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210318【アストンヴィラ-ブライトン】

BARCLAYS FA Women's Super League 20/21 17節@Banks's Stadium
0-2(0-1,0-1)

公式

アストンヴィラ
3-5-2
ブライトン
4-5-1

久しぶりに力量差の拮抗した試合となった上に、前半はどちらも前からのプレッシャーを掛けていて、かつ遊びのパスが少なかったので、ボックス内にボールが入るシーンが多く、とてもエキサイティングなゲームに。特に、初お目見えのエラ・フランクリンは右肩上がりの配置も相まって、可能性を感じるクロスやCK獲得が目立った。ちなみに相手のビルドアップ時に、相手左SBにWBが、SHに右CBがアプローチするくらい右上がり。

並び自体も中盤の三角形の形を変えたり、これまでアンカー役だったエワース(ドイツ語読みだとエヴァーズ?)をリベロで起用したりと、マイナーチェンジを図ったアストンヴィラ。その甲斐あってか、べた引きして前に当てる戦術だけでなく、前からはめて奪おうとする戦いもできた。相手GKでスタートするビルドアップは大抵狙い通りに奪えてシュートまでいったため、前半の途中からつなぎをやめさせたくらいには効果的。

2トップもこの組み合わせだと、スピードとダイナミックさがあるので、プレスを受ける側は嫌だろうし、攻撃時なら、スペースに出せば42分や50分のように抜け出した後の一対一でも勝てるので、前3人の誰かにいったん収まれば、期待は高まる。残念なのは、本日の岩渕が若干精彩を欠いていたことか。

2点差になってからは、攻め焦ってしまったのか途中出場選手との関係か、前にひたすら蹴る流れになってしまった。スタメンの11人の時は、ボランチからトップへ下を通したり、右で人数を掛けてコンビネーションでハイサイドを取ったりもしていたので。あとは、結構な数のCKを得ていたが、キッカー8割とはよく言ったもので、正直あまり可能性は……。

ということで、このメンバーでの試合をまた見てみたいなと思う。それから、フランクリン、推します。

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