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ベルリン⇔ポルトガル キャンプ旅行(2) 1日目 出発

10時少し前にベルリンを出発した。遅く起きたわけではないし、前日中に荷物はまとめてあったけれど、いろいろ用意をして、荷物を車に詰めたりしてると、大体このぐらいの時間にはなってしまう。そんなものだ。

そして、移動日は走れるところまで行く。キャンプなので、キャンプ場のレセプションが開いている時間までに到着しないといけない。だから、1日あたりそれほどすごい距離は走らない。

その日にどこまで行けるかは、渋滞があるかどうかにも左右されるし、事前には分からない。この日は、最初の国境を超えるか超えないかあたりという目標だった。

結局、夕方まで走って国境は超えると時間的に厳しそうになり、ドイツ国内に留まることにし、キャンプ場を探した。

そして、最初のトラブル…。目星をつけて行ったキャンプ場が、なんと潰れてなくなっていたのだ。看板などもなかったので、潰れていると分かるまで、付近を行ったり来たりして時間をつぶしてしまった。

アーヘン近郊の街。ドイツ国内でも地域によって雰囲気がぐっと変わる。

キャンプ場を探すときは、紙のキャンプ場ガイドブックを見ることが多い。数年前に買ったものでとくに困ったことはなかったが、今回は情報が古かったらしい。今はもちろんネット上にサイトやそれ用のアプリもあるが、田舎を走っているときなどはスマホの回線が通じるとも限らないので、紙版もあると安心だ。

ちなみに今は、EU加盟国のどこかの国で買ったSIMをスマホに入れていたら、別のEU加盟国とほか数か国に行っても条件はそのままで高くなったりせずに電話やインターネットを使える。ただしスイスとイギリスでは高くなるので要注意。とくにスイスは、車でそのまま入国できてしまうので、ローミングを切らないと、後で大変な事になってしまう。

そんなこんなで、結局、ネットで調べて、アーヘン近郊のレートゲンというところにあるキャンプ場に泊まった。キャンプ場に着いた時点で18時半ぐらいにはなっていた。けっこうギリギリだった。

翌朝、夜露に濡れたテントを日の当たるところで倒して、乾かしているところ。小さいテントはこういうことができるのが便利。
やたら小さいキャンピングトレーラーが置いてあった。

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