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2020年も終了のお知らせ

相変わらずギリギリに書き始める1年の振り返り記事。今年は年末バタバタ、年始のんびりな予定になっているので(逆ならよかったのに!笑)、バタバタ進行の中でなんとか時間を作り、このnoteを書いている次第。

既知の通り、世の中が感染症で変わってしまったので2019年末に何を意気込んだかなんて思い出せやしないという…
やはり、この時の気持ちは今しか書けず、根性で書き置いていきたいなと。

昨年の振り返りは以下

仕事面の振り返り

今年を語るに避けられないコロナ禍。例に漏れず私も、やることや方向性を変えざるを得なくなった。

前提として、広報は投資要素の強い仕事ですぐに結果は出にくいし、売上にもつながりにくい。そして外側を広報施策で着飾るだけではダメで、中身がないと露出しても数値的結果は出ない。しかも人がいないうちは社内広報もそこまで要らないし、目先は広報担当を抱えるコストがかかる。
だからこそ、本当に経営が危機的だったり、中身の不安定さがあったりする局面では「広報はいらない」とすらなってしまう可能性があると考えている。
(ことわっておくが、広報が重要ではないと言いたいのではない、経営視点での優先順位の話である)

※詳細はこの辺に書いた

そんな状況から、自分の役割は状況次第で要らなくなるかもしれないという危機感を持って、広報にも人事にもこだわらず、あちこち飛び越えてトスを上げまくる動きに。
なので、去年末に目標を立てた通りには全然ならなかった。

前職での経験から「ビジネスに絶対はない」という考え方を持っているから、やることを変化させて粘ること自体はあまり苦ではなかったけれども。
情報収集し、あれこれ見えてしまっているからこそ、最善を尽くすためにやらなきゃとも思ってがむしゃらに取り組んだ。

やったこと・状況などを雑にまとめ

★1月:2020年の方向性を立ててやる気みなぎるが、月後半から感染症が東京でも出てきた。体験したことがないため、身への危険を感じる。

★2月:他社に先んじていち早く在宅勤務推奨に。全社リモート時の社内の観察。目先の業務は混乱せず回っているので、いつもと違う状況にちょっとハイになっていた。

★3月:距離を超えるために社内広報に注力。社外広報では、在宅勤務でも混乱せず回っている勤務先について、いかに情報発信するかをよく考えていた。

★4月:オンライン新卒研修を頑張りつつ、マーケティング目的のウェビナーブームだったので積極的にマーケティング情報の収集。情報発信についても先月に引き続き取り組む。

★5月:情報発信だけでは中長期施策すぎて、すぐの貢献が見えないと痛感。より短期的なマーケティングに関われないかと、広報施策の優先順位を変える。

★6月:この半年を注力期間として全社で頑張ることに。マーケティング視点で、売上粗利を上げるために何をやったらよいのかを全社俯瞰で考え、ファシリテート実行。

★7月:注力期間開始につき決起会実行、朝会の開始。そして試行錯誤。かまし続ける大変さに加え、新しい社内広報活動を受けた社内の様々な声に一喜一憂。

★8月:全社の変化がまだ見えない中で、メンバー退職に伴う広報チームの解散が決まる。遠くを見ていたら、足元がぐらつきあわてる。

★9月:後少しなのに目標に到達しない、あるいは目標はクリアしたけど最終的な結果にはつながらないことが続く。この頃が1番きつかった。

★10月:広報担当が一人に戻り、全部手元に戻ってきた通常業務をしながら、広報人事以外にはみ出していくバランスに苦慮。

★11月:状況が少し落ち着き、中長期目線を混ぜて動くことができるように。ありがたいのだが社外発信系も重なり、忙しさが増す。

★12月:メンバーの今年のがんばりを社員総会で讃えるためのコンテンツづくり。広報人事目線で、まだある課題を整理。2021年は選択と集中かなと思っている。

変化に対応する必要はあったし、シフトチェンジは大変だったけれども、進めるたびに社内で
前向きな活動が増えて、希望を感じていた。

勤務先は2017年からリモートワークをしていて、ソフト面ハード面整えており、ほぼ1年間在宅勤務でメンバーに会わなくとも業務に大きな混乱はなく。距離はあっても皆持ち場で頑張っていたし、サボっていた人なんて一人もいなかった。
6月・12月の社員総会はいずれもオンラインになったが、お互いの頑張りを労い、気持ちを共有できた。これらをオンラインでやるのってそこそこに大変だと思う。

そういう意味では、社内広報は頑張っていたけど、しゃかりき自分だけが頑張っていたわけではない。他の人が先導してくれて、私はサブに回ったこともあるし、他のところに向き合っているうちに誰かが解決してくれていたことも。

何年もかけてめちゃくちゃ地味に組織づくりをしてきた効果が、この局面で明らかに見えてうれしかった。

特に今年後半は、2週間単位で、やることも社内の状況も目まぐるしく変わる稀有な年だった。
私はただ全体を見て、細部のファシリテーションをしているだけ。皆がそれぞれ自分で考え動き、課題をひとつずつ解決していたのが、離れていてもすぐにわかった。

だから、心を砕いて頑張ったな〜とは思うけれども、苦しかったぶんだけの手応えは、なかった。正直。
それはある意味で今年の結果のような気がしている。

頑張ったからこそ、自分のことも少し言いたくなった年でもあった。
言いたいのに、うまく説明できないし、自分の貢献を形にしきれない。なんなら、言いたい気持ちがあっても怖くて言えない。

自分の貢献を伝えたり、スキルや価値をお金にしたりなどにも少し挑戦させてもらう機会もあったが、そのたった少しでも及び腰になってしまっていた(機会をいただいたにもかかわらず、情けないのだが)。

これまでは逆に自分のことを言いたくなかったんだな~という気付きにもなった。自分にとってそれが普通だったから。人事マネジメント側面からすると、頑張っているのは本人であって、その努力も織り込んだものを種として明かすのはいやらしいよなという思いもあって。
とはいえ、わかってもらえないと先には進めないわけで。
一方これは、昨年末には既に一部見えていたことでもある。だからこそ、人との関わり合いも増やしたかったのに、コロナで(+人見知りや恥ずかしがり、怖がりも手伝って)ほとんどできず。

2021年は、恥ずかしがり・ビビリな気持ちとの折り合いをつけて自分のことをきちんと話し、発信する年になりそうな気がしている。
手始めに、広報・人事という領域のことを社内で言い始めたら、メンバーとの関係性もまたちょっと変わってきたような気がする。そういう努力を、社内外で繰り返していきたい。

プライベート面の振り返り

大きかったのは、在宅勤務でほとんど家から出なくなったこと。そして(夫婦在宅勤務なので)部屋を増やすための引っ越し。

度々行っていた旅行を控える代わりに、都内ホテルのステイケーションをやってみたり、化粧品を集めてあれこれ試したり。これまであまりできなかったことを、制限の中で楽しんだ自信がある。
自分は引きこもりだなーと感じる1年でもあった。

※心境の変化は以下にも書いた

※「買ってよかったものまとめ」からも、この引きこもり具合が伺えるような

将来への不安や、日本経済の不安などから、自分はこの後どう仕事で貢献するか、どう生きようかと思慮するも多かった。答えははっきり出ていないけれども、好き嫌いは少しはっきりした気がする。

仕事での心境変化も手伝って、自分らしいってこういうことだなってもっと探したいし、気分に合った環境をつくりながら自分の軸を探したい気持ちでいっぱい。アイデンティティを固めたいのかな、この歳になって。苦笑

まとめ

大切なものを守るために少しだけ攻める、守りの1年になったなあと思う。目の前に見える守りだけで精一杯だったな。。(みんなそうかしらね。。)

出社せずとも仕事ができて、業界的には比較的影響が少ないとも言われる中で、果たして自分が貢献できることはなんだろうとも考える1年でもあった。そしてその度に、力不足を痛感するばかりで。

個別具体は差し控えるが社内外、社会を見ていて、分断も激しくなったなと思うので、引き続き幅広く興味を持ち、インプットアウトプットを繰り返し、直感を磨き、言語化を進めて、はみ出しながらも自分のフィールドを作って行きたいなと思う。
ただ、これは、自分の軸を作りたいと思っていることと少し矛盾しているので、どちらもうまくバランスをとりながらも欲張っていけたら。

今年はこの状況で、多くの方とは直接会話したりコミュニケーションしたりはなかなかできなかったですが、SNSなどを通じて緩やかに繋がり続けることができたことは、私としてはありがたい年でした。
余裕のなさからどうにも守り一辺倒な側面が強かったので、来年はもうすこし攻めたこともしたいなあ…とも。2021年も、変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます!

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