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210130【シュトゥットガルト-マインツ】

ブンデスリーガ20/21 19節@Mercedes-Benz Arena
2-0(0-0,2-0)

(日付の定義付はどうしたものか……)
公式
https://www.bundesliga.com/de/bundesliga/spieltag/2020-2021/19/vfb-stuttgart-vs-1-fsv-mainz-05/liveticker
日本語版公式
https://www.bundesliga.com/jp/bundesliga/matchday/2020-2021/19/vfb-stuttgart-vs-1-fsv-mainz-05/liveticker

リーグ戦 ホームで初勝利

各リーグ、ホームアドバンテージが薄れているなんてデータもあるようだが、サポーターの存在は大きいとして、芝の管理やピッチに至るまでの環境づくりなども含めてホームの戦い方だと思う。古い話にはなるけれども、パスをつなぎたいチームのホームスタジアムのピッチがボコボコでは、ネルシーニョじゃなくても怒るでしょ。
それはそれとして、特別仕様のユニフォームを着用してようやくホーム初勝利。お前にレインボー。

シュトゥットガルト
3-5-1-1
マインツ
3-4-3

近々の試合から中盤の立ち位置を若干調整してきたシュトゥットガルトが、前半のマインツの守備に手を焼きつつもじれずに強みを生かし、90分を通した戦いとしては完勝と言って差し支えないだろう。マインツのカウンターの迫力がもう一段階上であったら、どうなっていたかはわからないが。

このところ異様に警戒されている遠藤航。なので、遠藤の近くに人を置いてパスコースを増やした。かつ、遠藤を経由せずとも、カストロ、マンガラにボールを当てやすくなっていたはずの配置。とはいえ3バック対3トップでは、単純にボールホルダーが圧力を受けやすいので、前半は遠藤が最終ラインに落ちる機会が多かった。ただ、相手のボランチが中盤の2枚をケアすれば、ゴンサレスがスペースを自由に使えるので、1つ2つとパスを飛ばせば、前進自体は比較的容易に。どころか相当効いていたので、ワマンギトゥカと併せて相手に警告を重ねさせたことを踏まえて、前半スコアレスでも上々だったのではないだろうか。

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ソサのクロスを見ているとミキッチを思い出す。質・タイミング、仕掛け方もしくは仕掛けなさ方。ペナ手前へのFKのこぼれ球をフェルスターが拾って開き、lovely crossからカライジッチ。どれだけ消えていたって点を取ればFWの勝ちよ。「SASA AND SOSA COMBINE!」っていう表現はとても気に入ったのでどこかでパクりたい。そして、見事な一人カウンターのワマンギトゥカ。「What a strike!」は予想していたけれど、「SENSATIONAL!」ときましたか。相手シュートをブロックしたこぼれ球を拾って、自陣PAアークからドリブルスタート。中盤でのチェックを外しつつ、ボックス内で冷静に相手をかわしてドッカンですよ。お手上げでしょうね、語尾が変化するくらいには。Jでも齋藤学だか伊東純也だかで見たことある気がする。まぁ見事の一言に尽きる。

マインツとしては途中までの守備は悪くなかったのだけれども、攻撃で迫力を出すことができなかったことが誤算か。相手のウィークである長いハイボールを使うようなことはなく、速攻時の選択は悪くなかったが、ファイナルサードでのボールコントロールに難があった。終盤は個人技に対応できず、縦への突破を許しまくってしまったので、どちらの目から見ても妥当な結果に終わったのかなと。

しかし、400試合出場達成のカストロ含め、ソサやコベルの状態が心配。次の試合に影響が出なければいいのだが……。

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