平 茂依

続けたい。

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最近の記事

のほほんポケカ戦記② カミングアウト

二つのデッキをリュックに入れ込み、ウキウキで岐路につく (実はポケセンに行った後に、ヨドバシカメラへも向かい。 もう一つデッキを購入していた。) 購入したのはダークライデッキ。ダークライは黒を基調とした「あんこくポケモン」でダークホールという技で相手を眠らし悪夢に陥れる攻撃を使う。しかも「悪」タイプときたもんだ。痺れる。 「あんこく」「悪」「黒」のフルセットが自分の心に眠っていたある病を目覚めてしまう。 ※ネットの情報では今のポケカのルール(スタンダード)では使用できないカ

    • のほほんポケカ戦記① 出会い

      ポケモンカードゲーム(通称ポケカ)にハマってしまった。私のポケカとの出会いから戦いの場へと出向くまでの経過を記録しようと思う。 出会いのきっかけは、とあるエッセイ系の漫画で主人公がカードゲームにハマる回をみてからだ。 何がでるのか中身の分からないカードを開封し、一喜一憂するキャラクター達。集めたカードで熱い戦いを繰り広げていた。 「自分もカードゲームしたい!!!!」 強い衝動に見舞われた。初期衝動?というやつか。この時は対戦したいというよりも、珍しいカードを当ててみたい

      • LINEで使うと「ダサい」らしい絵文字

        あるバラエティ番組の「大人が使うダサいLINE術」という企画を視聴した。 10代の若者にとって、50代の大人が使用する絵文字でどれがダサく感じるのをランキング形式にしていた。 東京の若者達が取材され、「これはダサい。」「これは無理。」と率直すぎる回答をしていた。 ランキングの上位は、 1位「!!(赤色)」 2位「顔の絵文字(黄色い丸顔のもの)」 3位「ハートの絵文字」 となっていた。 番組ではランキングを紹介すると共に、10代の若者達に向けてインタビューをしコメントを

        • お経とご先祖様と、ちょこっとプーさん

          祖父の七回忌の法事をした。 仏壇は実家にあるので、そこにご住職を招きお経をあげて頂くことに。近年は幸いなことに身内や知人に何もなく、久しぶりにお経を聞く場へと出向いた。 敬虔な仏教徒であった父への反発もあって、あまり仏教には詳しくないが、お経というものはお坊さんから故人へ向けてありがたいお言葉を唱えてくれているはずだ。 今日、来ていただいたご住職は丁寧にお経をあげてくれる方との評判の住職で、その傍ら歌手としても活躍しているそうだ。声を武器にされていることもあって、 「

        のほほんポケカ戦記② カミングアウト

          甘い物に甘やかされたい

          社会で働いていると、どうしても今日は働きたくない、気が乗らない時がある。 スヌーズ機能を遅刻するギリギリまでフル活用し、布団にからめとられそうになる体を、無理やり引きはがし立ち上がる。少し早めに乗っている電車に一本遅れてしまう朝。 いつもならスマホや本を読み過ごす電車の中だが、「もう少しだらけよう」とリュック抱きかかえギリギリまで眠ろうとしてしまう朝。 迫りくる現実に少しでも抗い、時間ギリギリのところまで自分を甘やかし続けている。その状態のまま仕事に入ると、ろくでもない

          甘い物に甘やかされたい

          「自立した大人」と「はんぎょどん」

          今年の春に職場の後輩にお子さんが生まれた。 めでたいことだ。ハッピーなニュースを久ぶり聞けて嬉しかった。 仕事帰り、その後輩と一緒になった。 子供を授かった経験が無い私は、出産に至るまでの感想を後輩に聞いてみた。 まだ子供が生まれたばかりで、「これから頑張らないと」とは思うが、父になった実感はわきにくいようだ。 また、後輩が言うには出産を通して、命名、ベビー用具の準備、などの作業が必要となので、奥さんと協力して何かをする機会が増えたと。 その結果、出産前は「主に楽しい事を共

          「自立した大人」と「はんぎょどん」

          大学と片思いとTwitterと

          もう季節は春になった。 春と言えば出会いと別れ。 自分語りで大変恐縮だが、大学時代の片思いの出来事を書いてみる。 片思いの相手は「広瀬すず」似のきれいな黒髪の女性。(以下:スズちゃん) スズちゃんはクラスのどんなタイプの人とでも、分け隔てなく接し、いつもニコニコしながら話を聞いてくれる。笑顔で細くなる目が可愛らしい。 スズちゃんから話するときは、考えがまとまるまで言葉を選び、ゆっくりと話す姿に誠実さを感じられた。 そんな姿から、私は少し話をしただけですぐに好きになってしまっ

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          お客様のために働きます?

          はじめに コンテスト「はたらいて笑顔になれる瞬間。」が募集されていました。 最近、ただ仕事をこなす毎日なので改めて考えてみることに。 ... パッと思い出せない。 「何かしらあるとおもうんだけどなぁ。たぶん...」 ちょっと不安になりました。 それから数日後、はたらいている最中にふと気づきました。 「これが笑顔になれる瞬間かも。」 1つ気づくと、過去の笑顔になれた瞬間がぽつりぽつり浮かんできました。 「嬉しい瞬間って結構あったんだ。」 このコンテストで気づけた

          お客様のために働きます?

          どうか「便座きれいくん」に肉体を

          通勤中に立ち寄った駅のトイレ。 入口に黄色い立て看板があり、清掃中のようだった。 入ることはできるようだったので、中で用事を済ませてから手を洗おうとすると、洗面台に透明の液体が入ったペットボトルが置かれていた。 容器の首の部分には小さなネームプレートがかけられており、 「便座きれいくん」 とかかれていた。 「便座を綺麗にする液体であることは分かるけど、擬人化させる必要はあるんだろうか?」とふと疑問に思った。 そもそも、便座きれいくんと書かずに便座用洗剤、便座洗浄剤などの表

          どうか「便座きれいくん」に肉体を

          仕事が早い男を目指して ②

          仕事を早く終わらすことを記事にしてから、徐々に取り掛かるスピードが早くなってきた気がする。 「明日しようと」と先延ばしにしがちだった業務も、当日に行えるようになってきた。昼食後に眠くなることも減ってきた。 今回、早く動くことを意識したポイントは以下の通り。 ①家の雑事を後回しにせずに済ますようにした。(洗剤がなくなりそうと分かれば当日に買いにいくこと。)ちょっとしたことだが、生活の中の行為が仕事にも拡大したのかもしれない。 ②とにかく「仕事(作業)を完了する」ということ

          仕事が早い男を目指して ②

          人を責めるということ

          職場に自分の機嫌で仕事をする上司がいる。 機嫌が悪い時には、声をかけても頭部を微かに揺らしYESかNOを示すのみ。 逆に機嫌の良いときはとめどなく話し続けてくる。 態度の落差に自分の気持ちも乱れてくる。 「なんで自分が機嫌に合わせて働かないといけないのか」 「仕事だから私情を持ち込まずに安定して働いてほしい」 などの文句が頭に浮かんでくる。 そんな出来事を同僚に愚痴り、いつもストレスを発散させてもらっていた。 愚痴を仲の良い人と共有すると、格段に話が盛り上がるし、なんだか

          人を責めるということ

          タスマニアデビル(仮)の挑戦

          毎日通う駅の看板にある動物園の紹介ポスターが目に止まった。 そこにはある動物(今回はタスマニアデビルと仮定)の写真が貼られていた。 目にちゃんとした光を宿ししている愛くるしい姿であった。 さらにタスマニアデビル自身が話しているかの如く、写真の隣に吹き出しがあった。 「チクワちゃん(仮名)世界一の長寿に挑戦中」 「挑戦中?タスマニアデビルが?」 そのポスターの文言が気になった。 なぜ気になったのか考えてみる。 まず「挑戦」というのは、「困難なことに挑むこと」である。 世

          タスマニアデビル(仮)の挑戦

          ふらふら歩くのはどうだろう? 

          具体的な目標があるカッコよさ 「目標を持って働き(勉強し)なさい。」とよく言われた。 私が具体的な人生の目標を意識したのは大学生活の出口が見え始めた頃である。 学生の頃は、周囲の大人達から「学生っていいよなぁ」「子供っていいよなぁ」というイントロから「それに比べて大人は苦労して〜」というお決まりの文句を浴びすぎて、社会人になると見えない牢獄に死ぬまで囚われ続けるのだと震えていた。 そんな恐怖に駆り立てられ、私は精神安定剤として自己啓発書「新社会人になったらすべき〜」「20

          ふらふら歩くのはどうだろう? 

          仕事が早い男を目指して ①

          はじめに私は何をするのにも動き始めるのが遅い。 特に仕事では、締め切りピッタリか何日か遅れてしまうことがほとんど。社会人になって5年ですが一向に改善していません。(改善させる気がないのかもしれませんが) ほんの少しずつ早くなっている気はしますがナメクジかカメになった程度です。 早くなったとは言っても、まだまだ自分の時間の認識の甘さからダラダラしてしまい、周りの人を焼きもきさせることが度々あります。 そんな風に人様に迷惑をかけると、その時は深く反省し仕事を早くこなすよう決心し

          仕事が早い男を目指して ①

          撤去とクマ

          最近、休日にのんびりと散歩をしているとオシャレな一軒家をよくみるようになった。個性豊かな家々の中に現在進行形で撤去されていた1つの家が印象的だった。 そこは家財道具や壁もなく骨組みだけでほとんど片されていた。しかし、家の中心となる柱(大黒柱?)に、片手で抱けるぐらいのクマのぬいぐるみが打ち付けられていた。クマは全てが無くなった部屋を見下ろしていた。 そんな風景を眺めていると、そこに至るまでの経緯がイメージとして流れてきた。 およそ30年前。日本のどこにでもあるような小さ

          撤去とクマ

          満足感のある休みを模索する中で②

          休みが終わる頃には前回の記事にも書いたが、休日を気分よく過ごせず、何か物足りない日々が続いていた。太陽と気分が一緒に落ちていく休み。 休みのルーティンをやめてみた何か物足りない。「足りない」と感じるのは新しい風が必要だと思い立った。 風通しをよくするために休みに漫然的していた、ゲームやYoutubeを一週間禁止することにした。 開始当初はとにかく暇で、呆然とすることが多くなった。何もしたいことが思いつかない。今までと何も変わっていないが、鑑賞用の魚が大海に放たれたような圧倒

          満足感のある休みを模索する中で②