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足助のおばさん in Brisbane 16

オーストラリアは、万年水不足の国だそうで、私が到着した日には雨が降っていたんですが、それは実に2カ月ぶりの恵みの雨だったそうです。以下は主にOKCのブリスベン事務所で聞いた話をもとにしていますが、私自身は寮生活でしたので、ほとんど日本と変わらない生活をしていました。
まず、飲用としての水ですが、ミネラルウォーターが500mlから3Lのファミリーサイズまでスーパーで売られていました。水道の水も飲んでも大丈夫だと言われましたが、私はとにかく渡豪したことで体を壊したと言われるのだけは避けたいと、湯ざましにしたものを使ってました。料理する分には全く問題なかったです。
次に、入浴ですが、寮の部屋にはバスタブと言うものがなくて、シャワーオンリーでした。しかも、全豪的に「シャワーは4分」というキャンペーンがはられていたようです。しかし、このシャワーから出てくるのが水からお湯になるまでに3分かかってしまうんですね。滞在中に1度ボイラーのメンテナンスがあって、その後は1分くらいになりましたが、キャンペーンがあろうが無かろうが、日本人の神髄は「もったいない」です。私はこの水がお湯になるまでの時間を使って下着を洗ってました。
ホームステイをしていた学生にとって、1番気になったのは「食器を洗わない」習慣だったようです。これは宗主国であるイギリスでもそうらしいと別のところで聞いた話ですが、洗剤で泡々にした状態でクロスでwipeする、と言うのがあちらのやり方だそうです。最近は食洗機を利用する家庭も増えたそうですが、洗い上がりは日本のものより芳しくないそうです。「でも、それで病気になったり死んだ人はいません」と言うのが事務所の方の説明でしたが、私にはとても耐えられそうにない話でした。
そして、洗濯です。今書いたとおり下着は毎日洗っていましたが、コインランドリーを利用したのは2週間の滞在中3回でしたね。1度はジーパンを洗ったので、乾燥機も使いましたが、後の2回は寮のマイルームで乾かしました。寮の規則で「ベランダで物干しをしてはいけない」ことになってましたので、室内干しでしたが、とにかく空気が乾燥しているので、1日干しておけばだいたい乾きました。
その洗濯機が「からまんぼう」だったんですよ。日本でも1度発売されたことのあるので、ご存知の方、いい歳ですね(笑)。最近は日本でも最新式の洗濯機と言えばドラム式ですが、こんなところでからまんぼうを発見して、その日私は日本の友人にメールしまくりでした。
この「コインランドリーについても、また書きたいと思います。(2009年10月5日 記)

(元ブログ 水事情      (in Australia): Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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