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【創作大賞】本当の話をします。

漫画家のかっぴーです。ジャンプ+で「左ききのエレン」、スピリッツで「15分の少女たち」原作者をやっております。

今日は、皆さまにご報告したい事がございます。

「たくさん書きたい原案がある」と、noteでは度々書いていたのですが、漫画原作は「ネーム(漫画の構成)」まで書かないといけないので、同時に連載するのは限度があります。

でも、ストーリーの文章までを担当する「文字原作」「原案」という仕事もあり、その際たる例が「小説原作」なのですが、今後そういった選択肢も選べるように「もっと文章が上手くなりたい」「小説を書いてみたい」と思っておりました。

ですから、今年は「小説家・見習いとして、出版社の編集についてもらう」を目標にしようと思い、構想を練っていたんです。

ただ一点だけ危惧していた事がありました。

漫画家として、ある程度知って頂いた上で「小説を書きたい!」と言うのは、ちょっとズルイのでは無いかと。

それだけで小説が出せる程甘くはないと思うのですが、少なからず「話だけは聞きますよ」と言ってくれちゃう出版社さんが居ると思ったので、つくった内容だけで判断していただくには別のペンネームで書いた方が良いのではと思ったんです。

そこで書き始めた文章が「元・天才キッズ動画配信者の末路」というnoteでした。

ペンネームの由来ですが「キブシ」という植物がありまして、花言葉が「嘘」だからです。

そして…

つい先ほど発表されたnoteの「第一回・創作大賞」で、

この作品が「優秀賞」を受賞致しました!


「前情報なく審査して欲しい」という理由で名前を変えたのですが、当初は受賞したとて明かさなくていいかなと思っていたんです。黙っていれば誰にも知られないと思ったんですね。ただ、ある事をして速攻でバレてしまいました。

賞金10万円の振込先が、本名だったからです(笑)

受賞した後に、それがnote側にバレ(?)て、顔を真っ赤にしながら「あ…かっぴーというか…はい…伊藤です、お世話になっております…」となり、noteの皆さんや今回審査して下さったダイヤモンド社の皆さんと話し合った結果「てか…普通にかっぴーって言った方が良いんじゃん?」という結論となり、いま顔を真っ赤にしながらnoteを書いています…。

「すぐ言うなら名前変えなくて良かったじゃん」と思われるでしょうが、私も十分恥ずかしい思いをしたので、どうぞご容赦ください…!

あと、恥ずかしいついでに白状しますと、審査員は全作品を読んだ上でジャッジしているので審査には影響しなかったのですが、新たに作ったフォロワー0のnoteアカウントでの投稿でしたから、当然ながらPVが全然いかず…

我慢できなくて、自分でツイートしてしまいました…。

「すぐツイートするなら名前変えなくて良かったじゃん」と思われるでしょうが、あの、いまものすごく恥ずかしい思いをしてるので、どうぞご容赦ください…!!

↑授賞式の様子です

と言う訳で、カッコつけたつもりが近年稀に見るダサい顛末となってしまいましたが、小説を書けるようになりたい気持ちは紛れもなく本当です。

これから、ダイヤモンド社さんと打合せを重ねて、皆さまに読んでいただけるに足る小説が書けたらなと思っております。来年の書籍化を目指して、頑張ります。

それでは今後とも、宜しくお願いいたします。


キブシ改め、かっぴー

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