を稼ぐって大変な苦労をすることになります。
でも、その大変な苦労には「頑張れる苦労」と「頑張りたくない苦労」とかもあるんじゃないかと僕は思いますし、それは選ぶことは我が侭でもなんでもないと思います。

人ってのは自由奔放な生き物で、どうすれば満足できるのかも自分で見つけるしかない。そんな自由な生き物が一つの生き方に嵌めようとすることがそもそもおかしいわけです。人ってのは自由で、だから生き方も自由だし、自由になるための稼ぎ方もそれぞれでいいんだと思います。

そのそれぞれの一つにBookBaseってサービスが助けになったりするんじゃないかと思ってたりするんです。

すべての人に必要とされるようなことではないと思いますし、誰でも楽に稼げるわけじゃないでしょう。

けど、今までになかった新しい選択肢であり、新しい戦場となってくれればいいと思います。

なんだかんだ、生きていくのってしんどいし大変です。
その中で少しでもやってみようかなって希望を感じられる方法があればいいと思うんです。

稼ぐって大変です。けど、稼ぐって本来楽しいことなんですよ。
自分が生み出したモノがよかったよ‼って言ってもらえて対価がもらえる。
それって控えめに言っても最高です。

大変だけど、最高です。

そんな未来を創るために、僕も頑張って大変な苦労を来年もしていきます。

他人から見れば理解できないかもしれませんが、僕にとってはこれが「頑張れる苦労」なので。

長々とありがとうございました。

来年も宜しくおねがいします。

合同会社BOOKPORT
代表 近藤雅斗

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