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2021年の現場

もう1月も終わっちゃいますが2021年に見た演劇、ライブなどを総括します。


EPOCH MAN「夢ぞろぞろ」

2020年にYouTubeにアップされていた初演を見たので、作品自体を見るのは2度目。現場は初。生で見る夢子さんのかわいさたるや。磯村くんの一人芝居のところがめちゃくちゃ好きです。ほんの数分だけど。よれよれになった夏目くんも、はつらつとしている磯村くんも、絶対に田中穂先さんにしかできないな。夏目くんは自分自身の歳も近いので共感する。一緒に幸せになろうな、人生。


GANMI THANK YOU TOUR 名古屋公演

GANMI好きなって初の生ワンマン。眼前で踊る推しがあまりにも素敵すぎて強すぎて、帰り道は壊れたように推しの名前を呟いていた。ごめん友人。感想は別記事に。


柿喰う客「滅多滅多」

初・柿喰う客。映像では何作品か観ていて、実際に行ってみたいな〜とおもっていたところでこの公演。最高だった〜!序盤は怒涛の台詞の波に飲まれて何を言っているかわからないくらいだったんだけど、だんだん引き込まれ巻き込まれ置いていかれる。照明も絶えずうねうねとかわっていって、下記の流動的な感じにぴったりで。沖育美さんのメガネショタがかわいかった、と当時のメモには書いてありました。あと大村わたるさんはずるいと思いました。


GANMI THANK YOU TOUR 東京公演

GANMIちゃんに会うためにはもっと強くいなくてはいけない、と決意し挑んだ東京公演。とにかくホームだけあって熱気がすごかった。感想は上記同様に別記事。


劇団時間制作プロデュース「まぐろ」

公演延期になったことでタイミングが合い行けることになった作品。いい作品だった。田名瀬さんの台詞のニュアンス・言い回しがすごく好きだなと思った。谷さんが書く人間、リアリティないようでリアリティあって好き。田名瀬さんの演技によってウェットに滲み出てくる感じがよかった。


Katsina Session 甲府公演

なんで今までカチナのライブいかなかったんだろう。めちゃくちゃ後悔するくらいにめちゃくちゃよかった。やっぱりその場で生まれるグルーヴってほんとうに楽しい。樫倉さんのスネアが大好きすぎたのと、ほか3人は打ち合わせ済の曲に即興で混じっていく伊澤一葉さんがかっこよくて惚れ直しました。オリンピック始まってたの笑った。


EPOCH MAN「オーレリアンの兄妹」

劇場に入った時から舞台セットに圧倒され、そこに加えて音楽も。空間演出が最高だった。ギミックも。そんなおとぎ話のような舞台の上で、ほんとうに苦しくて悲しくて辛いお話が繰り出されるなんてな!妹が父や母となり、兄を追い詰めていくシーンがものすごかった。放心状態のラストシーンから、カーテンコールの小沢さんが急に可愛くて感情の行き場が不明でした。岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートだそうで、おめでとうございます。


Kastina Session Blue Note TOKYO公演(1st)

ブルーノートに呑まれている4人。かなり緊張してるな〜って感じでした。楽しかったけど。2ndはもうちょっと自由にやれたんだろうか。


ナイロン100℃「イモンドの勝負」

すっっっっごい久々のナイロンでした。山内さんの役が例の良い探偵で、出てきた瞬間にすべて察して心の中で膝から崩れ落ちました。相変わらず意味はわかんなかったですが、全然意味わかんねーなと思いながら見る作品も久々だったので面白かったです。


伊澤一葉「アリアドネの音階」 牛窓公演

1月のソロ公演に行けなくて(感染者が多くてチケット取っていたけど諦めたので)すっごい久々の伊澤さんソロ。会いて〜!聴きて〜!と思ってついうっかり岡山までいっちまいました。良い会場だったし翌日ちょっとだけ観光したけど牛窓もいいところだった。最後の曲は事変の曲なのだけど、どうしても大好きなワンフレーズがあって。このために聴きにきた!って感じでした。よかった〜。


2021年はなんと現場でいうと10公演しかいきませんでした。すごいね。そんなに行かないもんかね?世情もありプライベートの事情もありなかなか行けなかったし、いろんなことへの興味や好きという気持ちが薄れていた1年だったのかもしれないです。

演劇で見た作品は「命って……」となる作品が多かったように思います。時節柄なのか、たまたまかは分かりませんが。自分としては好きな作品ばかりだったので、1公演あたりの満足度はかなり高かったです。念願の柿デビューもできました。2022年はもう少し観たいです。

GANMIのライブはツアー2公演ですね。ほか全部スルーしててごめんなさい。推しを追いかけるという精神的キャパがなかった。2月のライブも行きます。

音楽のライブは伊澤さんの出演するライブしか行っていないし伊澤さん出ててもハイエイタスは行ってないし、今後私がロンドンに移住しない限りは多分今後しばらくはこんな感じなんだろうなと思います。現段階はそれで満足しています。カロリー高くてフォローしきれないというのもあります。新しい音楽に対する興味はかなり薄くて、新作の音楽はUKのジャズを聴くことがほとんどになってしまいました。よくない傾向です。

2022年は1月終了の本日時点でライブ2本と演劇1回なのでもう3分の1は達成したことになります。2月も5本ある。さすがに10公演以上は遊びに行きたいな。健康に気をつけて今年も楽しくお現場生活をしてゆきましょう、えいえいお〜〜。

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