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自分の歪みのない「好き」を未来に連れていくには、人間やはりアナログが必要なのだと思う

昔からやりたいことだけ沢山あって、だけれど計画することが苦手すぎた私。何年も何年もやりたいことを温め続けているうちに人生のフェーズが変わってしまって諦めたり、忘れたりを繰り返してここまで生きてきてしまった。「あ、私のやりたいことを遂行するには舵取りをしてくれるパートナーが必要なのか〜」とやっと気づいたのは最近のことで、もっと早く気付きたかったなと思う反面、まあ人生あと70年近く残っていると考えたら、今ここで気づくことができてよかったのかなと思う。意外にはやいかも。あっぱれ。

先日発売させてもらった「最高の1日を考えるノート」もまさに今まで作りたくても作れずに闇の中に葬られていたひとつで、こうして形にできたのは、じぶんジカンさんという舵取りしてくれるパートナーがいてくれたから。本当にありがとうございました。( 30分で100冊以上が旅立ちました )


自分の「好き」って何?大切に守って育てていくのがむずかしくないですか?

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「古性さんの好きはもしかしたら小学生時代くらいに置いてかれているかも」と言ってくれたのはHSPの診断でお話させていただいた、みさき先生で、他人からの影響をすこぶる受けやすい私は、どうやら好き・嫌い判断軸が自分の意識の外にあるらしい。「らしい」というのはあんまり自覚がなかったから。というか今もあんまりない。言われてみればああ確かに。何か物事を選ぶ時「こっちの方が○○さんが喜んでくれるから」とか「こう言ったほうが周りに迷惑がかからないから」とか、判断や責任を他人に任せてしまいがちな節はある。
というか、これが「好き嫌いの判断基準が外にある状態」なのか。
普通だと思っていたので今まで特に疑問も感じたことがなかったのだけれど。

そんな性格の私にとってこのSNS時代「他人の人生がまるっと見えたような気になる」時代は、非常に生きにくいのだと思う。
(多分。どうやらもっと生きやすい世界があるらしい。)

自分の好きがそもそも他人軸にあるらしいのに、更にそれが他人の目によって憧れてもらったり、嫌だと思われたりするわけで。

そんなのますますカッコつけたくなるじゃん。

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でもそうやってカッコつけてたら結局カメレオンみたいに他人の目を気にしながらくるくる色を変えて生きてしまって、一体人生のハンドルを誰が握っているのか分からなくなってしまう。
自分も握ってないし「誰か」ももちろん握ってない状態なのだ。
これが今のわたしだと思う。
運転手不在のまま、人生という道を走り続けることになる。たどり着く場所すら誰にも分からず。
そう考えるとめちゃくちゃ怖い。

自分の人生は自分で責任を持ってハンドリングしなければ。
「好き」と「嫌い」をちゃんと確認して、持って、連れていかなければ。


ということで、自分のハンドルを自分で握り続けるために、このノートが生まれました。つまりこのノートは、私のための、私の人生をハンドリングするために生まれた自己満足全開のノートなんです。


小学生に置いてきた「好き」を取り戻すリハビリから始めるための、アナログノート

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ではなぜこのネット時代にアナログの「ノート」なのか。それは誰にも見せる予定のない、アナログであれば、誰にもカッコつける必要がないから。
私は私のために書けば良いからです。
それを何度も何度も繰り返しかけるようにしておけば、後から何度でも見直せるから。というか、ノートにまとまっていると見返しやすい。

これまではSNSのnoteに度々、最高の1日〜を書いていたのだけれど、

多分ちょっと”見栄”が入ってると思うんですよこれ。
多分じゃなくて、私の場合性格を考えると絶対かもしれない。
だからやっぱり、アナログが良いんです。私だけのために書ける形がいい。

ちなみに今回そのノートを「販売」という形にしたのは、きっとなのだけど、私のように好きなもの迷子の人や、小学校に好きを置いてきちゃった人って実は結構いると思っていて。
そんな同志の、それこそ舵取りを一緒にしてくれるようなプロダクトになればと思い、販売という形をとりました。

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そもそも自分が使うので、使いやすさにもめっちゃこだわってじぶんジカンさんや、デザイナーのsachiさんと一緒に作ってもらったのだけど、まだまだ構成面で改善の余地はあるなあと感じているので、ぜひ今回初販売で手にとってくださった方はフィードバックください。
古性のちのDMでも、こちらのnoteでも、ぜひ。

ということで私もまた、最高の1日を考える〜を8月頃に書きたいなと思ってます。アナログで自分だけのために書くの本当にたのしみだな。

急に書きたくなって書いた「なんでノートを作ったか」の話でした。

それでは。

現在sold out中。2021年9月に再販あります


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