見出し画像

足助のおばさん in 石川 6

福井へ向かう鈍行の中で、すでに連句の祭典の参加者と一緒になりました。飛行機で参加して小松駅から乗り込んだ皆さんです。私は2011年の京都で開催された国文祭からはほぼ毎年参加しています。昔は、連句のお姉さま方がこのように各地で再会する様子を傍で見ていましたが、気が付くと他の参加者から声を掛けられるようになっていました。

加賀温泉駅に到着すると、すでに待っている人もあり、知り合いはどんどん増えます。皆さんうちそろってお昼を食べに行かれましたが、私は金沢でラーメンを食べてきたので駅の待合室でkindleでダウンロードした「人類堆肥化計画」を読んでいました。

人類堆肥化計画 | 東 千茅 |本 | 通販 | Amazon

↑は紙の本ですが、私が読んでいるのは電子書籍です。

加賀温泉駅は、北陸新幹線が延伸されるのに伴い大改造が行われていたようで、工事中にもかかわらずトイレが広くてきれいでした。

雨の中、西からも東からも参加者が集まり始めました。ころも連句会・桃雅会から見知った顔もたくさん来ました。昨年はバス1台での吟行でしたが、今年は2台。コロナ以前に戻ったかのようです。山中温泉は、芭蕉と曾良が別れたところです。というのは、私にとって後付けの知識で、毎度開催地のスタッフのおかげで芭蕉由来だったり、そうでなくてもニッチな観光地に連れて行ってもらいます。今年の圧巻は全昌寺でした。

全昌寺|【公式】加賀温泉郷 (tabimati.net)

五百羅漢をはじめいくつも見どころがありましたが、茶室の天井に細工が施してあり、我が家の茶の間と似ているなあと思っていたら、壽子さまが「格子天井」というのだと教えてくださいました。

相変わらずお天気が悪くて、いくつか見学できなかったところもありましたが、一同大満足でホテルまで送っていただきました。(続く)(2023年11月7日 記)

(元ブログ いしかわ百万石文化祭 6: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?