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【開催報告】かみいけ・ゆる読書会vol.18「ヤンキーマンガと読書」ー好きなヤンキーマンガを語ろう

6月22日土曜に、上池袋くすのき荘にて、『かみいけ・ゆる読書会vol.18「ヤンキーマンガと読書」ー好きなヤンキーマンガを語ろう』を開催しました。

こちらは、好きなヤンキーマンガやヤンキーマンガの関連本について持ち寄って、ヤンキーがそれぞれの漫画でどのように描かれているのか、漫画におけるヤンキーとはどんな存在かを語りあおうというものです。

(今回扱う「ヤンキーマンガ」には、ヤンキーが登場人物になっている漫画を含みます)

参加者の皆さんからは、ご自身が好きなヤンキーマンガを持ち寄っていただくだけでなく、そのマンガの推しキャラや、ヤンキーが出てくる小説、ヤンキーがテーマの評論本についても存分に語っていただきました。

今回、参加者からご紹介いただいたヤンキーマンガ等について、いくつかピックアップして紹介いたします。

サラリーマン金太郎(本宮ひろ志)

GTO(藤沢とおる)

湘南純愛組(藤沢とおる)

幽☆遊☆白書(冨樫義博)

女神の鬼(田中宏)

QP(高橋ヒロシ)

今日から俺は!!(西森博之)

ろくでなしBLUES(森田まさのり)

東京リベンジャーズ(和久井健)

池袋ウェストゲートパーク(石田衣良)   等

本の紹介とともに、ご自身とヤンキーとの関係性を語ってくれた方からは、

「出身の地元にもヤンキーの幼なじみがいたが、とても優しい人で今も地元で商売している」

「マンガのヤンキーは優しいけど、地元のヤンキーは怖かった。マンガはファンタジーなヤンキーのイメージが描かれていると感じた」

という意見がありました。

さらに、

「昔はスクールカースト上位の人がファションとしてヤンキーをファッションとしてやっていた気がする。ヤンキーになることが流行の一つだった」

「ヤンキーは、地元を大事にするイメージがあり、外の世界にはあまり興味が無さそう。地元の家族や仲間だったり、『ムラ社会性』を表す存在としてヤンキーがイメージされる」

という意見もありました。

あと、

「主人公のヤンキーはなぜか努力せず、理由もなく強い」

「過去のヤンキーだったときの強さが足かせとなって、現在の自分が生きにくくなる話もある」

「強さが独り歩きして周りに変に持ち上げられて窮屈になって、いきなり旅に出て終わるマンガが多い」

など、ヤンキーマンガあるあるの話も出ました。

1990年代から2010年代にいたるヤンキーマンガを並べてみて、時代の移り変わりを感じたりして、とても面白かったです。

さて、7月は池袋周辺にて以下の2つの企画を行います。

引き続き、本やマンガを片手に、皆様といろいろと語り合えることを楽しみにしています。

※それぞれ会場が異なるのでご注意ください。

HIRAKU 書店ミニイベント#18
《手ぶら読書と本のシェア》マンガで乾杯!!好きなマンガを語る飲み会


かみいけ・ゆる読書会vol.19 読書と月見ーおススメ本を語りつつ満月を観測しよう





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