Switchのポータブルディスプレイ環境を最もコンパクトに構築【ドック不要】
自己紹介と執筆のきっかけ
初めまして。スマブラでリンク・リヒター使いの@NOOV(ぬーぶ)と申します。最近はオフライン環境にも適応したいなと思い、小規模なオフ会に行くようになりました。
そういったオフ会では各々がSwitchやモニター等の機材を持ち寄る形で成り立つことも多いです。ですが、コントローラーを持ち歩くだけでもカバンの中がかさばるのに、その他の機材を持ち歩くと本当にゴチャゴチャになって大変なんです。
そんな中、自分は仕事がIT関係(機器やケーブルをいっぱい持ち歩く!)ということもあり、スマブラの腕は全一とは程遠くても、Switchのプレイ環境を最も合理化することに関しては全一になれるのでは?と思い立って本記事を執筆しました。機材を運ぶのに苦労しているスマ勢に届いたら幸いです。
家にゲーム用のテレビがなくて困っている人にも役立つかもしれません。
どれくらいコンパクトになるのか
結論から載せましょう。ドン!
どうでしょう?なかなかコンパクトではないでしょうか?モニター + ポーチ×2に全てをおさめており、カバンの中がゴチャゴチャせずにすみます。
*iPhoneは大きさの比較用に置いてます。
この中には
- Swich本体
- 17.3インチ ポータブルディスプレイ
- モバイルスピーカー
- 電源アダプタ
- TypeCケーブル2本
- USBハブ
- プロコン
が全て収納されています。特徴としては、大きくてかさばるドックや、太くて収納しにくいHDMIケーブルが不要です。自分はGCコンユーザーではないのでタップを持っていませんが、仮にタップを追加してもなかなかのコンパクトさだと思います。
使用するコンセントも一口だけです。コンパクトの美学を徹底追求していますので、「機材は無理やりコンパクトにしたけど必要な電源の数がめっぽう増える」といったことはございません。
スタバの窓際テーブルや自動車のシガーソケットでも、17.3インチの大型ディスプレイでSwtichをプレイできちゃいます。(スタバで本当にやってる人いたらヤバいな...)
3円サイズのコンビニ袋にもギリおさまった。笑
機器の詳細とAmazonリンク
必要な機器の詳細と、Amazonのリンクを貼っていきます。
まずはモニターから。
cocopar 17.3インチ モバイルモニター
モニターですが、自分は「PD対応」「15インチ以上」「キックスタンド型」「金属ボディ」を必須条件として検討し、最終的にこのCocopar 17.3inch モデルを選びました。基本的には「60FPS」「PD対応」「TypeCポートx2」「OTG(MicroUSB)ポート」を満たしていればモニターは好きなものを選んで良いです。下の写真のようなカバースタンド型でもよければ1万円台前半のモニターもあります(見た目を好きになれずに自分は避けましたが)。画面のインチ数よりもコンパクトさを重視したい方は13インチでもいいでしょう。
↑カバースタンド型はこういうデザインです。角度調整がしづらいのと、見た目が安っぽくなってしまうというデメリットがある一方で、ケースが不要になるのが良いですよね。
ちなみにスマブラは60 FPSしか出ませんので、高価なゲーミングモニターは不要です。
Switch専用収納ポーチ
続いて、Switch本体と周辺機器が入ったポーチと中身を紹介していきます。
スイッチ専用収納ポーチ: Amazonはこちら
Switch本体専用の収納ケースです。本体と周辺機器を収納できます。反対側は本来JoyConを収納するために設計されたようですが、ケーブル類を収納するのにジャストフィットしました。
TypeC 電源アダプター(60W以上推奨)+ TypeC給電ケーブル
TypeC電源アダプタ: Amazonはこちら
TypeC給電ケーブル: Amazonはこちら
モニターとSwitchに給電するためのアダプタとケーブルです。これらはSwitch純正でも構わないのですが、ポーチに収納するためには別途購入をオススメします。「ケーブルと分離できる」「アダプタ部分のサイズが二回り小さい」というメリットがあります。アダプタは60W以上のものを購入しておくと安心です。TypeCケーブルは使用環境の長さに合わせて購入しましょう。
超小型スピーカー
ミニポータブルスピーカー: Amazonはこちら
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モニターにはスピーカーは内臓されていますが、音圧が低く、複数人がワイワイしているようなオフの会場ではゲーム音が全く聞こえなくなります。スマブラのような対戦型のゲームを楽しむにはスピーカーは必須と言っては過言ではありません。このスピーカーは超小型+有線接続+バッテリー式という機能を持っており、まさに理想のSwitchのポータブルプレイ環境構築にうってつけです。
参考までにどれくらい音圧に差があるかという例を動画で載せてみました。静かな自宅で撮影したのですが、これだけでも大きな差があることがわかります。
スピーカーなし(モニター内蔵スピーカー使用)
外部スピーカー使用
オーディオ延長ケーブルは、モニター接続時にスピーカーを隣のポートと干渉させないために必要です。また、スピーカーは机の上に置いた方が音はよくなるのでケーブルの同時購入は強くオススメします。
ちなみに、SwitchからBluetoothトランスミッターを経由し、Bluetoothスピーカーで音を出力するという方式も試したのですが、音が微妙に遅延するためスマブラのような対戦ゲームには不向きでした。(RPG等の音にリアルタイム性が必要ないゲームなら遅延は全く気にならないと思います。)
TypeC(3.1 Gen2 PD対応) 映像転送ケーブル 20cm
写真のようにSwitchとモニターを接続するために使用します。長さは不要なのでコンパクト性を重視して20cmのケーブルがオススメです。PD(PowewDelivery)と映像転送に対応したケーブルを絶対に選んでください。そうすることで、Switchとの接続にHDMIを使わずTypeC一本で済ませられます。(逆にこの条件を満たさないと何も画面に映せません)
USBハブ + OTG変換アダプタ
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プロコンをSwitchに新規登録するための接続や、CGコンタップの接続のために使用します。Switch本体のポートはモニターとの接続に使用しまっているため、USBハブをモニターのOTGポートに接続します。なお、接続済みのプロコンで一人プレイするのであればこれらは不要です。
USBハブは何でもいいです。Switchが将来的にUSB3.0に対応予定なので、3.0対応のものを選んでおくと幸せになれるのかもしれません。自分はささやかなこだわりとして、ケーブルの部分が裏側に美しく収納できるエレコムのモデルをチョイスしました。この先端にOTG変換アダプタを噛ませてモニターに接続しています。
コントローラー収納ポーチ + プロコン
プロコンは消耗が早くデリケートなので念のために使ってます。ダメージを気にしない人はそのままカバンに放り込んでも問題ないかとは思います。
設営方法
機器の設営は非常に簡単です。順を追って説明します。
①電源の接続
コンセントにTypeC電源アダプタを挿し、給電用のTypeCケーブルでモニターと接続します。特に細かい説明不要ですね。写真のピンボケはご愛嬌。
②Switchとモニターの接続
給電と映像入出力を同時に行えるTypeCの素晴らしさに感謝しながらSwitchとモニターをケーブルで接続します。この時点でモニターにSwitchの映像が出力されるはずです。
③スピーカーとUSBハブの接続
モニターのそれぞれのポートにスピーカーとUSBハブを接続します。それだけです。小型スピーカーのバッテリーは体感で5時間くらいしか持たないので充電は満タンにしておきましょう。充電切れになってもMicroUSBケーブルが1本あればUSBハブの余ったポートから給電しながら音を出力できます。(なのでハブは4ポートがオススメ)
Amazonリンクまとめ
最後に機器リストとAmazonへのリンクをまとめて載せておきます。
- cocopar 17.3インチ モバイルモニター: Amazon
- Switch専用収納ポーチ: Amazon
- TypeC電源アダプタ: Amazon
- TypeC 給電ケーブル: Amazon
- ミニポータブルスピーカー: Amazon
- オーディオ延長ケーブル: Amazon
- USBハブ: Amazon
- OTG変換アダプタ: Amazonはこちら
- コントローラー収納ポーチ: Amazon
快適なスマブラライフを!
いかがでしょう?ここに書いた機器を購入してつなげるだけで、快適なスマブラのオフ環境が構築できちゃいます。PKファイヤーでダメージ稼いで後ろ投げバーストするだけのネスよりも簡単ですね。
いや、すみません、さっきネスにボコされただけです。ネス使いに対する悪意はありません。
質問等ありましたらTwitterにメッセージ送ってください。あと、フォローしてもらえたらスマ勢は100%フォロバします。