見出し画像

小学3年生を首に負う

こんにちは。畠中です。

今日は「スマホ首」についてお話ししたいと思います。


ここ最近スマートフォンを見る時間が長くなったという方も多いのではないでしょうか。私もその1人です。


今日はそんな「スマホ首」についてお伝えしていきたいと思います。


1.頭の重さは?
2.頭を支えているのは?
3.首の曲がる角度で大きな負担!!
4.ずぼらな私もやっている対処法


1.頭の重さは?

頭の重さは体重の約10%、約5Kgあると言われております。ボーリングの球1つ分くらい。結構な重さです。


2.頭を支えているのは?

頭を支えているのは骨と筋肉。後、靭帯や軟骨などがあります。

首の骨は7つ。

筋肉は
後側に
僧帽筋、頭板状筋、肩甲挙筋、頚板状筋、頚腸肋筋、頚最長筋、頚棘筋、頚半棘筋、頭最長筋、上・下頭斜筋、頭半棘筋、大・小後頭筋、頚棘間筋、左右合わせて31(棘間筋は真ん中についているためカウント1)

前側に
頭長筋、頚長筋、内・外頭直筋、左右合わせて8。

側面に
胸鎖乳突筋、前・中・後斜角筋、肩甲挙筋の左右合わせて10。

全部で49

細かい筋肉から、肩まで繋がっている大きな筋肉まで様々な筋肉が首に49もあるのです。

頭を支えるのはもちろんですが、首は前後、左右、ぐるりと回したりと複雑な動きをするため、多くの筋肉が必要になるのです。


3.首の曲がる角度で大きな負担!!

首の曲がる角度に比例して、頚椎にかかる負荷は増えていきます。これは、米ニューヨーク市の脊椎専門のクリニックの外科医長を務めるケネス ハンスラージ氏が解明したもので


首の曲がる角度→頚椎にかかる負担
0°→4〜6Kg
15°→12kg
30°→18Kg
45°→22Kg
60°→27Kg


27Kgといえば、小学生3年生の平均体重。
首を60°俯き加減の状態だと、小学3年生の子を首でずっと負ぶっているのと同じくらい首に負担をかけているのです。


これが長時間だと思うと恐ろしいことです。負担がかかっている分、血流が悪くなり→筋肉が硬くなった結果、首凝り、肩こり、頭痛になるわけです。


4.ずぼらな私もやっている対処法

①スマホと顔を同じ高さに
 スマホを見るときは、携帯本体を顔と同じ高さに持ってきて、うつむく姿勢をなるべくやめましょう。

②時間を決めて見る
 ついつい、だらだらとみてしまう場合タイマーをセットし長時間見るのを予防

③寝ながらタオルストレッチ
 スマホを見た後は、寝ながらタオルストレッチ。

1.バスタオル丸める
2.仰向けに寝て、タオルがうなじのところにくるように当てる。
3.その姿勢で5分間。凝ってる部分がじわーっと刺激され気持ちいいです。
4.首を左右に動かす。その時、凝っている部分は他より強く刺激を感じやすいので、しばらくその部位で保持。そのあと、動かすと血流が流れていく感じがわかります。
↑楽で気持ちいいのでおススメです


④耳ツボ刺激
 末端には全身に繋がるツボがあり耳にも。

画像1

首や肩は赤色の枠。目は耳たぶの真ん中。耳自体小さいので全体的に揉むことで全身調節にも繋がります。


「スマホ首」
首こり、肩こりだけでなく、顔のたるみや首のシワにも繋がるので、姿勢と対処法と気をつけて見てください。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?