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WEEK32

株式投資(前回の続き)

株式に投資をする前に情報を集めることが大切です。
・市場=今後伸びる市場なのか。
・行動=市場獲得のためにどんな行動(事業・投資)をしているか。
・数学=その行動を数値化した時に伸び代があるの

長期的に上がるという株であれば、短期中的にも上がる確率が高いという小さな指標ができる

小さな指標は全てチャートというものに表されています。

今回やるのは五つの言葉だけです。

EPS=1株当たりの純利益
PER=株価収益率
BPS=1株当たり純資産
PBR=資産対株価の正当性指標
ROE=自己資本利益率

~EPS~

EPS = 純利益/発行済株数
純利益が1000万円
発行済み株式数が10万円株

EPS = 1000万円÷10万株 = 100円
この会社の利益は1株当たりだと100円

ESPはただの割り算なので簡単ですよね。

ですが全て株主に利益をあげる訳にもいかないので、チャートにはEPSと1株配当という項目があるのでこちらを見た方がいいかもしれません。

~PER~

株価は実績も大事ですが、期待値も大切です。PEPは期待値と実績の差を表しています。

EPS = 100円
株価 = 2000円
=PER = 20倍

PER20倍だとしたら、投資した資金の回収に20年かかるということです。
PERが10倍だとしたらこの会社は10年かけて成長するという期待です。

一株利益が上がればPERは下がる→会社が頑張って利益を生んで、もしそれを誰も知らないタイミングだったらお買い得

株価が下がればPERも下がる→利益を一定的に生み続けているのに誰も期待してない会社だったらお買い得。

株価÷EPS = PER
日本の上場企業の場合、PERはだいたい15倍程度が平均
(将来有望な業界などは期待値が入るため高くなる傾向にある)

PER低い:割安
(期待が低い会社か、収益率が高くなった会社)

PER高く:割高
(期待が高い会社か、収益率が低なった会社)

 ~BPS~

BPS = 一株当たりの純資産

例えば純資産が1億円の会社が株を10,000株を発行したら一株当たりの純資産です。この会社が倒産したら投資家が100株持っていたら100万円戻ってくるということです。

これが一株一万円だったら当たり前ですよね。
一株1.5万円だったら0.5万円は期待値です。
ですが、一株5千円だったら安くて買い時ですよね。しかしこれには裏があります。

BPS(一株当たりの資産)が高い = 企業の安定性が高い

一株を少ない資産で支えてる会社は、大規模な天災や景気下落、為替変動によるコスト増大に弱く倒産するリスクが高いです。

もしBPS:150の会社が株価300円の時に会社が倒産すると戻ってくるのは150円なのでこの株価300円に対し150円のリスクがあります。

~PBR~

PBR = 一株当たりの純資産に対しての、株価の正当性を測る指標

純資産100万円で100株発行でBPSが1万円の会社があったとして、これが株価一万円:PBR1倍は定価ですよね。もし株価2万円:PBR2倍は通常です。なぜかというと株価は期待値がのるからです。

定価は市場にはあまりないです。

もし株価5千円:PBR0.5倍だったら買い時ですよね。

しかしこれにもパターンがあります。

スクリーンショット 2020-12-01 23.06.54

パターン1は株価が下がり続けるパターンで、パターン2は株価が下がっても途中から上がるパターンです。

注意するべきはパターン1です。

~ROE~

ROE = 投資家からの投資をどれだけ効率良く利益にしたか、お金の使い方がどれだけ上手いか見分ける指標

純利益2億円の会社が株主投資を10億円受けていたら
ROEは20%です。

ROE = 当期純利益 / 株主資本金×100


五つの指標をやりましたが、これだけ見ても黒字倒産などのリスクがあるので企業のキャッシュフローを見ることをおすすめします。

儲かる会社を見つけるより、まずは現状リスクがないかを見つけることが大切です。

最後まで見ていただきありがとうございました。



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