松本清張の小説の舞台13

今回は、光文社文庫の松本清張プレミアム・ミステリー「馬を売る女」に収録されている4作品からである。

「馬を売る女」は、繊維問屋の秘書室に勤める女性が主人公である。舞台は、久我山・井の頭公園・新宿と高井戸間の高速道路の緊急待避帯・両国橋・人形町・秋葉原駅・小岩・皇居前のホテル(パレスホテル?)・相模湖・外苑出口・墨田区・丸の内・青山である。

「式場の微笑」は、文春文庫、宮部みゆき責任編集「松本清張傑作短編コレクション」中巻にも収録されている。都内ホテル・渋谷の旅館が舞台。着付けのアルバイトの女性の視点。

「駆ける男」は、ホテルや旅館の高貴の間から備品を盗む男が主人公である。舞台は、瀬戸内海の名勝亀子町(不明)・北陸地方・東京・銀座である。

「山峡の湯村」は、下呂温泉・小坂・高山・樺原温泉(不明)・人造の仙竜湖(不明)・輪島・岐阜・鐘崎・佐渡・伊豆大仁が舞台である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?