等身大の自分

他所から見た私と、自身の中から見た私では、どのくらいの差があるのだろう…と、プリンターで印刷される音を聞きながら思う。

どちらも本当で、どちらも嘘。本当の私など私自身にも分からないから不思議である。

道端にマーガレットの花が咲き始めているのを見つけた。池に鯉が泳いでいて、大きく黒い影に惹かれた。今夜から雨が降るらしい。明日は娘の体育祭だ。今日の夕飯は天ぷらで、明日と明後日はお弁当。部活の保護者会のお便りと、学年委員のお便りを印刷して、写真屋さんに遭遇したから撮影依頼。

…うーん。整理されていない頭の中の引き出しを開けては閉めて、あぁ…こっちじゃないと間違えて。あまりにも考える事が多すぎると、何も前に進まないものなのだな。

ここ数日続いた綺麗な薄い青空も今日は真っ白。そうか…「真っ白なのもたまには必要だよ」と教えてくれているのかもしれない。

時計を見ながら、娘の学校での笑顔を想像する。想いは届くと確信している。今日もお腹を空かせて帰ってくるだろう。さて、明日の弁当の下準備でもするかな。

** 2019.5.14**

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