私が『木のまな板』を買った理由
今まで我が家ではエピキュリアン(Epicurean)のまな板を使っていました。これも木のまな板ではあるけれど、天然木の繊維を合成したもの。
見た目も可愛いくてお手入れも簡単で気に入っていたのですが、もう少し厚みと安定感のあるまな板が欲しいと思いネットで検索。
見た目が最高に好みな取っ手付きのカッティングボードを見つけたので、ネットで買おうとしてふと気になったんです。
商品名が『カッティングボード』だけど、まな板とカッティングボードは何が違うの?
今まではまな板を横文字にしたものがカッティングボードだと勝手に解釈をしていましたが、どうやら違ったようです。
用途や木材が違ってビックリしました。
木なら何でも良いわけじゃないのね。
というわけで、私が求めているものはカッティングボードではないことが判明しました。見た目の好みだけでカッティングボードを買わなくて良かった。
それから更に調べて、まな板の木材はヒノキかイチョウが良さげだなぁ。というところまではたどり着いたけれど購入までは至らず。
そんな時に偶然百貨店の催事で見かけたのがイチョウのまな板。実際に触ってみて手触りが良かったのと、何より職人さんのお話が聞けたところが良かったです。
私が調べた感じだと、使い心地はイチョウが良くて、お手入れの面ではヒノキの方が良さそうという印象でした(ヒノキには天然の殺菌作用がある)。
今回購入をした、くにさき六郷舎さんのまな板はイチョウに耐水加工(天然の食用油を使用)や反ったりしないような工夫がされていて、お手入れの面でヒノキを選ぼうとしていた私の悩みを解決してくれたのが購入の決め手でした。
実際に使ってみての感想は、細かいことは分からないけれど以前よりも食材が切りやすく、切り残しもない気がします。
まな板に厚みがあるので安定していて切りやすいのか、木材が変わったからなのか私には分かりませんが、料理上手になった気がして気分が上がるのは確かです。
トレー型まな板なので、カッティングボードのように食卓でお洒落に使うこともできるとのこと。
傷んできたら、削りなおしや耐水加工もしてもらえるようなので、長く大切に使っていこうと思います。
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