見出し画像

留学先に悩んでいるあなたへ。釜山はいいゾの話

はじめに

こんにちは、”이노(いの)”です!
ご存知の方もいるかもしれませんが、
2023年9月から2024年2月まで韓国・釜山にある国立釜慶(プギョン)大学校で半年の語学堂留学を経験してきました。
個人的に半年という期間に対して得たものが想像以上に多く、充実した留学生活だったと自信を持って言えるくらいの良い糧になったので自分の思い出記録も兼ねてまとめようと思ってたのに、、、、、
気づいたら半年以上が経過していました…

韓国にいる間も毎日時間がすぎていくのが早すぎるなと感じていましたが、日本にいても時間の流れが早いのは同じですね、、

ということで若干の時差はありますが、実際に韓国に半年留学してみて感じたこと、個人的に大好きな場所になった釜山のいいところも含め紹介していこうかと思います。

長くなりそうなので、今回は語学堂と留学先の決定編として、
個人的な語学堂・留学先の選定、どうして釜山を選んだのかについてまとめたいと思います。

正直自分も留学する前にどの語学堂にするかめちゃくちゃ迷ったので、
同じようにどこにいこうか迷っている方、実際に留学に行くか迷っている方の参考になればと思います!
では〜〜スタート!

語学堂決定までの話

語学堂ごとの違いとは?

韓国には多くの大学に”語学堂”という韓国語を学ぶことができる国に認められた機関が併設されている。
民間運営の”語学学校”との違いは授業を受けることを目的として、学生ビザの取得が可能なことが1番大きいが、その他にも大学内の施設(図書館・寮・ジム等)を正規課程の大学生たちと同じように利用することが出来たり、サークル活動への参加、トウミ制度といった大学が提供している留学生と在校生との繋がりをサポートしてくれる制度を利用できたりする。

基本的にどこの語学堂も共通しているのは

・平日週5日
・午前または午後の4時間程度の授業
・1学期約3ヶ月、春夏秋冬の4学期制
・クラスは1級〜6級(時々7級)

といった基本的な構成で、

逆に大学ごとに特色が出る点としては
・学費
・奨学金
・授業内容
・寮
・トウミ制度
・日本人比率
・大学進学への支援
この辺りである。

正直全てが自分の理想の語学堂はないので、
その中で絶対に欲しい制度、水準などを決めて総合的に1番自分に合いそうなところを選ぶのが良いと思う。

今回私が語学堂を選ぶ基準としては以下のような形だった

💮優先したい枠
・奨学金
→勉強のモチベになる、節約したい
・寮
→半年で家を借りるのが難しそう
・トウミ制度
→韓国人の友だちを作りたい

⭕️ある程度妥協できる枠
・学費
→高くても奨学金がある可能性がある
・施設(主に図書館)
→勉強する場所が欲しい
・授業内容
→自分でカバーできる
→大半が一つの語学堂にしか通っていないので体験談を読んでもあまり参考にならない、かつ大体先生との相性による

🔺考慮しない枠
・日本人比率
→正直どこも日本人は多い…
・大学進学への支援
→大学進学の希望はなかったので

その中で、候補として最終的に残っていたのは

ソウル
・高麗大学校
・慶煕(キョンヒ)大学校
・梨花女子大学校

釜山
・国立釜慶(プギョン)大学校
・国立釜山大学校

である。こう見るとまだまだ多い……
では、ここから語学堂決定前に釜山に行くことを決めた理由についてお話ししていこうと思う。

ソウルVS釜山

それまで留学するなら首都だろ!ソウルだろ!
と思っていた私だったが、ふと

『生きている間にどんなところに住んでみたいか?』

そんなことを考えてみた。
生まれてこの方埼玉県の実家に居座っている私にとって、
半年とはいえ、全く違う土地に住むということはかなり大きな出来事だった。

答えとしては
『田舎に住みたい』
『海の近くに住みたい』
だった。

また、これらの希望は日本にいる間に当分叶わない希望でもあった。
そしてこれを叶えられる場所を求めた結果が
”釜山”だった

実際、寮の部屋から見える釜山の海は日常的にヒーリングになったし、友達と広安里や海雲台まで散歩したり、海沿いのカフェで勉強したりと本当に常に海があるということを感じながら過ごすことができてとてもよかった。
(冬はもれなく突風もセットだったが)

運良く広安大橋側の部屋が割りあてられると毎日これが見れる

まとめてしまうととてもあっさり決まったように感じるかもしれないが、
最初はソウルに行くことしか考えていなかったし、
ソウル以外の都市という選択肢が浮上するまでにエージェントの無料相談をしてみたり、いろいろあった。
そして、何より釜山は動画の中だけてみている場所だった。
(とはいえソウルにも一回しか行ったことがなかった。)

ただ、釜山に行こう!と決めてから調べてみると
・学費、物価が安い
・ほぼ確実に寮に入れる
・ソウルまでKTXで3時間、飛行機で1時間
(留学中に計3回行った)
・大邱、慶州など遊びに行ける範囲も広い
と、正直個人的にいいことづくしだった。

もちろんソウルでしか買えないもの、見れないものも多く、
釜山には方言があったりバスの運転がものすごかったり
実際住んでみるとなんでもあるけどやっぱり地方都市なんだなと感じることもあったり……

でも、そういった点も含めて
釜山が大好きになったし、面白くて温かくていい街だな〜と思たので、
特別ソウルにこだわっているわけではない人は釜山も候補に入れて考えてみてもらいたい。

語学堂決定

さて、残った語学堂候補リストからソウルの語学堂は消え、残りは釜山の二つの国立大学になったわけだが、
この中から国立釜慶(プギョン)大学校を選んだ理由は2つある

1つ目は利便性である。
釜山の主な都市として挙げられるのが西面・広安里・海雲台・南浦あたりだと思うが、特にその中でも西面・広安里へのアクセスが抜群に良い。
そして釜慶(プギョン)大のいいところはなにかと聞かれた時に1番に上がる回答、
『大学が平地にある』
というのもポイントが高かった。
日本の大学を知っていると、普通では?となるが、韓国の大学はどこもアホほど広くとにかく坂が多い。
もう一個の候補であった釜山大学に遊びに行く機会があったが、大学の中に山があった。いや、山の中に大学があった。
大学が平地にあること、思った以上に重要なポイントであった。

2つ目としては寮である。
どちらの大学にも寮があるのだが、ネットでみていると釜慶(プギョン)大の寮の方が綺麗で良さそうだった。(超ざっくり)
部屋を借りる気はなかったので、実際に住みたいのはどっちか、と考えた時に選ばれたのは釜慶(プギョン)大だった。

まとめ

さて、そんなこんなで2ヶ月くらいの熟考の末語学堂を決めたわけだが、
通ってみてどうだったのか、
理想と現実のギャップはあったのか、
充実した留学生活にするための過ごし方、等々

実際の留学生活については次回のnoteでまとめたいと思います。
長くなりましたが、韓国留学を検討している方の参考になれば幸いです
それではあんにょ〜ん!


いいなと思ったら応援しよう!