天然痘のワクチン

コロナウイルスのワクチンが話題になっている。僕の世代でワクチンと言えば、天然痘ワクチンの接種、すなわち種痘である。天然痘は、別名を疱瘡(ほうそう)、痘瘡(とうそう)ともいい、日本でも何度も流行があったが、昭和30年を最後に患者がゼロになった。その後、昭和55年にWHOが根絶宣言を出している。

種痘は、エドワード・ジェンナーが発明した。ジェンナーは昔は子供向けの伝記になっていた。自分の息子に試したというエピソードが有名だが、実際は使用人の子だとウィキペディアに書いてある。

日本で種痘の定期接種が行われたのは、昭和49年生まれの人まで。私も肩に瘢痕(はんこん)という傷跡が残っている。

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