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世界のコロナアップデート(22年3月末時点):韓国、モーリシャスに異変?

モーリシャス1カ国がケタ違い!?

アフリカ諸国のコロナ感染者数・死亡者数

4月がそろそろ見えてきましたので、いつ頃、コロナ収束宣言が出されるのだろう?と思い、気になる国々のコロナデータを見てみました。すると、アフリカでびっくりすることが起きていました。

モーリシャス、どうしちゃったの?というくらい、感染爆発が起きています。

Our World in Data

グラフを作成している国数が多いため、少し見えにくいと思いますので、3月24日時点での数字が下記です。100万人あたりの新規感染者数は2桁違いますし、同死亡者数も、モーリシャスが特別多いというより、アフリカの他の国はほぼ0に近い数字になっています。ですから、軽症で済んでいるという風に推測できますが、それにしても多いです。

Our World in Data

ちなみに、新規感染者のグラフが上下していますが、数字で見てみると、データがないことが理由のように思えます。
(Our World in Dataのデータは、各国が所定の機関に報告したものがベースとなっていますので、数字がなくて0になっているということも考えられます)

Our World in Data

3月8日、9日、17日に突然、モーリシャスの名前が消えています。3月11日、3月22日は表示ができませんでしたので、おそらくアフリカのすべての国のデータがないようです。

上記で見てきたのは、100万人あたりに調整した数字ですが、実数でみても、最近はダントツであることがわかります。

Our World in Data、3月24日時点の感染者数(実数)

関連性があるものとして、検証が必要なものの1つ

これが絶対的な原因だ!とは申しませんが、関連性の検証は行うべきではないかと思います。

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モーリシャスだけダントツなのです。
さらに、これまで「アフリカの中で最多と言っても、欧米諸国に比べたらかなり少ない」というような状態が続いていたアフリカの国でありながら、日本やアメリカと比べたときにも、多いという状況になっています。

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ちなみにモーリシャスの位置は、こちらです(下記に、外務省のサイトの画像を貼り付けます)。

モーリシャスについての検証は、後日行いたいと思いますが、東京都と同じくらいのサイズの国です。

日本、アメリカ、韓国の比較

アメリカのコロナ対策の現状

アメリカは、本日付ですべての州での屋内でのマスク着用義務化が解除されました!最後はハワイ州でした。義務化解除の全米トップバッターである、テキサスは昨年の今頃に解除されましたので、1年くらい差があります。

ただし、昨年解除されたのは、あくまでも”義務化”。テキサス州での公立学校は、2021年8月から通学が開始されましたが、子どもたちが通う学校では、義務化がなくてもほぼすべての教師と生徒がマスクをしている状態が続いていました。

興味深いのは、学校によって、多少の温度差があるということです。子どもたちが屋内スポーツ競技のチームに所属しているため、2021年の9月以降、本日に至るまで、練習試合やトーナメント等で、いろいろなチームの親子の様子を観察してきました。
まずは、テキサス内のヒューストン近郊という限定された地域の中にあっても、住んでいるエリアで、人種の割合等も違っています。人種に偏りのある地域の多くは、”昔からある地域”であり、さまざまな人種の人が暮らしている地域はたいてい”新興住宅地”です。そういうことも影響してか、マスクを全員がしっかりと着用したままスポーツをするチーム、着用していない子が多数派のチーム、付けたり外したりする子が多いチーム等々、チームによって様々でした。

「オミクロンがー!」とファウチ博士が騒いだ時期に、保護者の一人が「チームのマスクポリシーはどうしますか?」とコーチに質問していましたが、返答は「チームでは義務化は導入しませんので、ご家族で判断されてください」とのことでした。「質問された方がナーバスになっているのなら、練習を見学する保護者としては、着用した方がいいかな」と、思い、久々にマスク着用で練習に行ったところ、質問された方は未着用!おそらく「ご時世的に、確認しておいた方がいいかな」くらいの質問だったようです。実際、昨年末ごろには練習場(体育館)で、私自身もマスク着用していなかった理由は、ソーシャルディスタンシングが十分に保てるスペースがあったからです。

この頃から、ショップやレストランでマスク着用している人が少しずつ少数派になってきていました。3月25日現在の様子がどうかといえば、ほぼマスクなしで、一部マスクしている人がいるという感じです。ホームパーティ等を再開した人もいます(手作りの料理でもてなすことも再開)。唯一多数派のマスク着用者を見かけるのは、登下校の時だけです。

100万人あたりの新規感染者数と死亡者数

では、そのようなコロナ前になりつつあるアメリカと、日本、そして、先日から気になっている韓国のコロナ状況をデータで確認してみたいと思います。

  • 青:日本

  • 緑:アメリカ

  • 赤:韓国

Our World in Data

韓国が心配なくらいダントツ・トップです。とはいえ、ピークアウトはできたようです。ただし、気になるのは、死亡者数の方がいまだにどんどん増えているということです。

アメリカは、感染者数は2月8日に日本よりも少なくなり、翌9日には韓国よりも少なくなっています。日本はこの直後、ピークアウトしています。

100万人あたりの新規感染者数

上記はすべて100万人あたりの数字に調整されています。実数で見てみると、下記のようになります。

人口は下記の通りですから、実数で韓国が日本やアメリカの10倍というのはかなりまずいことかと思います。

  • 日本:1億2,622千万人

  • アメリカ:3億3,200万人

  • 韓国:5,174万人

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ワクチン完了とブースター接種の割合

こうなるとやはり確認したくなるのがこちらのデータです。

Our World in Data

・・・・少なくとも、韓国において、ワクチン接種は、2回接種もブースター接種も共に、感染抑制にも、重症化防止にも奏功しているとはいえないかと思います。

アメリカはワクチン接種もブースター接種も”伸び悩んで”いますし、屋内でのマスク着用義務も解除されました。それでも、この3カ国の中では、感染者数が急速に減っています。

韓国とアメリカとを比べたときに、日本はどちらの政策に寄せた方が良いのでしょうか?と、思うのですが、まだまだ、増えているようですね・・・。

独り言

アメリカでは、昨年5月にも、ファウチ博士のコロナ対策に疑問を持つ共和党議員から、彼の解任要求が出ていましたが、今月、再び共和党員より、実質、ファウチ博士に”ご勇退”いただく、国立アレルギー感染症研究所の分割法案が提案されています。

現在の議会では、民主党と名乗っている共産党が多数を占めていますから、昨年同様、うまくいかないかと思います。しかし、今の状況が続けば、中間選挙で共産党が敗退するのは確実で、中間選挙後ならば、ファウチ博士を解任することができるように思います。本人もそれを理解しているので、「コロナが収束したら自分の役目は終わる・・」というような綺麗事を言い始めました。

人は間違えます。思った通りの成果が挙げられないことも多々あります。しかし、自分の権利を守るために、多くの人々を騙す政策を行った人は裁かれるべきだと思います。

これが金融商品だったと想像してください。”それほど儲からない””高いリスクがあるかもしれない”それがわかっているにもかかわらず、虚偽の説明をして、無理やり買わせるというのは、いかがなものでしょうか? 例えば、それが自社の金融商品で、社員にノルマをかして本人に買わせるだけでなく、家族や知人にも勧めさせるとしたら、これは一体どういう会社でしょうか?(少し前に、中共の倒産しそうな不動産会社がこれを実際に行っていて、給料の支払いをしないどころか、金融商品でも社員に損をさせそうだという話が出ていました)

・・・なんでこんなに怒り心頭なのか?といえば、両親のブースター接種の問題に直面しているからです。2回目までの接種は、「危ないかもしれない」というのがわかった上で接種しています。このときには、私も強く止めるほどの材料がなく、危険だと思う点や、どうしてもその時のタイミング打つのであれば、接種前後の対応としてこうしてほしい・・・等伝えていました。しかし、さすがに「3回目はもうやめてほしい」とはっきりと伝えました。両親は少し時間をおいて、理解はしてくれたようです。しかし、問題は友人でもある主治医です。ものすごいプレッシャーをかけられています。田舎ですし、友人ですので、病院を変えればいいというものではありません。

ご本人たちは、医療従事者ですので、両親よりも接種時期がかなり前倒しされていましたから、彼らは4回目接種の話を検討するような時期のようです。しかし、「4回目は打つ必要がないかな」と言いつつ、「3回目は経済を再開させるために必要よ」と言っているそうで・・・。
「みんなで旅行に行くためにもワクチンを早く打ってほしい」とも言われてるのも、断れない理由になっています。

推進派の政府が説明しているワクチンの特徴であっても・・・

  • ワクチンの効果は時間の経過とともに減少していく

  • ワクチンを打っても、感染する(重症化を防止する効果はある)

くらいは言ってあると思うのですが・・・。
両親に3回目が必要だというなら、彼らには4回目が必要な時期ですし、2回目の接種後の世界を見たら、”打ったら旅行にいける”わけでもない(ワクチンの目的は重症化防止であり、感染対策ではない)ことは、わかっているはずだと思うのですが。

現在、どうやったら問題なく断れるか・・・を、家族会議中です。

ちなみに両親が「さすがにこれはおかしい」と思ったのは、私がいろいろ出してきたデータや、論文ではなく、接種者に(抽選で)プレゼントを渡す自治体があったことだそうです。

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