BlockJack YouTubeライブ(2024/7/5)考察

はじめまして。ska120(エスケーエー)と申す者です。

初めてのnoteということで手探りではあるのですが、今回ZEN CELECT様考案の新作ボードゲーム『BlockJack』のYouTubeライブに参加しまして、自身の感想やら考察やらをまとめさせていただきます。


『BlockJack』とは?

まず、『BlockJack』とはどういったゲームなのかについて述べさせていただきます。
『BlockJack』とは、簡単にいえば、3つのサイコロを置いたり転がしたりして11をつくるゲームです。以下の動画をご覧になると理解出来るかと思います。

こちらの動画はZEN SELECTのZENさんが紹介している動画になります。つまり公式が出している動画ということですね。ありがたい!!!
(BlockJackは現在鋭利製作中ですので、販売時にはルールが変更されているの可能性があります。)

さて、こちらの動画を見ていただいた方々ならば取り敢えずルールの概要は把握できたのではないでしょうか。では、次に本題である同チャンネルでのYouTubeライブの対戦について語っていこうと思います!

YouTubeライブ(ZENさん vs ska120)

さて、では本題であるZENさん vs ska120(筆者)の対戦について当時の考え方や考察について書いていきたいと思います。

まず、YouTubeライブのリンクについて以下に貼っておきます。(対ska戦は1:36:40から)

さて、こちらについて、まずZEN CELECT常連の方々がZENさんの巧みな戦術を前に力尽きてしまった後の対戦です。1週間前のYouTubeライブの対戦で力尽きてしまった人たちのためにも、何としてもZENさんに一泡吹かせねば!!という思いでした。



先後を決めるサイコロ
ZENさんが白 ska120が黒

先後の結果はZENさん先攻!!
正直言って後攻の方が勝率高いと思っている私にとっては願ってもない後攻です。また、この時ZENさんは最も小さい数字を最後にすると良いと仰っていましたが、その点については私も同感です。バーストケアのためですね。
そのため、最も小さい数字である1を最後に残して対戦に臨みました。
(実際には出目と先攻、後攻次第でセオリーが変わると考えられる。)


お互いの初手終了時点

ZENさんは初手5をc2に。まだ何ということは無いですね。
私はc3地点に3を置きました。ですが、正直どこに置くべきか分かりませんでした。
お酒の酔いもほどほどに、合っているか間違っているか、少し不安でした。


お互いの2手目終了時点

これは後手ペースだと思います。理由としては、やはり後手に3つ目のサイコロを置く権利があるためです。また、先手はこの後、盤上の自サイコロを動かさなければなりませんが、例としてc2→c3などと動かすと、後手だけが強いと言われている端(灰色のマス)に実質0手で移動してしまいます。

ちなみに、端が強い理由としては、相手からの妨害を受けにくく、逆に一方的に妨害出来るからですね。

これらの理由から、先手は案外主導権を握られてしまい嫌な時間が続くことになるでしょう。(今回は特に後手の出目が小さいため余計に)

ですが、オセロのようなこの置き方は先手にとってはアドバンテージという見方もできます。というのも、先手の3手目で最も後手に干渉できる形だからです。お互いが縦(横でも可)に2つずつ並べた形では一方向にしか相手を動かせませんが、この形では自由が効きやすいです。

結局のところ考え方次第ですね。


先手の3手目終了時点

ここは読みと気合いを入れました。基本的には出目が1のサイコロをb3に置くことはほぼ決めていたのですが、バーストの危険性は無いか、1手で負けるようなことが無いかを確認したり、逆に勝てる展開を残せるかどうかなどを考えていました。

ここで言う「勝てる展開を残せるか」というのは、端のデメリットである外側に動かせないということを加味した上で11が作れるかどうかということです。

結局のところ、勝てると踏んでb3地点に置いたのですがね。

b3に置く理由としては、やはり3つ目を置いて相手を後手後手に対応させられる点が大きいからです。先手はバーストでの勝利を、後手は11を作っての勝利をそれぞれ狙っていく形ですね。この辺りは上手く進行出来てるなという自覚がありました。

先手の4手目終了時点

ここは勝ったな!!!とは思っていたのですが(幻の待ったよろしく)、流石に皆さんが見ている前で詰ますのは緊張しており、しっかりと読み切らねばと思ってました。

ちなみに、この後の私の手はb3→a3です。皆さんは読めたでしょうか?

手の意味としては2,3,4の形を作って勝ってしまおうということですね。足した合計値が9なので更に次の手で+2出来れば勝てるのですが、どうやってもその+2を作れる状況にあるため、勝ったな!!!と考えたのです。

ちなみに、対戦後の感想戦では上記の少し前(先手のZENさんがc2→c1とする前)b2→b3についても少し議論されているので、そちらについても触れておきます。(なんならずっとそっちを読んでた。)

感想戦


感想戦盤面

さて、感想戦では先程も少し触れた先手b2→b3について考察していきます。
この局面はYouTubeライブの時にはあまり読み切れてはいなかったのですが、先程の盤面と同様の考え方でb4→a4という手により後手の必勝形ですね。

2,3,4を作り、次にどうやっても3から5に成る形を防げないのがポイントです。バーストさせられる危険性も無いですね。

これでは、本当に後手有利なんじゃないの?と思われるのですが、先手はどうすれば良かったのでしょうか。

私個人の意見としては先手の3手目がターニングポイントだと思います。


お互いの2手目終了時点

ZENさんはここからb3→b2としましたが、結局のところ使いやすい4の出目と端のアドバンテージを後手に渡す結果になりました。これは実質後手が1手得している状況です。

私ならばここからc2→c1やb3→b4などとして自分だけ端のアドバンテージを得る手を考えたいところです。

最後に

ちょっとストイックな気もしますが、BlockJackの考察を以上で終了したいと思います。こんな考察をしていると敷居が高く感じるかもしれませんが、お手軽で非常に面白いので是非ともZEN SELECTのゲームに1度触れていただけると嬉しいです!!

ここまで記事を読んでいただいた方々、本当にありがとうございます!!
初めてnoteを書いたこともあってあまり上手く書けてはいないと思うのですが、もっとこうすればいいよ、とかアドバイスがあればよろしくお願いします!!

では!

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