見出し画像

テックカンファレンス「技育展」に登壇した話

0. はじめに

みなさん初めまして。
日本大学工学部に所属する大学2年生、Yuta-NoobCoderです。

この度、9/26に開催されましたテックカンファレンス「技育展」に登壇したので、その振り返りをすべくnoteを始めました。

文章はヘタクソですし発表内容も大したものではありませんが、
「何をすればいいか分からない」
「発表するのはハードルが高い」

とアウトプットを躊躇している方々に向けて少しでも役に立つ記事になればと思っておりますm(__)m

1. 申し込みの経緯

ある日、趣味の電子工作のネタを探しにネットサーフィンをしていたところでとある記事を見かけ、途端に感化されます。

都会では必要不可欠な移動手段である鉄道で利用されるLEDマトリクス。都会への謎の憧れから、ぜひ自宅に再現したいと思い制作を開始しました。

肝心のLEDマトリクスは高価なので中国Aliexpressから購入。

画像2

お値段なんと8ドル( ≒ 850円)。即決して2週間ほどで到着しました。
届くやいなや手持ちのRaspberry Pi 3と接続して動作テストしました。

安すぎて一見怪しいLEDマトリックスでしたが、結果は見事に点灯。ライブラリも活用しつつ早速Pythonスクリプトを書いていきます。

こんな感じで夏までチマチマいじっていたところ、夏にサポーターズのTwitterで面白い投稿を発見。それが今回登壇した「技育展」の募集でした。

その頃は優先登壇枠を募集中とのことで、これならみんなに「あ~アレね」と共感してもらえるかも、という気持ちから早速応募しました。

結果、見事に落選。

2次募集を含めた再審査が行われるとのことでしたが、正直なところ全く期待していませんでした。

1次審査合格の方々のTwitterを見ていましたが、つよつよな方ばかりでこの程度のレベルではダメなのだろうと勝手に思い込んでいました。

しかし2次審査で合格をいただき、テーマ「はじめてのアプトプット」に登壇することが決定しました。

2. 成果物「スマホで動かす電光掲示板」

正確には、サブタイトルを加えた
「電車のアレを再現してみた!スマホで動かす電光掲示板」という作品名で出展しています。

画像2

駅の電光掲示板というよりは、電車の側面にある「方向幕」を再現するようになっています。スマホで動かすとは書きましたが、Webアプリでコントロールするのでパソコンでもタブレットでもなんでも大丈夫です。

ボタン操作で画像切り替えができるほか、間隔を指定して自動で切り替える機能も実装しました。

3. プレゼン本番

申し込み前から感じていた通り、全体を通してとてもレベルが高く、自分も頑張らなくてはと奮起しました。

特に「はじめてのアウトプット」においては、初めてのとは到底思えないクオリティの作品ばかりでした(中にはサービスとして展開しているものも)。

また、そのどれもが「誰かの役に立つものを」「便利なものを」という理念を持ってつくられており、いろいろな工夫が施されていました。

その点でいえば、自己満足でつくった「無駄開発」色が強い私の作品はあまり評価されないだろうと勝手に思っていました。

プレゼンを終えての感想は、「とりあえずまともに喋れてよかった」です。

4. まさかの最優秀賞

賞が取れるとは全く思っていなかったので、特別緊張せずに結果発表を眺めていました。

しかし結果はまさかの最優秀賞

直後からTwitterやDiscordなどでお祝いのメッセージをたくさんいただいてとても嬉しかったです。ありがとうございます。

興奮のあまり絶叫していたので講評を少し聞き逃しましたが、商品化できそうモノとスマホを組み合わせる発想などを評価していただけたようです。

5. まとめ

1次審査に落選し、そもそも登壇できるかどうかすら怪しかった私でしたが、運のいいことに最後は最優秀賞をいただくことになりました。

自分にはムリだろうといろいろ勝手に思い込んでいましたが、それをいい意味で裏切られ続けた出来事になりました。

何事も終わるまで結果は分からないんですから、
「とりあえずやってみる」ことがとても大事なのだと実感させられました。

はじめてのアウトプット部門でも作品のレベル自体はまだまだほかの方に及ばない部分があると思っていますので、来年さらに成長して戻ってきます。

賞金はそのための製作費に充てさせていただくと思います。
(今回制作した方向幕には一定の需要があるようで、量産して販売したいと考えています)。

主催であるサポーターズの皆様、私の作品を審査していただいたGMOインターネットの皆様、他にも技育展に関わったすべての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

6. 参考資料

Githubリポジトリ

登壇資料


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?