猛烈に食べたくなるモノ。続き。
新宿伊勢丹のデパ地下に緑寿庵清水が入ってるので、そこに猛烈に食べたくなっている金平糖を買いに行こうと思ったのは先日。
その後、関西に住んでいる娘が京都の河原町に行くというので、伊勢丹新宿店に行くのをやめ娘に緑寿庵清水の祇園店に行ってもらう予定にしていた。
その河原町行きは来週(もう今週か)。
昨日の土曜日、すみだのトリフォニーホールで3回目の新日本フィルとJAZZピアニストの小曽根真さんのコンサートがあり行ってきたのだけど、その後東京駅で友人と食事をすることになっていた。
東京駅まで行くんなら、銀座はすぐそこ。
せっかくだったら自分で買いに行きたい。
ということで娘に買い物を頼んだにも関わらず、自分で銀座店に金平糖を買いにいくことにした。
一見すると宝飾店と間違えそうな雰囲気。
もうここに来たくて仕方なかったので、躊躇わず入店。
金平糖は見本がショーケースに並んでいて、全て手に取ることは出来ない。ケースの外から神々しい金平糖を眺めるだけだ。
店員の方が声をかけてくれ、清水白桃(岡山の桃)の金平糖を味見させてくれた。
カリッと噛むと桃のいい香りと味が口内に広がった。
これが金平糖なの⁉️
本の主人公が言ったように、金平糖の概念が覆る金平糖だ。
店員の方はさらにロイヤルミルクティーの金平糖も味見させてくれた。
これまた小さな粒にしっかりとミルクティーを感じ、味わえる。いやぁ、驚いた。
どれもこれも買って帰りたくなったけど、値段が値段なだけに好きなだけ買うわけにいかない。
一日限定10箱という伊予柑の金平糖(限定品)は品切れ。
他にもいくつも品切れとなっている金平糖があった。
本に登場していた『濃茶の金平糖』。これは店内に見当たらず。
『祇園店と品揃えが違いますねー』と言うと
『ここ銀座店は銀座店でのみお取り扱いしている金平糖なんです』とのこと。
ただ職人は京都の職人で、京都店で出してるものを作ってるのと同じ職人さんが作ってはるとのこと。
銀座という一等地に相応しい品揃えということか。
今の季節限定のヨーグルトの金平糖は置いてなかったけど、これは新宿伊勢丹のデパ地下にあるとのこと。
新宿の伊勢丹に行った方が品揃え豊富で値段も安いかも。
でもせっかくここ目指して来たので4点購入。
銀座店に濃茶はなかったので玉露を購入。小さなその粒を噛むと本当にお茶の香りが鼻に抜ける。
玉露の甘くてすっきりした香りと味わいに魅了された。
味見させてもらった白桃も、サイダーもピーチパインももちろん大満足。
子供の頃の駄菓子から何段階も一気に格上げされた金平糖。皇室献上品にもなるわ。
とても日持ちのするお菓子なので、大事に少しずつ少しずつ味わいながら食べよう。
それにしても京都の老舗、凄いな。
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