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2021年の「働き方」と「会社の飲み会」をSF小説的に空想してみる

こんにちは!株式会社ノンピのチョコ光山です。
ノンピのnoteに興味をもって頂き、ありがとうございます。

この投稿をする当日、3/22から緊急事態宣言が解除されます。
これからまた街に人が溢れ、オフィスに通勤する人も増えていくであろう未来を思うと
今後の世界がどうなっていくのか、ノンピとしても個人としても常に考えていく必要があると思っています。

今日は、そんな未来予想がSF的だなーと思ったのでSFの話もしつつ近い未来の展望を語りたいと思います!

2021年はまるでSF小説の世界

 SFとはどういうものか、言葉を調べるとこのように出てきます。

・SF=サイエンス・フィクション
・科学的な空想にもとづいたフィクション
・サイエンス・フィクションは、‟信じがたい可能なこと”を描く

なるほど。僕はこの説明に違和感ないので、上記の定義で話を進めたいと思います。

参考になるSF小説として、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を挙げたいと思います。この作品は映画「ブレードランナー」の原作になった小説で、主人公は人工知能を持ったアンドロイドを処理する賞金稼ぎなのですが、最後には人間とアンドロイドの区別がつかなくなり、「人間とは何か?」「人間と人工知能(アンドロイド)との違いは?」と、読者に問いかけます。これは現代のAI時代の予言のようでもありますが、世界観としては今よりも100年くらい先の世界の話のようにも感じます。(この作品自体は1968年刊行です)

このようにSF作家は多くの未来を空想し、予言のような作品を出してきました。
現代にもしフィリップ・K・ディックがいたらどんな作品を描いたでしょう?

2020年から2021年にかけて起きている現象は、SF小説のストーリーとしてそのまま使えるような世界だなと感じるのです。

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企業の働き方やコミュニケーションのあり方を考えてみる

上記の通りすでにSFのような現実世界にいる私たちですが、緊急事態宣言が明け、ワクチンの摂取も進んでいく中で世界がどうなっていくのか。特に企業の働き方や懇親会などのコミュニケーション領域に注目して、近い未来をチョコっと空想してみたいと思います。

企業の職場環境はどうなっていく?

まずは現実的な予測として、今現在リモートワークしている企業のうちオフィスに戻っていく企業は一定数いると考えられます。理由として「オフラインでこそ可能な一体感のあるコミュニケーション」や「クリエイティブな発想にはオフラインでの何気ない会話が役立つ」ということに気づいた企業が、バックトゥオフィスする動きが見えてきています。

一方で以前のように100%オフラインという形ではなく、週の半分はリモートワークするなどの「ハイブリッド化(注1)」が進んでいくことも予測されます。オフラインとオンラインのいいとこどりをする企業が増えるでしょう。

注1:ハイブリッドとは、「組み合わせる」ということ。自動車のプリウスはガソリンと電気のハイブリッド。コロナ禍ではオンラインとオフラインのハイブリッドを指している

こういったハイブリッド化した社会は、リモートワークがあることで満員電車の通勤ラッシュの解消やダラダラ残業の解消、転勤や出張が不要になる、などのメリットが生まれると思います。

またオフラインのコミュニケーションがあることで、オフィスでの何気ない会話がしやすくアイディアが生まれやすい環境が整う事や、顔が見えることでチームビルドにも良い影響があると言えるでしょう。

こう言うといいことずくしのように思えますが、人の移動総量は減るはずでオフィス需要をターゲットにした店舗ビジネスを展開していたビジネスオーナーなどは変化する必要に迫られるかもしれません。

こういった現実の厳しさを、フィリップ・K・ディックなら哀愁たっぷりに小説として描いてくれるはずです。


オンライン飲み会の幹事はオフライン飲み会の夢を見るか?

働き方のハイブリッド化が進めば、飲み会のあり方はどうなっていくでしょうか?
nonpi foodboxはオンライン飲み会専用フードボックスなので、バックトゥオフィスの波によって一気に必要がなくなっていくのでしょうか?

僕がこのテーマで小説を書くなら主人公はコロナ禍でオンライン飲み会の幹事をやっていた人にするでしょう。主人公は押し寄せるオフラインへの逆戻りの波の中で戸惑いながら、適応していきます。

-2021年12月-
世間はすっかりコロナのことを忘れて、はしゃいでいた。
ボクは会社の忘年会の幹事を任された。
去年はオンラインでやったけど、今年は会場にケータリングを呼んでパーティーだ。
地方にいるメンバーや、リモートワークしているメンバーはオンラインで参加する。

ボクはオンライン飲み会の幹事で培ったノウハウを活かし、タイムテーブルを完璧に決めた。ノンピ好例の趣味プレゼンタイムでは、コンタ君の麻雀プレゼンが大盛り上がりだった。オン飲みで発明(?)したチーム対抗でのお絵描きゲームやイントロクイズはオフラインでも遊べる定番ゲームだ。ビンゴでは社長から豪華な景品が出て、参加者は大喜びだった。
歓談タイムもZoomを使ってリモート組と会場組をつないだ。オン飲みと同じように、チーム構成は検討に検討を重ねて決めた。普段、同じ部門同士や部門間の交流を考えて未来につながるようなチームを組んでみた。

忘年会は、大成功だった。

二年ぶりのオフライン忘年会で、みんな楽しそうでよかった。それに以前なら参加できなかった地方に住んでいるメンバーやリモートワークのメンバーもオンラインで参加できて、最高の時間だった。2020年1月から始まった嘘のような現実の日々を思い出しながら、ボクはホッとした。帰り道は雪が降っていたけど、ボクには好都合だった。
-2025年4月-
ボクは相変わらず幹事ライフを楽しんでいた。
「今度のキックオフはニューヨークと合同でやるからオンラインでやろうよ!」
「今回はウェビナー形式で全社集会をやって、食べながら聞いてもらいたいんだよね」
「来週サクっとオン飲みしよっか!」

「幹事、いつもありがとうね」

ボクはコロナが変えた世界が、嫌いじゃない。

(完)

想像するとけっこうリアルにこういう世界が広がっています。
働き方と同様に飲み会も「ハイブリッド化」していくのではないでしょうか。

こういった未来を常に予測して、nonpi foodbox™️のサービスを進化させ続けて行きたいと思います。

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2021年は変化するチャンス

先日、ノンピの社員から薦められて出口治明さんの「還暦からの底力」というYoutubeを見ました。

そこでは日本が
・1970年に統計をとりはじめてから50年、労働生産性がG7最下位
であるという事実が述べられていました。

その原因は「ダラダラ残業」と「(無駄な)飲ミュニケーション」であり、コロナはそういった社会から変化するチャンスであると述べられていました。(注2)

注2:意訳していますので、詳しくは動画をご覧ください。
出口治明さん「還暦からの底力」
https://www.youtube.com/watch?v=UFs8ZXVdZZo

上で述べたように、働き方と飲み会がハイブリッド化していくことで日本のビジネスシーン全体にいい影響が出ることを楽しみにしています。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

これからもノンピのnoteをご愛読いただけますよう、よろしくお願い致します!!
SHOUT OUT TO 飲み会幹事!!


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3.Believe No Limits(無限の可能性を信じる)

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