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210227【シュトゥットガルト-シャルケ】

Bundesliga 20/21 23節@Mercedes-Benz Arena
5-1(3-1,2-0)

Jリーグが始まって実況担当の頭数が足りないのか、本日のスカパー!は英語実況でした。さすがに日曜にJ2もあるし、ダブルヘッダーとか厳しいもの。

公式
日本語版

シュトゥットガルト
3-4-2-1
シャルケ
4-3-3

航くん大活躍

応援しているチームがたくさん点を取れば、楽しき試合でしたと胸を張って言えるでしょう。ましてやお気に入りの選手が大活躍をしたのであれば。

遠藤航、2得点2アシスト1イエローという結果。このスタメンだと普段はCKの際は後ろ残りなんだけど、今日は何故かゴール前にいた。そしたら、右CKから完璧なハーフボレーを沈めちゃって、左CKからもフリックを今度は左ボレーで沈めちゃって。クレメントにはいい斜めのパスを入れたし、ディダヴィのは若干おまけみたいなものだけど、5点中4点に関与しているわけだから、そりゃ変なテンションで騒ぎたくもなる。これを湘南の選手やアカデミーの子たちが見て、奮起してくれたら面白い。

先述の通り、シュテンツェルやカラソルがいる時は、セットプレー時にもターゲット役として入っていくのだが、マブロパノスありきの際は大抵後ろ。今日もCK時は中に入ったけれど、FK時はこぼれ球ゾーンにいて、2点目を取った直後のFK時には、実況が「遠藤はボックスに入っていかないですね」なんて。

シャルケのCK守備がゾーンだかマンツーだか曖昧だった上に前残りがいなかったので、中の人数を増やしたのかなと。ショートコーナーも多用していたし、念入りに分析して対策を講じたんだろうなっていう想像はつく。

ターニングポイント1-5分の決定機

最初のチャンスはシャルケにあった。アリがゴールエリアの左角でDFをきれいにかわしてシュート。だがしかし、コベルが文字通り体を張ってブロック。先制点がシャルケに入っていたらまた違った流れになっていたかもしれない。

ターニングポイント2-26分、遠藤の2点目

フリックされたボールを見事にボレーで合わせた。ってそこではなく、2失点してしまったことでシャルケの守備陣は完全に集中力が切れてしまった。成績が芳しくないチームにはありがちだし、身に覚えもあるのだが。人はいるけれど、プレッシャーになっていないという言い訳ディフェンスになっていて、この後もあっさりと3点目を献上してしまったし、GKのファインセーブがなければ、もっと早くに試合は決まっていた。

ターニングポイント3-40分、コラシナツのゴール

崩壊すれすれの試合はランガーのおかけでギリギリ踏み止まれていて、コラシナツが1点を返したことで、もう一度ギアを上げることができた。さすがはキャプテン。特に後半はシャルケが押し込む時間が長かったので、次の1点がもし取れていたら……いわゆるたられば。

ターニングポイント4-72分、コベルのPKストップ

説明不要。完璧に読み切った。google先生いわく「コベルがあります」。PK以外でもファインセーブがあり、やはり頼れるGKがいると、チームの指揮はあがるし、相手のメンタルに与える影響は大きい。

ターニングポイント5-88分、ダメ押しのクレメント

ここ最近は途中出場選手がなかなかインパクトを残せていないと思っていたところで、素晴らしいミドルを叩き込んだ。今日は2列目だったけれど、遠藤・マンガラに休養を与えられるくらいの選手が出てきて欲しい。そしてこれでシャルケは完全に沈黙した。

他人事とはいえ、ほんとシャルケ心配になってくる。


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