【旅行】野島崎灯台
こんばんは、nooooon(@nooooon_met)です。
今日は、スッキリとした青空のもとで朝日を見ることができて、幸せな気分でお出かけしましたが・・・
昼前にはしっかり曇ってきてしまい、予報より早く雨が降ってきてしまいました。
「パラパラとした程度のものは、早めに降りだすかな?」と思って傘を持って行ったんですが、正解でした。
さて、「お出かけしました」と書きましたが、その行き先は・・・
野島崎灯台です。
「知らんがな」という感じですよね。
そもそもどうして行くことにしたのかと言うと、きっかけはちょうど1年前に遡ります。島根県に住んでいた私は、観光で出雲へ行きまして、その時にサイクリングでとある灯台に辿りつきました。
そして、出会ってしまったのです。
『のぼれる灯台(16基)スタンプラリー』に。
もともとひとりでぶらぶらとお出かけするのが好きだったので、「ちょうどいい暇つぶしになるかも」という程度の気持ちで何気なくスタンプ帳を入手しました。そうは言っても近くには他に対象灯台が無かったので放置してたんですが・・・千葉県に2つも対象灯台ある!ってことで、行ってきました(もう1つは犬吠埼灯台。銚子の方にあるそうです)。
風景はやっぱりきれいです。天気がいい日、夕方とかに来たかった。
さて、そんな灯台ですが、実は気象ともそれなりに関係があります。
というのも、各地の灯台で観測された風向風速などが、海上保安庁の『海の安全情報』というHPで公開されているからです。場所によっては、波高や気圧も公開されています。
また、ライブカメラが設置されているところもあります。
野島崎灯台はフルスペック(?)で、上で挙げた観測が全部行われているようです。私が訪問した頃は、風速5mだったとのこと。
灯台から見えるところに鉄塔があって、そこに風向風速計やカメラらしきものが見えたので、ここで測られてるのかな?という感じです。
波高の定常的な観測データは貴重だなぁ・・・と思ってましたが、そういえば『リアルタイムナウファス』がありました。
気象庁の観測地点・ブイは少なめ。
なかなか日の目を見ることが無いように思いますが、天気予報を行ううえで、観測データは非常に大切なものです。いくら予報しても、観測データが無いと、本当に予報どおりになったのかどうかが分かりません。
ただ、観測データがあったとしても、観測環境によってはデータに変なバイアスがかかってしまいます(温度計にツタが絡まって、周りが覆われて・・・とか)。そうでなくても、例えばアメダスでは、観測所によって風向風速計の高さがまちまちだったりします。どんなところで観測されているのかを知っておくことも、大切なことだと思います。
ということで、気象に少し絡めてお話ししましたが、これからも灯台巡りしていきたいなぁと思います。次は犬吠埼・・・かな?
そんな、今日このごろ
※海上保安庁HPから→http://www6.kaiho.mlit.go.jp/