塩顔エレジー
(この記事は著者(塩顔)の偏見に基づく内容につき、一切のクレーム・批判・反論等受け付けませんのでご了承下さい)
先日、いつものようにTwitterサーフィンをしていたら、敬愛するHDR氏のこんなツイートを発見した。
婚活女子が定義する"普通の男性"が物議!!
正直この手のネタは、
男性「マジ女って高望みし過ぎ!こんな事言ってっから結婚出来ねーんだよ!!」とか、
女性「こんなテレビにマジになっちゃってどうするのw」
と、お手軽に男女間の対立を煽ってツイートのネタになる事が目的なので、僕自身も、
「こんな男超ハイスペックやんけ!!まあワイは全然当て嵌まらないけどな!!底スペック万歳!!」
と、いっちょかみでリツイートし、まんまとメディアの策略に乗っかってしまった訳である。
しかし、ここで僕の天邪鬼センサーに引っ掛かった内容があった。
「星野源さんのイメージ」
↑ここ!ここ重要!!
星野源と言えば音楽活動や俳優、執筆等マルチな才能を遺憾無く発揮し続ける現代におけるスーパーエンターテイナーである。
ガッキーの相手役でドラマに出れば、自身が歌う主題歌が大ヒット。
コロナ自粛の折には「うちで踊ろう」と、自作の曲でコラボを呼びかけ、その波は時の総理大臣も乗っかる程のトレンドとなる。
そんな彼が普通である筈はこれっぽっちも無いのだが、そんな事は百も承知。この番組で僕が引っかかった点は、
彼の容姿
についてである。
星野源の容姿、特段目立つパーツが無く、しかし全体は整っているという塩顔男子の代表の様な顔である。この番組は、あろう事か
星野源=普通の顔
と定義しやがったのである!!
「ふ、ふふふふふ普通?」
心の中のサンドウィッチマンが「ちょっと何言ってるかわからない」と呟いた。
これは明らかに塩顔男子に対する宣戦布告である。
メディアは過去にも、幾度と無く
「今、塩顔男子がブーム!!」
と、塩顔男子を持ち上げようとした事がある。
ただ、ここで良く考えてみよう。
ブームになるという事は、普段は「脚光を浴びていない日陰者の存在」という事の裏返し。
いくら一時的に塩顔男子が持て囃されようとも、世間のイケメンスタンダードは
「ソース顔」&「醤油顔」
であり、目鼻立ちがくっきりした外人顔負けの男前であり、ジャニーズ系に代表される整った二枚目イケメンなのである。
塩顔男子に対して
・草食動物に例えられる
・似顔絵で、目を一本線で描かれる
・「短歌とか詠んでそう」「日本史の教科書に載ってそう」とか言われる
等の、塩顔が故の「マイナー・変わり種扱い」にも歯を食いしばって耐えてきたが、いよいよもって今回の仕打ちである。
「普通の基準」になってしまった時点で、それは塩顔が復権する可能性が
限りなくゼロになった
事を意味するのである。
これは紛い無く塩顔に対する人権剥奪に等しい由々しき問題であり、機動戦士ガンダムにおける、地球連邦政府のスペースノイドに対する差別・抑圧と同義であり、全塩顔民は手に武器を取って断固闘うべき自体なのである。
立てよ塩顔!!
ジーク、塩顔!!
(星野源あまり関係ないやんけ…)