推し作曲家が大河ドラマの音楽を書くことになった話

nonta44

未だに「夢を見ているのでは？」と思っているところがあるので、記事にして書き留めておこうと思いました。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の音楽を、エヴァン・コールさんが担当することが決定しました。発表からもう１ヶ月以上経つんですね。
このツイートを見た瞬間、私は人間やめたのか？　というレベルで自室で狂喜乱舞し、家族に変な目で見られました。
当日の私の狂喜乱舞ぶりは、

こんな感じ。はしゃぎすぎである。ちなみにマジ泣きしてました。限界オタクか？　はい、限界オタクです。
その後も「三谷先生に足向けて眠れない」だの「まだ信じられない……私キツネに化かされてない……？」だの限界オタクツイートを一日中ぶっぱしていました。「気が狂いそう」ってツイートしてたけどもう狂ってるからな。
来年が楽しみすぎる……私は歴史がてんでダメなので、平安末期から鎌倉前期、と言われても全然分からないのだけど、親兄弟で殺し合うのが当たり前らしい殺伐とした時代を舞台に、エヴァンさんがどんな曲をひっさげてくるのか、ワクワクが止まりません。

でも「推し作曲家」とは言うものの……エヴァンさんが音楽を担当した作品で、きちんと知っている作品は実は一つしかありません。

「天晴爛漫！」
2020年に放映されたワンクールのアニメです。私は全人類このアニメを見ろと言い続けている。

御託はいいからこの動画を見てくれ。

第一弾PVです。このPVのために書き下ろされた曲がもうかっこよすぎて頭がおかしくなる。
私はこのアニメに見事に狂わされ、放映が終わってもうすぐ１年が経とうとしている今でも見事に狂い続けているわけなんですが、その狂った理由の一つがサウンドの良さにあります。バリバリのかっこいい音楽からしっとり系の音楽まで網羅していて、「日本人が主人公」「1900年頃のアメリカが舞台」「荒野を往く物語」という作品の”風”と劇伴が完全にマッチしています。全人類見て。
惜しむらくはサウンドトラックが発売されていないこと。サントラは円盤１巻の特典です。いや売ってくれよ……ちゃんとクレジットとライナーノーツついたサントラをさ……言い値で買うから……。

この作品で私はエヴァンさんと出会い、見事に沼にドボンしました。調べたがるオタクなので、過去作品を調べました。Elements Garden出身。シンフォギア。ハクメイとミコチ。ヴァイオレット・エヴァーガーデン。どの作品も通ったことないや……そもそもあんまりアニメやドラマを見る習慣がないので……。ワイルドアームズの民だったくせにシンフォギアを履修していない私としてはシンフォギア見たいな……などと思っていました。
そんなことを考えているうちに「NHKのサタデースポーツ、サンデースポーツのテーマBGMを作っている」ことが判明。早速録画して見たら、

ヤッッッッッッッッッッッッバイ（語彙力消失）

シンフォギアではどんな曲書いてるのかな～と思い、たまたま目に入った曲「殲琴・ダウルダブラ」を聴いてみる。

かっっっっっっっっっっっっっっっっこいい（突っ伏す）
あと水瀬いのりさんの歌がうますぎる。

更に調べたらNHKドラマ「螢草　菜々の剣」の劇伴を担当されていたことを知り、NHKドラマか～！　と思いながらサントラを視聴。

エッッッッッッッッッッモ（卒倒）

PCに取り込み済みの天晴爛漫！のサントラや、螢草のサントラ視聴を聴きながらぼんやり思いました。
サンスポサタスポの曲を書き、NHKドラマの曲も作っているエヴァンさん。NHKとのパイプもある。和風サウンドも大得意。

近い将来、大河か朝ドラあるんじゃね？

朝ドラは勤務時間の関係で見られないので、大河ドラマの曲作ってほしいなあ、「麒麟がくる」も外国人作曲家だったし、エヴァンさんダイナミックな曲書くし絶対大河向いてると思う……でもエヴァンさんまだ33歳の若さだから、大河は向こう5年は無理だろうな……と思っていました。逆に言うと「38歳で大河音楽を書ける」と思っていたとも言う。

それが。

来年ですよ。

来年！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

いやマジでまだ夢見てるんじゃないかなって思います。夢じゃないんだよ！！　と自分の頬を引っ張りながら螢草のサントラをポチりました。たった今。めっちゃ良い……（聴いてる）

そういうわけで、

鎌倉殿の13人、オープニングで「曲＋エヴァンさんの名前のクレジット」でもう泣く可能性が高いです。

楽しみです。


★おまけ★

「天晴爛漫！」のサントラのメイキング映像です。出だしのバリサクがかっこよすぎて意味わかんない。「あとはエヴァンさんにおまかせします」って言われてこんなすごい音楽作っちゃうの天才なのでは？　知ってた。

ラップもご自身でやっています。すごい。天才。

は～～～～～～～～～～～～～来年が楽しみだな～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～。
現実感を得たくて記事を書きましたがやっぱりまだ夢見てるんじゃない？　って思います。
おしまい。

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