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お行儀のいいイノシシと天の川

9月29日、忽那諸島・中島で暮らし始めて17日目でした。まだ遠くにいるはずの台風16号の影響なのか、じめじめとした1日でした。

今日も引き続き、森さんの畑へ援農へ行きました。南柑(温州みかん)の畑の摘果を行いました。山の上から下へ、一本一本剪定をしながら摘果をしながら進んでいきます。畑の場所の影響なのか、風がなく、でも日差しは強く、じめじめとして、作業をしていると汗が吹き出します。

作業をしていると、森さんが「ここ、イノシシが来とるね」とおっしゃって、見に行って見ると、みかんの木の下にイノシシが訪れた痕跡(みかんの皮)が残っていました。

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イノシシがどんなふうにみかんを食べるのか、今まで知らなかったのですが、人間が剥いて食べたのかと思うほど綺麗にお行儀よくみかんの皮が残され実が食べられていて、とても驚きました。森さんの南柑畑は、周りを雑木林に囲まれているので、そこからイノシシがやってくるそうです。

もう少しするとみかんの甘みが増してくるので、鉄柵や電柵をして対策をしておかないと、イノシシにどんどん食べられてしまうんだそう…。鉄柵や電柵をして対策をしないといけない、とおっしゃっていました。みかんの出荷が近づいてきていて、農家さん達は本当に大忙しです。

午前の作業の合間にいつものようにおやつ休憩をしていると、目の前の木にまきついている蔓に、あけびの実を発見しました。ちょうど、中島にはあけびはないのかなあ?と思っていたところだったので、びっくりしました。

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少し高いところにあって手が届かなかったので、後日森さんご夫婦がとってくださりました(ありがとうございました)。

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お昼休憩にお家に帰ってきたところ、隣のお家のおばあちゃんが「摘果に行きよるの、えらいねえ」と声をかけてくださりました。えらいねえ、なんて言っていただける機会はなかなかないので、なんだか恥ずかしいような、嬉しいような気持ちになりました。

午後もとっても暑かったのですが、摘果を続け、南柑の山を一通り終わらせることができたこともあり、早めに作業を切り上げました。暑いなか、お疲れ様でした。

夜は、なんと歓迎会をしていただきました…!写真がないのが残念です。島にはいろいろな方がいて、お話しをお聞きするのがとても楽しいです。


歓迎会から帰るあいだ、星空がとても綺麗で、天の川が見えました。

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