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会社の懇親会をリアルとオンラインのハイブリッドで楽しんでみてわかったこと

こんにちは!

株式会社ノンピ のチョコ光山です。
ノンピのnoteに興味を持って頂き、ありがとうございます。

私達ノンピはnonpi foodbox™というオンライン懇親会用のフードサービスをコロナ禍に立ち上げて以来「オンラインでも楽しくつながれる」食事の場を増やすべく日々サービスを磨いてきました。

2022年になりオフィスに人も戻ってきた中で「企業の飲み会はどうなっていくのか?」というテーマは私達にとって重要テーマです。

今回、そのテーマについて考察するため月1で開いている全社ミーティング「あしたのごはん会議」を実証実験の場としてみましたので、その結果をここでレポートいたします!

増えるハイブリッド飲み会

nonpi foodbox™は2022年2月に幹事による参加場所の選択機能をリリースしました。

この機能は飲み会の幹事が「全員が自宅から参加(オンライン開催)」「全員がオフィスで参加(リアル開催)」「自宅とオフィスで参加(ハイブリッド開催)」を選択できるわけですが、リリースから約3ヵ月が経った6月現在、「自宅とオフィスで参加」する”ハイブリッド開催”の比率が増えているデータがあります。

開始当初は5%にも満たなかったハイブリッド開催の割合が直近1ヵ月のデータでは10%に上がっているのです。
3ヵ月の累計では15,000人以上のお客様がハイブリッド開催の懇親会に参加されました。

ノンピは「お客様の立場になって考える」ことを大事にしている会社です。
「ハイブリッド開催での飲み会は盛り上がるのか?」
検証してみました。

ケース①事業報告会の場合(あしたのごはん会議 第一部)

検証の場はノンピの月1全社ミーティング「あしたのごはん会議(4月20日開催)」。
第一部は経営陣や事業部長から会社の方向性、事業の成績など重要トピックについての報告がなされます。開催形式はZoomを使ったオンラインMTGです。

この日はハイブリッド開催の検証のため3つの拠点に分かれて参加しました。
拠点1.自宅(60名ほど)チーム
拠点2.本社(10名ほど)チーム
拠点3.製造拠点(15名ほど)チーム

第一部は経営陣からの報告がメインで双方向のコミュニケーションは少ないので、ハイブリッド開催の効果がどれくらい現れるかは正直懐疑的ではありましたがノンピは「まずはやってみよう!」というチャレンジの文化が根強い会社です。とにかくやってみることにしました。

当日、チョコ光山は「あしたのご飯会議」の運営側でもあるので、製造拠点チームのリーダーとしてその場を取り仕切ることになっていました。

準備物は以下の通り↓
①スピーカー兼マイク
一ヵ所に複数人が集まって会議に参加する場合、ハウリングなどを避けるため1つのPCにスピーカー兼マイクとなる端末を置くと便利です。そうでない場合、会話する度にマイクをON/OFFしなくてはいけず、現実的ではありません。

YAMAHAさんのスピーカー。オススメです。

②広角カメラ
一ヵ所に集まっている15名ほどを1つのカメラで捉えて「集まって参加してるよ感」「盛り上がってる感」が伝わればと思い、PC接続できる広角カメラを準備しました。

広角カメラはPCに立てかける式を使ってます

③プロジェクター&スクリーン
15名ほどが集まるので、大画面が必要になります。
ちょうどプロジェクターとスクリーンがあったので、会議の様子はそこに投影してみんなで同じ画面を見れるよう準備しました。
※この機材はマストではないと思います。ある程度のサイズであれば液晶ディスプレイで十分かと思います。

みんなでスクリーンをのぞき込んでいる様子

そして迎えた「あしたのごはん会議」の開始時間。さっそく問題発生です。。
上記の①、②についてはチョコ光山が本社にとりにいくつもりだったのですが当日になって別のメンバーが自分より先に本社にいるとわかり「製造拠点まで持ってきて♡」とお願い。「〇時までに必要」と言わなかったので、依頼された人は開始ギリギリに現地に到着しまして、見事にドタバタ劇が起こりました(笑)。 さらにプロジェクターとスクリーンの準備も当日になって決めたのでこちらもドタバタ・・・(笑)。
いやもう、幹事として大反省です。

ただ、ハイブリッド開催をした効果や独特の盛り上がりというものはハッキリと感じました。例えば経営陣が全社向けに発表するデータを見ながら同じ拠点のメンバーでなんやかんやと意見交換をしたりみんな同じところで笑ったりワークショップを一緒にやったり同じ拠点のメンバーが発表していると、それを応援したり。

同じ拠点にいるメンバーは1つのチームのようになっていて、一体感がありました。
またオンライン参加チームからは「リアル組が楽しそうで、それを見ているのが楽しかった」「オンラインで参加できる選択肢があるのはうれしい」という意見ももらいました。

さて、第一部は一定の成功をおさめました。
そろそろ第二部(懇親会)に移りましょう。

楽しそうな製造拠点チーム

ケース②飲み会の場合(あしたのごはん会議 第二部)

二部ではその月の新入社員の方と交流する懇親会を開催しています。
毎月、入社は2~3名なのでまずは知ってもらおうということで新入社員の方にまつわるクイズを作っているのですが、この月は8名。クイズだと時間内に収められないと悩んだ末に「ジャミラを倒せ!」というオリジナルのゲームを考案しました。

念のためゲームの概要は以下の通りです↓
ルール1.東京湾に現れた怪獣ジャミラを倒す方法をチームのメンバーと一緒に考えよう!
ルール2.チーム分けは拠点ごと。自宅参加チームは3つに分ける
ルール3.各チームのリーダーは新入社員の方にお任せし、発表してもらう

この発表を新入社員にお任せすることで、自己紹介も兼ねた場を作ろうと考えたのです。
チームメンバーとも「ジャミラの倒し方」について話し合えるので相互理解も深まると思ったのですが、「ジャミラのこと以外も話したかった」というありがたいフィードバックも後日頂きました(汗)。

結果的にこの第二部は、各拠点ごとでチームとなって「どうやってジャミラを倒すか」について真剣な検討がなされ、元は人間ながら怪獣になってしまった悲運のキャラクター・ジャミラを倒すため人間愛に溢れた様々な素晴らしいアイディアが出ました。
(優勝を決めることになっていたので、運営側のチョコ光山は悩みに悩み、ツラかったです(笑)それほどの接戦でした)

この第二部も、自宅から参加チームはオンライン同士でブレイクアウトルームを作り、本社チーム、製造拠点チームはそれぞれの場所で交流し、部門の垣根を越えたコミュニケーションが生まれました。

ゲームを盛り上げる司会陣と、参加メンバー

まとめ

「あしたのごはん会議」第一部と第二部を通して感じた”オンライン会議” “オンライン懇親会” ハイブリッド開催のメリットをまとめてみたいと思います。

・参加する場所ごとにチームになり、一体感が生まれる
・事業報告会のような真剣なシチュエーションでも、各チームで盛り上がることができる
・オンライン懇親会では各チームの”色”がより深まり、仲間意識が生まれ、コミュニケーションが生まれる

今回はチョコ光山が参加していた製造拠点チームの様子を中心にレポートしましたが、後日のアンケートによると本社チーム、オンラインチームそれぞれが違う楽しみ方をしたようです。

ハイブリッド開催は社員各自の仕事の都合に合わせて参加場所を選べるというメリットも挙げられますが、「オンラインで参加できる選択肢があるのはうれしい」という前述のコメントが象徴するように「どのように参加したいか?」「どのように楽しみたいか?」を選択できる自由度の高さが会社全体で見た時に大きなメリットとして挙げられると思います。

「みんなで盛り上がりたい」人はリアル組に入り、「自宅から気軽に参加したい」人はオンラインで参加する。このように自由度が上がることで、会社の飲み会でストレスを感じていた人も楽しく参加できる会が増えるといいなと思います。

以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました!


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