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画家は哲学者なり

私は趣味でよく美術館に行きます。
美術館に行くたびに思うことを少し書きたいと思います。

画家は哲学者

美術館に行くたびにいつも思うことがあります。それは「どんだけ考え抜いたらその思考になるの」です。

美術館にはいろんな絵が飾ってあります。展示内容によっては陶芸なども飾ってあります。それらをみる時、初めは綺麗だなぁとかよくわからんこと書いてるなぁとか感じます。その後にキャプションを見るとその考えが一変します。「そんなことを考えた上でこの絵を描いているのか…」と。

例えばキュビスム
私はこの運動の中に物事の本質を抜き出して絵に落とし込むという思想を感じます。目に見えるものを単純な形の図形に変換することで無駄なものが削ぎ落とされ、本質が残るという考えです。
これは物事の本質を突き詰めて考えて結果辿り着いたものではないかと私は考えます。普段目に映るものに対して、この映像の中の本質はなんだと考えて考えて考え抜いた結果辿り着いた手法ではないでしょうか。

ここまで考え抜ける画家はもはや哲学者です。芸術運動は一つの思想と言えるでしょう。

そんな頭のいい人たちの思想に触れられることが楽しくて、私はこれからも美術館に通います。

皆さんも考えて考え抜いていきましょう。

最後にここ最近で印象に残った絵画を

キースヘリング

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