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FIRE実現の妄想(2024年6月,#1)

私は就職氷河期世代の億り人です。FIREを目指して出口戦略を検討しています。まずは初回の検討として論点出しをします。


FIREの種類

FIREには種類があると知ってましたか?
残念ながら私は知りませんでした。

FIREとはそもそも、Financial Independence, Retire Early movement の頭文字をとった略語です。

意味するところは経済的な自立と早期引退を達成することです。

これらにはいくつか種類があり、就労を全く行なわず資産からの収入で過ごすのですが、ファットFIREは節約をすることなく自由な生活を謳歌するスタイル。節約をして生活費を抑えつつ生活するリーンFIREです。

いずれも就労をしない点で共通しており、働きたくない人向けです。ただし、現実問題そのような生活を実現するのは難しく(生活資金の25倍必要と言われている)、独身程、実現可能性が高く、扶養家族数が増加する程、実現可能性は低くなるでしょう。

サイドFIRE・バリスタFIRE或いはセミリタイヤ

ここで私は仕事をしながら半引退生活を送るサイドFIREとバリスタFIREについて触れます。

ますサイドFIREとは、生活費の一部を副業や就労から得て、残りを運用収益から得るというスタイル。バリスタFIREは就労の定義が正式な就業ではなく、パートタイムでの収入とされているようです。

今の日本に当てはめれば、厚生年金保険に加入しながらFIREするのがサイドFIREで、国民年金保険に加入するレベルがバリスタFIREといったところでしょうか。いずれにしても就労をするわけですからサイドFIRE類という分類と考えて問題なさそうです。

ここで注意点を2点ほど

①昨今の公的年金改革でパートタイムであっても厚生年金保険の被保険者となるゾーンが拡大しておりこの理解もフィットしなくなるでしょう。

②昨今、副業のハードルが下がっています。XなどのSNSで収益を得ることもできますし、クリエイター能力が高ければLINEスタンプやYouTubeで収益を得ることもできるかもしれません。
蛇足ですが、AI画像生成、動画生成の発展により収益化の道が広がっている気もします。

セミリタイヤは昔からある概念ですが、基本的にはサイドFIRE類と捉えてよいでしょう。

目指すべきはサイドFIRE、いずれはファットFIRE

私の進むべき道が見えてきました。ファットFIREは理想ではあるものの、実現難易度が極めて高そうです。
家族と就学中の子供を抱える状況であり、猶更実現可能性は低いでしょう。
そこで、サイドFIREを目指すことにします。そのうえで、生活費の見込みと資産残高をみてファットFIREに切り替えます。これを基本戦略とします。

FIREの実現方法

支出面

まず、支出面ですが、これは当面見直す気持ちはありません。もともと浪費型の生活はしていないつもりであり、マネーフォワードMEで日々の出費を管理する生活を何年も続けていますので、扶養家族が減る計算めどが立つかが最大のポイントでしょう。そのうえで巷に転がっているライフプランシミュレーションを活用して支出見通しを立てます。

浪費型の生活はしていないと書きましたが、他の人から見れば浪費じゃん!という生活を全くしていないかといわれると、完全否定できませんが。

あと、気になるのは住宅ローンの取り扱いです。住宅ローンが数千万円残っています。これを一括返済するのか、運用収益で利率を上回るように設定するのかという方針の決定が必要になります。いったんは返済金額を支出見込みに含める形とします。

収入面

これが最大のポイントです。家庭の資産残高は現在1億5千万円を超えていますが、これを取り崩して生活できるのか?という点ですね。

今の生活水準を維持するため、月50万円ずつ取り崩していくとすれば、300か月しか生活できません。年数にして25年。40代の私が同世代がまだ働いているかもしれない60代半ばで生活困窮で死亡というのは、あまりにも悲しいです。

60歳から厚生年金を前倒しでもらうことも含め考える必要がありますね。

【要確認】厚生年金保険受け取り額のシミュレーション

これが課題の1つとなりました。

住宅ローンは支出面で書いたとおり、返済額を毎月の支出額に加えて計算します。

続きは次回で

次回があるかわかりませんが、こうして一つずつ整理していくことは重要だと考えています。

次回は就労をどうするかという点と、資産運用の中身をどうするのか、配当重視にするのかどうかという観点で検討を進める予定です。

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