見出し画像

「Bad Buddy」とZeroWaste

タイ沼に浸りすぎて、時間があればタイドラマを観ているricazouです。このドラマは近々行われる日本でのFanMeetingと素敵なOSTに惹かれて観始めました。

そのドラマの中にZERO WASTEが出てきました。
私はZERO WASTEを意識して生活しているので、ここから一気に興味もって観られました。
そこで出てきた台詞が良かったので、それもシェアしたくてこの記事を書きました。

※ZERO WASTEに関しての内容はネタバレ含みます。
 未視聴の方はお気を付けください。

タイBL「BadBuddy」

1 座間で開催予定のFanMeeting

コロナに対する恐怖感が薄れてきた昨年2022年あたりから、タイの俳優さんたちが日本にFanMeetingで来ることが増えました。
このドラマ主演のOHM NANON (オーム&ナノン以後オムナノ)のファンミ「OHM NANON 1ST FAN MEETING IN JAPAN」は会場が座間?!

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2341664

うちの近くにタイの俳優さんが来るなんて、それだけでウキウキです!

2 ドラマを最後まで観たら泣けるOST

そんなときにタイソングのおすすめで出てきたOST「OUR SONG」に惚れ、ドラマの最初と最後ではこの曲のとらえ方が違うと聞いて、これは観なければ!とドラマを一気観しました。

最初はこの関係「JustFriend?」

最後は「OurSong」
ドラマのオープニングソングとして使われていたのこの曲。
ずっと歌詞なしでシンセサイザーのメロディだけでした。
聴きなれたメロディに最後歌詞がついて、主演の想いを歌い上げられた時には涙しかありません・・・

どちらも主演の一人NANON(ナノン)が歌っています。
ギターも歌も上手いんですよ。
主演がその思いを歌ったら泣けるに決まっています。

3 犬猿の仲の幼馴染

あらすじ
パーン(ナノン)とパット(オーム)の父親たちは何かにつけてお互いに競い合ってきた。 子供たちがまだ幼いころから何かにつけてお互いを出し抜こうとする激しいライバル意識。そんな両親の影響を受け、パーンとパットも勉強や課外活動において相手を意識しながら戦ってきたが、そんな生活に疲れてしまった 2人はついに仲良くなることを決意する。しかし、父親たちの手前自分たちの友情は隠さなければならず…。
~ウィキペディアより~

https://ja.wikipedia.org/wiki/Bad_Buddy_series

4 大学のボランティア活動

大学が舞台のタイドラマの中で、よく学部主催のボランティア合宿が出てきます。
タイの大学ではよくあることなんでしょうか。

「BadBuddy」の中では、EP6でパーンの属する建築学部主催で学部生たちとボランティア合宿に行きます。

リゾート感覚のボランティア合宿

行き先は海辺の葉っぱ村。(ドラマ内のフィクション設定のようです)
「葉っぱ村という名前は自然に優しいことを表している」
と話す、案内役のトンおじさん。

トンおじさん ~GMMTV YouTubeより~

5 ZERO WASTEの村

「ようこそ廃棄ゼロの村へ」とある葉っぱ村。
参加者は2日間のボランティア活動でゴミを削減する方法を学びます。

タイ語初心者にはフォントが違うと解読難しい・・・
ZERO WASTEは世界共通

6 おじさんがZERO WASTEの活動を続ける理由

EP11でもう一度葉っぱ村を訪れるパットとパーン。
前回は学部の友達と大勢で来ましたが、今回は2人で。
そこでの最後の夜、トンおじさんと一緒に海辺のバーでお酒を飲みます。

そこでお酒を作るときにおもむろにタンブラーを取り出すトンおじさん。

結構大きいサイズのタンブラー。

それを見た2人は、トンおじさんに質問しZERO WASTEの活動について質問を始めます。
活動を始めてもう何年もたつというトンおじさんに、

パーン:疲れない?

トン:そりゃ疲れるさ。
   でもやらずにはいられない。

   例えば今は大勢がデリバリーを使う。
   それでタピオカティーを頼んだとしたら、
   お茶とタピオカと牛乳がそれぞれ個別の袋に入ってて、
   さらに全体が大袋に入って届く。
   100人が注文したらビーチが袋だらけになる。

パーン:やめたくならない?

パット:そうですよ。
    必死でやってもみんな無関心だ。
    1人じゃ世界は変えられない。

本当、その通りだな、と思います。

パットとパーンも、自分たちを取り巻く環境を変えようとしたけど変えられず追い詰められていたので、トンおじさんのやっていることが自分たちと同じように見えたんだろうなと思います。

7 おじさんの最後の言葉

サヨナラの時にワイ(タイの挨拶)をする3人

トン:なぜやめないかと聞いたよな?
   この活動で世界は変わらないかもしれん。
   でも、世界に対する俺の姿勢は変わる。
   確かに1人じゃ世界は変えられないが、
   知っておいてくれ。
   世界だって俺を変えられないんだ。

ZERO WASTEの活動の中に二人の問題の答えも見えた旅の終わり

この台詞で2人はその後の生き方を変えます・・・

その後、一つの決意をしてお互いの家の前に立つ二人。

8 結局すべてはそれに尽きる

しつこいけれど、トンおじさんの台詞を繰り返します。

この活動で世界は変わらないかもしれん。   
でも、世界に対する俺の姿勢は変わる。   
確かに1人じゃ世界は変えられないが、   
知っておいてくれ。   
世界だって俺を変えられないんだ。

ドラマの内容だけでなく、全ての活動はこれに尽きる!
ZERO WASTEの活動って、やっている横でゴミを大量に捨てる人がいて心折れそうになりますが、確かにその通り。
それ以外の活動も、自分一人で頑張って何やってるんだろ?と思うことがありますが、こう言われると、なんだか背中を押された気分でした。

このドラマの中で私が一番刺さった台詞でした。

こういう脇役の悟ったような台詞好きです。

ドラマの内容紹介より、トンおじさんの台詞紹介でした。
台詞が響くドラマは中毒性あります。

9 脚本家の実力にハマる

ちなみに、この脚本を書いたのは
Pratchaya Thavornthummarut
Bee Pongsate Lucksameepong
の二人。
私がリアタイしていて激推しの「MySchoolPresident」の脚本家さん達!

脚本家にハマったらドラマ沼から抜け出せない予感しかありません・・・

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?