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「Siip」さんのMVを見て改めて感じたこと

みなさん、こんにちは、こんばんは。
もしくはおはようございます!

最近急に寒くなってきましたね。
昼間は暑いのに夜は寒い、みたいな日があったりすると体温調節難しいですよね
風邪は引かないようにがんばりたい。

っていう話はここまでにして、

最近ひっっさしぶりにSiipさんのMVを見返してみたら、いろいろ感じたり気付いたりしたことがあったので

今日はそれらについてポツポツと書けたらいいなと思っておりやす。


☆Cuz I

このMVでは、出てくる羊の身体がミルクになっていたり、人間がミルクを飲んでいたりと

パッと見たところミルクにフォーカスが当たっているんだなと感じたんだけど

そもそも、私、羊にミルクのイメージがなくて
調べてみたんですよ

そしたら、羊乳は世界的には古くから貴重なタンパク源として利用されていて、牛乳よりも栄養価が高いことから美容にもいいと言われているそうで

そして羊乳が初めて出てくるシーンの歌詞がこちら

満ちれば吸われる運び
単純に遣る瀬無い
蜜を吸いすぎたね空っぽよ
やっぱ 君は嫌い

あーなるほどリンクしてるなと

こう、消費されるのって、世の中には沢山あるじゃないですか
食べ物とか飲み物とかは1番わかりやすい例だけれども、エンタメとか、楽曲とかも同じだと思っていて

それをこのMVでは羊乳に投影してるんだろうなぁって感じたと共に、その演出を考えだしたSiipさんが相変わらずエグい(褒め言葉)

☆2

このMVで印象的なのは"青白い炎"で

青白い炎が何箇所もあがっている街並みを高い所から見下ろすSiipさん

という絵が何度も出てくるのだけど

ラストもこの場面で終わっているということは、絶対に何か伝えたいんだなと思って、
こちらも青白い炎に意味があるはず!と思い調べてみると

ありました!それも聖書に!!

それは旧約聖書内の「ホセア書」に書かれている内容らしく
簡単にまとめてみると

ゴメルという女性はホセアという男と結婚したが、彼女が他の男と浮気してしまった。
それを知ったホセアは、心がずたずたに引き裂かれ、嫉妬に荒れくるうようになった。
そうしたら、愛の赤い炎が嫉妬の青い炎に変わってしまった。

というお話で。

この話に則ると純粋な愛が歪んでしまったものを青という炎の変化で表していることになってると考えられ

それに加えて、この「2」という楽曲も
純粋なピュアなものではなく、そこから変化した歪な、歪んだものを唄っていると個人的に思っていて

特にこの歌詞たち

自分を知る
濁りが目立つ
掻き混ぜてみるが
綺麗ではない

愛を知り 悲しむんでしょう
どうしてこんなに苦しいのと

Siipさんは楽曲の世界観的に、この世界の創造主のような存在だから

自分が創った世界で生まれる濁った感情をどこか諦念しながら傍観しているような

でもその感情は自分も例外ではなく

世界に存在している限り生まれ続ける濁った感情・愛情について綴っているのだろうなと

少しだけ理解できたような気がしました。


Siipさんについては、ノアに関してもいろいろ書きたいんだけど、ノアの感想をまとめたnoteででも書こっかな

でも書くかなぁ笑

いや、時間かかってもいいから書きたい

なんて思ってるので、
その時がきたらまた読んでくださると嬉しいです

ではでは!!(╹◡╹)♡



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