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210522【シュトゥットガルト-ビーレフェルト】

Bundesliga 20/21 34節@Mercedes-Benz Arena
0-2(0-0,0-2)

公式
日本語版

シュトゥットガルト
3-4-2-1
ビーレフェルト
4-3-3→4-4-2

一応VfBとしても来季のカンファレンスリーグ出場権の可能性があったわけで、残留争いの渦中にいる硬さのあったビーレフェルトに対して、ここ数試合の中では珍しく、前半が良くて後半がなぁなぁだったという、もやっとした終わり方になってしまった。遠藤がいたらどうにかなったのか問われると難しいけれど、劣勢になった時や流れを変える必要があるときに、アクションを起こせる選手が不在だと、いい時はいいままで問題ないが、悪い時も悪いテンポのままで進んでしまうのが悩みどころ。

ただ、残留争いの重みを(外野ながら)わかっている身としては、難しい展開になった1stハーフの内容も十二分に理解ができる。VARによるオフサイド判定でカライジッチのゴールが取り消されていなければ、結果は逆転していた可能性ももちろんあるだろう。

ボランチの3番手、4番手問題は解消される気配はなさそうで、若いとはいえ途中から入ってあのプレーをされてしまうと、アーマダを擁護するのは難しい。推奨はしないけれど、手を使うならもっとはっきりPAの外で止める気でやらないと、ボックスに入られてまだシャツ引っ張っていたら、普通にVARに見られるからね。ポテンシャルはあるから使われるのだろうが、ライプツィヒ戦で退場になったプレーも踏まえると、なんだかなぁって思ってしまう。

奥川の方からしたら、うまくさらってPKをもらえたと。後半4-4-2にしてSHに回ったけれど、立ち位置取ってパスコースを消し続けないといけないインサイドよりも、外の方が攻守でやりやすそうな印象を受けた。

で、2点目の堂安はもう素晴らしいというかWunderbar!って感じ。縦に当ててボックスに進入して受け直してシュートってもうお手本みたいじゃないですか。しかもこの大一番でやってのけるっていうのがまた。ルーキーオブザマンスには度々ノミネートされ、年間でも名前が挙がったのはフロックではない。日本では十分に結果を残していたので「ルーキー感」は全然ないけれどね。

これでブンデスリーガはシーズン終了。あとは2部と入れ替え戦を残すのみ。これからいろいろな人事が発表されていくのだろうけど、シュトゥットガルトとしては引き抜かれを抑えつつ、プラスができるかどうか。来シーズンの目標をどこに置くのかも気にはなる。

ビーレフェルトは当然、奥川・堂安をどうするのか、したいのか。ファンは絶対に残せっていうだろう。

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