食べて、歩いて、食べて
食いしん坊なので、大抵いつも行き先で何を食べるか考えている。
店舗オープンの設営でなかなか体力的にタフな仕事の場合も、ご当地グルメを食べれば疲れもなんのその。店舗廻りは、デパ地下でサクッとお菓子やパンを買うというタスクをプラスしてしまえば楽しいものだ。
海外では、何しろボリュームがあるので如何に食べたい物を網羅するか悩ましい。
フランス出張が決まり、パリでは、バスティーユ、マレ地区、パレ ロワイヤル、サン ジェルマン デプレが行動エリアとなる。ガイドブックや地図からまずホテルやリサーチ先の周辺を調べ、料理研究家や長年バイヤーでパリに通っていた友人にもヒヤリングをした。
メインのバイイング業務は、パリからTGVで移動した北部で、アトリエとホテルにずっと居たのでケータリングのビュッフェで、毎日いろいろなパン、チーズが食べれて楽しかった。
乳製品は牛の種類が違うから味も違うんだよ、と以前チーズの資格をもつ料理研究家の友人が以前教えてくれた。だから日本で同じ味を求めても難しいのね。
なるべく小さくカットしていろいろチャレンジしたが、パウンドケーキは薄いスライスではダメでした、厚さ大切。笑
パリに帰った翌朝はマレ地区の1927年創業の素敵なカフェ、CARETTEのブランチセットに。
パリらしい、公園を四角に囲む古い建物の一角で1927年創業のクラシックなお店。
ブランチセットはフレッシュジュース、カフェオレ、スクランブルエッグ、トーストにさらにクロワッサンなどの甘いパンが別で選べる。試しにレモンジュースにしてみたら、さすがに半量でした。酸っぱくて沢山は飲めませんね。レモンジュースって、フランスでポピュラーなのかしら?
食べてから気がついたのが、今日のランチはFACHONで軽いコースだった!デザートはなんとしても食べたい!という訳で、とにかく歩いて歩いて、どうかお腹が減ってくれー!と願いエネルギー消費。
前菜、メイン、デザートのランチにして、メインはスズキのポワレにした。
ケーキはやはり別腹でした。ミルフィーユも美味しそうだったなあ…。
午後も店舗周りでパリを歩き廻り、途中ボンルシェから歩ける!と美味しいパンを求めて Poilaneへ。
林檎のパンは、生地と林檎の甘さのバランスも絶妙で美味しかった〜。ハード系パンが美味しいと聞いていたので、ドライフルーツ入りのどっしり系パンも購入。しっかり小麦粉を使い、中のフルーツもたっぷりなので、とにかく重くてビックリ。気がついたら紙袋が破けてた!知らない間に落としてなくて良かった。
パンといえば、バスティーユ広場からすぐのBlé Sucré (ブレ・シュクレ)。小さいお店は、地元の人で賑わっていて、これは間違いないんだろなと思ったけれど、パン オ ショコラが本当に美味しかった。
タルトもカヌレも、食べてみたかったなあ。
そしてフランスといえばな、エスカルゴやタルタルもブラッスリーでいただきました。美味しい料理にワインが進みます。
付け合わせのポテトが美味しくて!
あまりに美味しかったので、フレンチフライってフランスのということ?と調べたら、「細く切ったと」いう意味でした。全然違った…。
翌朝、日曜日だったのでマルシェを覗いてみた。
チーズ、お花、魚介、日用品まで、いろいろある中からプロバンスのハーブミックスを購入。スーパーよりも、香り、鮮度が良くお手頃だった。試食をさせてもらい、美味しくてカルパドス入り林檎風味のキャラメルも追加購入。
CARETTE、お茶でも訪問。
写真はPARIS CARETTEという名のついた、パリブレストみたいなケーキと、モンブラン。
マカロンは1個購入の場合も可愛い赤い箱に入れてくれるから、お土産にもオススメ。
こちらも、サイズ大きめでした。ピスタチオ、フランボア、バニラ、ショコラなどカラフルで、可愛いくて選ぶのが楽しい!
バタバタとホテルに戻り、昼すぎにパッキングを終え、街ゆく人を見ながらカフェでホッと一息。
あー、もっとブラッスリー行きたかったなあ、パリブレストやミルフィーユ食べたかったなあと思いながら、リベンジを心に誓ったのでした。
花の都パリ、また来ます!
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