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14.孤独や社会的地位、いる?
FXトレードをしていると1度は夢みる「専業トレーダー」。かくいう私も、ワケあってあと2年程度したら専業トレーダーになれたらいいなと思っています(「なれたらいいな」レベルではまだダメなんです・・)。
さて、専業トレーダーとなれば、生きていくために必要となるお金は全てトレードに委ねられます。そのため、きちんとトレードで生活していくための成果を出すこと、万が一のために貯金を蓄えておくこと、メンタルを整えること、トレード以外の時間をもつこと、FXの勉強を続けることなどが、必要条件として言われています。
一方で、デメリットもあります。トレード生活は孤独であること、トレードで何億稼いでも「無職」であることにより社会的地位が得られないこと、常に投機リスクを背負っていることなどが挙げられています。
様々な情報をみて、なるほどなと思いますが、それで私の結論は、
それでも2年で専業トレーダーになりたい!!(切実)
が答えでした。
まず、個人事業(サービス業)をしているから、余計にそう感じるのかもしれませんが、以下、本音ベースで書いていきます。
1、孤独について
むしろ、私は孤独を望みます。
20年以上、サービス業について思ったのは、「良い人」にたくさん出会えたと同時に、「自分勝手」な人もたくさんいるんだということ。そして、それは仕事において関わらざるをえない関係性だって出てきます。
「仕事なんだから当然だ」という声がきこえてきそうですが、私は、そのような人間社会にストレスを感じてしまう性格でした。社会生活20年たとうとしていますが、向こう20年、30年このまま今の仕事を続けたいか、続けられるかという自問自答に、「無理」と即断できたわけです。世の中には、それでもずっと仕事を愛せる人もいるでしょうが、私は、そうではない。
孤独であれば、全ての時間を自分のために使えますし、「紹介者の手前、顧客から理不尽な要求や対応をされても、とりあえずニコニコしておく」というストレス社会で生きる必要はありません。
人と関わらないでいい(もっとも友人とプライベートは関わりたい)のであれば、関わりたくない。孤独でも生きていけるなら、ぜひお願いしたいんです(^o^;)
2、社会的地位について
専業トレーダーになると、「無職」だとか社会的地位がなくなることがとんでもなくデメリットになるようです。
これも人によるでしょうが、私は、全く未練ありません。むしろ、他人の目がどうでもいい。無職だろうがなんだろうが、トレードで何百万、何千万、何億稼げて生活できていれば問題なし。むしろ、個人で確定申告はするんですから、個人事業とでもフリーランスとでも、なんともいえます。気にしなくていい。
なぜなら、今、とある仕事をしていて、おかげさまでお金もそこそこ稼いでいる方だと思いますが、「なんのお仕事されてますか?」ときかれて、「○○です」と答えると、「○○?聞いたことあるけど、なにをやってるかは知りませんね」と言われますし(大体、他者のことに本気で興味もってる人は少数派)、「いくら稼いでますか?」とか聞いてくる人もいますが、仮に、「3,000万くらいです」と答えると、「すごいですね~」くらいの会話で終わりますし、「全然ですよ」と答えると、「またまたぁ、謙遜しちゃって」くらいの会話です。
要するに、社会的地位なんてそんなもん。
「なんかよくわからないけど、あの人は、独立して仕事してて、そこそこ稼いでるらしい」
この程度。仮に、「フリーランスで、為替関係の仕事してます」って言っても、同じ回答がきますよきっと。
だから、社会的地位やら他人からどう見られるかなんて、どうでもいい。むしろ、そんなのを気にして、肉体的にも精神的にも疲弊して、人として何かが壊れていくほうが恐ろしい。
サービス業に身をおき続けると、人間の嫌なところがメチャクチャみえます。本心にむかえば、人間の嫌なところを回避するには、嫌な面をみる環境から回避する。そのためには、回避しても生きていける手段が必要で、昔は転職するか、フリーターでアルバイトしかなかったわけですが、今は、スマホ1つあれば、あとは技術とメンタルがあれば稼いでいける時代なんですよね。
FXは、その手段の1つです。
3、投機リスクについて
FXなんて、失敗したらどうするんだ!
破産したらどうするんだ!
投資なんて、素人じゃ無理だ!
いろんな助言が世の中にはありますが、これも、個人事業でずっとやってきた私からすると、「そんなもん、サービス業も同じだよ」と思ってしまいます。
今の仕事だって、毎月テナント料かかるし、人件費だってかかる。接待交際費だって莫大だし、仕事が毎日発生するかわからない。売上がたたず、赤字で廃業なんてザラにある世界。
なぜ、このようなリスクは軽視して、投資になるとリスクリスクリスクなのか。これは、ずっと疑問でした。
でも、答えがあるとすれば、
「人は、未知の分野に不安や恐怖をもつ生き物」
という現実。
あ。そうか。
私に、「FXなんてやめときな!」という人の中に、私よりFXに詳しい人は、1人もいないじゃないか。それに比べれば、私のしている○○の仕事についてはわからなくても、広くサービス業と括れば、少しだけイメージつくのかもしれない。
かくして、専業トレーダーへの道が始まったのです。
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