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意外と大事な諦める力。

初めまして。
株式会社PLAN-Bの逢阪倫充(おおさかのりあつ)と申します。
現在2年目で、現在は弊社SEOツール【SEARCH WRITE】というプロダクトのインサイドセールスチームに所属しております。
デジタルマーケティング領域を総合的にご支援しており、オウンドメディア『PINTO!』も運営してます。

ちょっと僕の原体験から来た、『諦める力』について話してみたいと思います。
僕は小学校2年生~大学4年生の11月までずっと野球一筋で、プロ野球選手になることが全てだと思ってました。
もちろん、現役時代は『プロ野球になりたい』『小さいころプロ野球選手へ憧れたように、小さい子へ夢を与えたい』とか、そんな理想を掲げてひたむきに野球に打ち込んでました。
というかプロ野球選手以外考えられなかったので、勉強は最低限としてずっと野球のことを考えてました。

僕ら(プロ野球選手を目指している人)がイメージするプロ野球選手ってホントにキラキラしていてに大活躍してる選手(分かりやすいところ、大谷翔平選手みたいな)に憧れるのですが、リアルな話するとほんとにごくごく一部の人しかあの域には到達できません。
あそこまで行かなくとも、プロ野球選手12球団でレギュラーになれる選手も単純計算9人×12球団の108人(ピッチャー含めるともう少しいるけど)になります。


自分の憧れに対して何としても辿り着くんだ!と覚悟を決めて最後までやり抜くのはホントにカッコよ過ぎます。
僕の知り合いもそれで何人もプロ野球選手になってプロの世界でも活躍してます。

でも今ふと思うのは、(プレーしてる時は全然思うはずもありませんでしたが)
目指した先に何があるんやっけ?
プロ選手になれなかった時、その後の人生どうするの?
自分の努力で辿り着けた、、?
みたいなすごいあっさりした感情で過去を振り返ってしまいます。

まぁこれは自分が何を目指すかなので正解はないですし、やり切った人にしか見えない景色があるので超個人的な意見なのですが、
僕は野球を諦めてビジネスの道に来て本当によかったなって思います。
野球をやっていた時、なぜ楽しかったかの言語化をしていくと
『同じ大きな目的を掲げてみんなで切磋琢磨して最後勝って笑うこと。勝てなかったとしても本気で目指したプロセスで嬉しいも悔しいも感情を共有できること。』が楽しかったんです。
そんで、『あぁでもなかった、こうだったよな~』って振り返りながらお酒が飲めるのが楽しいのかもしれません。
今でも年に1回だけですが、世界大会出場メンバーと集まって昔話をして、過去の懐かしい話も、今後目指しているところも含めて色んな感情を分かち合います。

話は脱線しましたが、野球をやっている先に何があるのか?に気づいてからはびっくりするくらい、野球じゃなくてもいいや。って感情でした。(笑)
逆にビジネスのほうが楽しそう~!ってワクワクしたくらいです。

なので、もっともっと学生には野球以外にも人生の選択肢ってたくさんあるんやで!ってことを知ってもらいたいし、そんな教育ができる体制を整えてあげるのも大事なのかなって感じます。

まぁ最後にめっちゃ俯瞰してリアルなことをいうと、中途半端に野球をやっていて28歳とかになって野球しか手元に残っていない自分を考えたときに怖くなります。(笑)
今回は野球を例に挙げましたが、どんな夢や目標でも同じではないでしょうか。
実は思ってもみななったことにいやいやでも挑戦してみることですごく良い結果になることもありますし、自分のやりたいを貫いた結果ずば抜けた結果を残すこともありますし、またその逆もあります。
一定のところで見切りをつけることを、諦めるというのかどうかはわからないですが、諦める力も大事だなと感じております。
僕の大好きな為末大さんの著書『諦める力』もめちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでみて下さいまし。諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉 | 為末 大 |本 | 通販 | Amazon

ではでは!


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