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ソマティック・エナジェティクス(後段②)

前段後段① に引き続き実際の施術中の様子を綴ります。

15分のゆっくりした休憩をはさんでの施術後半。
がらりと空気が変わった。明るい。
音楽はポリネシアンの雰囲気。Drマイケルが一緒に歌っている。気持ちよさそう。

前半に引き続き軽いタッチの施術と上半身のチェック(もしかしたら前半だったのかもしれないけど記憶がちょっと曖昧)。前半より動きがある気がする。順番にお声かけしている。私の近くの人へのお声がけと彼女のすすり泣きに「あぁ、よかったね。あなたの哀しみを掬いあげてくれる人がいて。大丈夫。大丈夫。よかったね。」などと人のことに首をつっこみつつ、「あれ、私はずっとなんかスルーでさみしか!」と思っている私。何にも言われないってことは、まぁある程度解放されてるってことかね、などとグルっと考えながらもまた自分の中へ戻る。
後半が始まってでてきたのは”太陽に照らされたナイル川”。すぐに「ナイルだ!」と思ったと同時に「ヒッタイト」の文字も頭に浮かぶ。子供のころ『王家の紋章』を読みすぎてるんか(笑)と思いながらも自分自身がみている記憶だななんてことも感じている不思議。続いて太陽神に祈りをささげている男の人。太陽に向かって万歳している。神官だろうか。大きな神殿も見える。

星座(夜空に浮かぶ)に興味をもって、ギリシャ神話にはまったのが小学校4年生の頃。そのギリシャ神話のあとに盛大にはまったのが「エジプト」の歴史とヒエログラフ。ずっとエジプトに関する本を読んでいた。そして『王家の紋章』だ(笑) いや、大好きだったな。40年も前の話しだ・・・

それはさておき、とにかく「ほー!ナイル!太陽神!」となんだこれー!の感覚で楽しくなっていて、テンションがおかしい。なんか楽しくてしょうがないところへDrマイケル登場。ずっと歌われていて楽しそうだ、ふふふ。私の頭を抱えられた瞬間に「ゴキバキュゴキュ!」という盛大な音。思わず口から「ひゃっほい(笑)」という声とワハハハ!という笑い声が出る。なんかおっしゃられていたけど覚えてない。そして反対側へ「コキュバキュゴキュっ!」。めっちゃ気持ちいい。いままで空気通ってなかったんじゃないか?と思うぐらいの開通感があってすごい。そして楽しさ倍増。

そしてまた、それをきっかけに映像が切り替わる。私が踊っている。フリースタイルで踊っている。お!タヒチアンダンスだ。Oteaオテア(ドラムビートで腰で踊る)ではなくAparimaアパリマ(手の動きによってメッセージを伝える踊り)を踊っている。おお、ちゃんと踊れてる!私フリースタイルで踊るの苦手なのに踊れてるじゃん!すごい。などと思いながら踊る姿を眺めている。

30代後半、念願のタヒチアンダンスを習い始めた(大阪に転居した40歳でやめている)。踊ることが大好きで大好きでしょうがない。ベーシックの練習をすること、先生の指示するハードな基本練習が大好きだった。が、フリースタイルで踊れとなるとピタッと踊れなくなるというのが悩みだった。振付のあるものはミッチリ練習して踊れるようになるけど、フリースタイル、曲に合わせて自由に踊るができない。できなかった。けど、毎週1回のレッスンが私の魂の解放日だった。素足で踊るからアースのような感じでエネルギーを放電して、反対に大地から力をもらうイメージ。今でも踊りたくてしょうがない。子育てがひと段落するまではちょっと我慢だな、なんてことをよく考えている。
そういやバレエを習っているときもバーレッスンは大好きだったけどフロアレッスンは苦手だったな。たぶん理由は同じだ。

会場で流れている音楽がスローでハワイアンな音階の曲調だったのもあるのかもしれないけれど、踊っている自分をみて、そして踊っている自分を感じて、これまた楽しく、いや楽しいというより解放された心地よさを味わっている間に後半も終了。あぁ、終わってしまった。

一人一人にメッセージを伝えていくDrマイケル。が、私のところは笑顔でスルー!いやん!さみしい。なんもない?なんもないん?と思いつつも、ま、よかったってことよね。えー、でも私もなにか言葉が欲しい(笑)

参加者、スタッフも含めてみんな腕をまわして円になる。ゆらゆらと横に揺れる。隣の人の哀しみと解放にむけての小さな光のようなものが感じられて「大丈夫。大丈夫だよ。」など思う。みんなの明るいお顔とDrマイケルの愛に満ちたお顔が印象的。みんな明るい。

そして解散。各自自分のベッドに戻り帰り支度やらお買い物タイム。
ちょうど通訳の百合子さんが近くのソファーに腰かけていらっしゃったのでお声かけしてみる。「今日はめちゃくちゃ楽しかったです!そして英語がしゃべれたらいいのにって切実に思いました。」とお話しした。「なにか好きなもので英語を勉強されたらいいですよ。なんかあります?」「ダンスと音楽ですね」「そういうものに関連して英語になじんでいくと入りやすいですよ」とアドバイスをいただく。(8月の後半から毎日少しずつ英語の勉強を始めました!継続中。)

あら、あちらからDrマイケルがニコニコと大きく腕を広げてこちらにいらっしゃる。「わお!ハグ?」と思いながら柔らかくしっかりハグ。Drマイケルはとにかく愛だった。
その日の夜はまだいろいろ整理しきれてなくて、とにかくTweetしたのはこちら。

その日、会場でご著書とTシャツ、曼荼羅が販売されていて、それらを購入した人はDrマイケルからサインとメッセージがもらえるとのこと。電子書籍で事前に買っていたのでどうしようかなぁと思いつつも、やっぱり自分へのメッセージをいただきたくて紙媒体のご著書を購入。皆さん並んでいらっしゃるので、とりあえず帰り支度をしながらのんびりと待つ。私が最後の一人。

ご著書をもって前にたつ。事前にふせんに私の名前を記載してある。
百合子さんがDrマイケルに「She’s name mean "hope","wish"・・・」とお伝えしてくださる。私の施術中に思い出していた父の命名書のこととリンクしてハッとする。が、Drマイケルは私にチャネリング中で聞いてない(笑)

その後、顔をあげられて「コントロールを手放しなさい。開いた心で人生を喜んで(楽しんでだったか)。光の中で踊るように自分を生きるんです。」とメッセージをもらう。

コントロールを手放せ。の一言でもうビックリで。今日、私が白昼夢のようにみていたタヒチアンダンスを踊る姿とリンクしている。私は自分を律するのが得意というかギッチリしている。いいところでもあるけど今は課題として感じているところ。踊りは感じないと自由に踊れない。こうしてああしてと自分の頭と体をコントロールしようとすると全く踊れない。そういうことだよね、と思いながら「光の中で踊るように」でまたビックリするという。ナイルの光、太陽が映像としてフラッシュバック。太陽に向かって踊る姿を思い出す。え?なんだろう。このリンクした感じ。もう、不思議だ。
けど、わかった!私、そこに向かいます!と心に強く思ったところで「あ、コントロールはあかんのね。天に投げとこう・・・」と帰路につきました。

ビルを出て素敵な女性お二人と立ち話しをする。お連れではないとのことでしたがお二人とも町田と東京からいらしているという。美味しい大阪のお店ご存じない?とのことでしたが、子どもを産んでから外食することもなく、もともとあまり外で食事をしない&コロナ後で状況がわからないというお返事できない不甲斐なさ。大阪は安くて美味しいお店多いからあまりはずれはないと思いますとして答えられず申し訳なかった。

そして、そのうちのおひとりは「この間スリランカへアーユルヴェーダを受けに行ってたんですよ」とお話しされていた。60歳近いとおっしゃられていたけど、ものすごくお綺麗でエネルギーにあふれていた。連絡先うかがっておけばよかった。素敵な女性でした。私の参加のきっかけがMOTOKOさんのエナジーワークだったこともあり不思議なご縁を感じていた帰宅時の出来事。

帰宅して、子どもを迎えに行った時点でめちゃくちゃ現実の世界に戻ったんですけど、ぼんやりと温かい燈心のようなものがちゃんと残りました。

施術を受けて丸2か月ほどが経ちます。あの時の感覚を戻してくることを意図的にやっています。あ、これもコントロールなんかな(笑)
長年の癖というのは、なかなかに頑固にこびりついていますが、我に返る術を一つ身に置けた感じもあります。

私はこれからどう生きていくのか。
流れにのりつつ、自分が見届けていきたい。

とりあえず、推敲なしで流れに乗ってUPをば。

【追記】
ざーっと体験と自分の思考、感覚、みていたものを書いてみた。人それぞれみていることも感じていることも全く違うものなんだと思う。
そこに正解不正解なんてない。私が体験したことを言語化してみたらこんな感じでした。他の人の感じも知ってみたい。





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