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運動音痴球技嫌いが気づいたらBリーグ30試合見た

これまでスポーツ観戦とか全くしないタイプだったのですが、気づいたら23-24の川崎ブレイブサンダースのホームゲームをほぼ現地観戦していました。シーズン通して応援した感想を誰かに話したくてしょうがないのですが、バスケ友達がいないためブログにしてみました。

見に行ったきっかけ(ありがちなソレ)

運動音痴(かつそれをコンプレックスに感じてるやつ)が体育で一番嫌いなのが
球 技 だ!
なぜならチーム競技だから。自分が逆上がりできないとかは人の恨みを買うことはないけれども、野球で自打球したりしたら周りの目線がつらい。(実話)

というわけで子どものころから球技が好きになれず、スポーツ観戦からは遠い世界で暮らしていたけど、THE FIRST SLUM DUNKの試合シーンの臨場感がすごく新鮮で、「もしかして、スポーツ観戦が楽しいのってこの感覚があるから?」という気持ちが芽生え、実際の試合を見に行きたくなった。

全てが楽しかった三遠戦

そして思い立った時にチケットが買えたのがBリーグ第1節、川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス(GAME2)である。

選手の表情が見えるほどの距離の客席、外国籍選手の迫力(コティ 201cm/120kg)、ダンク(トム、J、ロスコ)や3pの鮮やかなプレー、ライブ会場さながらの演出、MC高森さんの聞きやすくてわかりやすい解説…。
初めての経験で、でもちゃんと楽しめて、ハマってしまった。
(この試合だったのも良かった。川崎が勝ったのももちろんベンチメンバーも含めて活躍したし、三遠も佐々木隆成選手など印象に残る活躍があった)

そこからホーム戦をほぼ毎回買うようになり、最初は試合を楽しんでいたのが、選手を応援するようになり、相手チームの選手にも詳しくなり、さっき見たのにバスライでおさらいしたり、気づけばバスケ漬けの7ヶ月を過ごした。

初心者、応援の苦しみを味わう

10-11月は勝ちまくりだったので、観戦初心者にはよかった。しかし宇都宮に僅差で負けてから雲行きが怪しくなり、北海道戦は「申し訳ない試合」とHCからコメントが出るほどの不調。ニックとJの離脱もあり、12-1月は連敗続きで帰りに落ち込むことも多かった。

初心者、エナジーの奇跡に感激する

アウェイのアルバルク戦を見に行った時も、「今日も勝つのは厳しいだろう」と思っていたので、始まる前のテンションは上がらなかったが、実際の試合では必死に得点し、ボールを追いかける選手たちの気合いを感じ、心を動かされた。負けても感動する試合ってあるんだなと思った。

↑1Qで5本3P決めるってどういうこと

しかし、その後ニックとJが復帰しても、シーズン当初の強さは戻ってこなかった。正直4月の広島戦のあと、この後見に来てもつらいだけかもしれない、とチケットを売ろうかと思っていた。それはそのあとの連勝で、なんとか思いとどまった。
でもCS行きの希望が残っていたホームの三河、渋谷戦もかなり厳しい戦いだった。

最後のホーム渋谷戦。
藤井選手とウィンブッシュ選手の連続スリーで同点に追いついた最後の40秒、このシーズンでいちばんの川崎コールを聞いた。アリーナが小さくなって、声がわんわん響いているかのような感じだった。最後、ニックのシュートが入らなかった瞬間の悔しさったらない。この動画を見るたびに最後のシュートが決まっていれば、と想像してしまうけれども、その気持ちも含めてリアルタイムで応援できて良かったな、と思う。

来シーズンも応援したい

スポーツ観戦が他の趣味と違うのは、「その日、どんな試合になるかは誰にもわからない」ということ。勝てるかどうかはもちろんだけど、負けてもスーパープレーが見られたり、選手のエナジーが伝わればそれで「負けたけど、来て良かったね」ということもある。普通のエンタメで5000円払ってがっかりさせられるなんてそうそうないけど、引き換えに2度と見ることのできないドラマを見ることもある。

来シーズン、すでにHCと選手の退任やリスト入り情報が出ている。川崎はフランチャイズプレーヤーが多いチームのようだけど、どこまで選手が残るのか。勝つためには改造が必要だと思いながら、多くの選手が変わってしまったら、「このチームが好き!」といえるところは残るのだろうか…?

でも、来季も目いっぱい応援したい。ココロたぎる瞬間をこの目で見たい!

#Bリーグ #川崎ブレイブサンダース

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