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わたしは優しいヒーローになれない

2019年12月から1年間でTwitterとnote両SNSでフォロワーが2万人ずつ増え、総合フォロワー数は6万人を超えた。「特別に発信方法を変えた」という感覚はなく、( ウズベキスタンの写真は広がったけれど) 多分なんだけど、両方ともアクティブなユーザーが増えているように感じる。
だからこそ焦らず、ズルをせず。さぼらず。
コツコツ積み重ねていけば、多分平等にたどり着ける場所なのだろうなあと感じてる。

ちなみに前もnoteに書いたけれど「大事なのは数じゃない」とわたしは思わなくて、これは信頼の数で、努力の数だと思っている。から圧倒的に大事にしたい。

フォロワーさんには日々応援してもらっているし、元気をもらっている。大好きなインターネットを通して優しく包んでもらっているなあ、と心底感じている。

昔、webデザイナーになりたくてたまらなかった頃、ネットで見つけた海外のデザイナーさんにメールを送ったことがあった。
その方は本当に丁寧に返してくれて、多分、今の私があるのはその人のおかげだと思っている。

そんな思いと経験から、もらった連絡はひとつずつ返したくて。
どんなに遅くなっても長文でも、連絡を返してきたのだけれど、ここのところ、パンクしています。それは数が、というより私のキャパかもしれない。

「これはフォロワーさんが喜ぶかもな」とか「いずれ誰かのためになるかも」とか「仕事だから」とか理由はさまざまであれ、これまで包み隠さず、あらゆる事を発信してきたつもり。
生き方も使ってるカメラも、レタッチ方法も。
好きな旅先も、旅先のカフェも、全部全部。何度も何度も繰り返し。でも、どうしても届かない情報もある。

だから「使っているカメラは何ですか」や「ここの旅先でおすすめは何ですか」の質問にもその都度答えてきたのだけれど、フォロワーが増えるたび、その人数が増えていく。
頼ってくれるのはうれしいし、私もあのデザイナーさんのように立ち回れる素敵な人でありたい。そのキャパが欲しい。だけれどどうにもこうにも、私の器ではすくいきれなくなってしまって、何だか最近疲れてしまった。

発信している人は、同じような思いを少なからず、みなしてるのではないだろうか。
おすすめのカフェ情報なんて、もしかしたら5分で返せる事だと思うかもしれない。だけれど、私達はそれが1日10人の時もある。そしたら1時間、わたし達は何度も同じリンクを送り続けることになる。

頼ったり、相談してくれるのはうれしい。だけれど聞きたい情報は本当にどこにも載ってない事なのか、まず調べてほしい。

私達は便利屋じゃない。


ここまで書いて「本当に善意だったらこんなキャパオーバーにならないのでは」とふと思い、心の奥底にあるものを探ってみたら、多分わたしは、嫌なやつだ、と思われるのが、どこかの誰かがガッカリして、落胆させてしまうのが怖いだけなのだと思う。

それは優しさではなく、
取捨選択ができないだけ。
ただの弱さと見栄っ張り。
どう背伸びしてもヒーローにはなれないんだなあ。

今後はtwitterのモーメント機能を使って、これまでよく聞かれていた事などをまとめて置いて行こうと思います。
あと、もっと丁寧な情報発信を心がけようと思いました。まだまだだなあ。

ということでまとめると、検索すれば見つかる情報に関してはDMをいただいても基本お返ししません。(googleで検索してやってください)それでも見つからないものに関しては連絡をください。

最近妙にイライラしてしまって、
それが原因な気がするので、
まずは心を大事にします。

自分を過大評価するのはやめよう。
八方美人もやめよう。

強くなろう。

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