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\\DP生の〇〇が辛い!!!//

お久しぶりです⛅️

夏休みが終わり、新しい授業でバタバタして、
なかなか note を書く時間がありませんでした。

私の学校でも来年度の DP生の選考が始まり、
そんな中で本当に DP を選択する前に
DP の暗い部分についても伝えておきたいと、思いました。

「世界一過酷な教育カリキュラム」

と、言われるからにはそれなりの辛さがあります😓

ということで、
今日は DP の暗い側面についてお話ししていきます。

(かなり個人的な意見なので鵜呑みにしないで!!)

※ DPについてはこちらの記事で紹介しております↓


1. セルフマネジメント力

まず、一番大切なことがセルフマネジメント力です。

DP生は筆記のテストの勉強に並行して、

・各科目における学術的なレポート(IA)
・研究論文(EE)
・課外活動(CAS)
・哲学的な学び(TOK)
・大学出願準備

を、こなす必要があります。


課題を後回しにする癖のある人

やることの優先順位を間違えてしまう人

提出期限をあまり守れない人

同時にたくさんのことをすると何も手がつかなくなる人

は DP 生として辛い日常を送ることになるかもしれません🥺

実際に、私の代にも1人途中でギブアップした子がいました。


先生言われる前に、

自分で物事を順序良く進める力計画力

DPが始まる前から習慣化していないと、

DPが始まった時にアップアップしてしまうと思います。


2. 協調性・協力し合う意識

私の代は DP生が3期目で、

Final Exam を受けたのは1個上の先輩だけという、

乏しい情報量の中での DP 生活のスタートでした。

学校でも、学年160人いて DP 生は6人だけ…

情報なし、マイノリティだし、という状況でした。


そんな厳しい環境の中で

厳しい教育プログラムで生き残るためには、

少ない仲間たちと協力して助け合い

励まし合うことが欠かせません

私たちは以下のことを行ったりしました↓

・DP利用の大学入試の情報共有
・Final Exam の過去問が載ってるサイトの共有
・教科書の翻訳版pdfの共有
・CAS Project みんなで達成
・授業 slide の共有
・ノートの共有
・授業休んだ子への授業内容教えてあげるノート共有

DP生の共有 Google Drive を作成して、

そこにみんなが資料をどんどん追加していく感じです。

フォルダを作ってみんなでシェア!


「この過去問試験情報は私の手柄だ!!!」

とか

「自分でCAS進めるから、いい」

とか

謎の情報独り占め行為とかは、何の得にもなりません🥲

DPは1人だけの力で survive できるものではないです。

先生方や、家族友達など

色々な人からの助けがあってDP生としていられます。

そのため、人と協力して何かを乗り越えようとする意識や、

仲間意識他者に感謝する力がないと、

DP生活詰みます😇


3. 周囲からの理解不足

これが一番苦しむかもです。

先述したように、DP生やIB生というのは

日本の社会から見て超マイノリティ的存在になります。

学校によるかもしれませんが、

学校の中でもマイノリティです。

(ちなみに私のクラス40人いてDP生は私だけでした😢)

・担任の先生がDP生のことを理解していない
・クラスの人と関わりなさすぎて浮く(?)
・自分の居場所はどこ〜ってなる
・日本の大学入試DP生に求めるスコア高すぎ

みたいな状況が生まれます。

私の経験の1つとして、

5年生の時の担任の先生が

DP何も理解してなくて、色々大変だったのを覚えています。

嫌な記憶すぎて(?)多分記憶から消えちゃいました(汗)

あとは、

6年生の時の学祭シーズンが最悪でした、、、😢

6年生5月〜7月くらいが学祭シーズンだったのですが、

DP生ってちょうどこの時、

・各科目のIAを書き始め
・EEの最終版の提出締切
・TOKのエッセイ提出
・大学出願準備
・Mock Exam に向けて勉強

などがあり、とっても忙しかったです。

みんなは学祭で盛り上がってるのに、

DP生は実験室で実験したり、

図書館でIA書いたりと、心寂しく(?)過ごしていました。

終わらないIA
IBセンターのコリラックマは私の友達😘

ですが、

DP生でも全然クラスのみんなと仲良く過ごしてる子もいたので、

そこまで深刻に考える必要はないと思います!

他のクラスではDP生が3人いたりなどもありましたし、

DP生以外の子と楽しめるかどうかは、

自分次第だと思います。


4. 国内大学の選択肢の狭さ

DP 生にとってもう一つの大きな問題なのが、

国内大学の受験です。

その理由としては、

・IB資格を使用して出願できる大学が限られている
・求められるIBスコアが高い
・出願時期が DP の Mock の準備と被る

が挙げられます。

徐々にIBを利用した大学入試制度

日本でも整い始めていますが、

海外に比べるとまだまだな状況です。

IB利用国内入試対策についての情報も少ないことから、

自分で早めに IB利用の入試制度を行なっている大学について

調査する必要があります。

保護者の方も、わからない部分が多いところだと思うので、

情報の頼りどころがなく、

自ら正しい情報を入手していかなければならないところが、

少し大変だと思います。

IB利用の国内入試については、
こちらの記事でも紹介しているで
ぜひ参考程度にご覧ください☺️


5. 辛すぎて涙することも

やっぱり、勉強難しくて、辛くなって泣いちゃいます😖

主な理由は2つです↓

・周りができすぎくんに見える
・学習内容普通に大学レベル

周囲の友達は余裕そうに授業についていっていて、

私は『??』みたいな状況で、

「みんなできているのに私だけ理解できない、、」

と、悲しくなることが多々ありました。


具体的なエピソードとしては、

生物HL遺伝学の授業だったのですが、

他のみんなは普通に理解しているのに、

私だけ全然遺伝の仕組みが理解できなくて、

授業中に泣いてしまった、、というエピソードがあります😖


先生がめっちゃ私に一生懸命に説明してくれました。。

また、Mock の生物HLの点数が低すぎて、

衝撃的すぎて、授業中にクラスにいられなくて、

トイレで引きこもって泣いたこともありました。。。

(友達励ましに来てくれて友達の優しさに救われた良い記憶も🥺)


私の他にも、授業中にいなくなっちゃう子は他にもいました。。
(言っていいのか分からないけど汗)

先生に友達を、
「励ましに行ってあげて🥺」
と言われたこともあります。

泣いたり消えたり(?)しても、

先生方や学校がたくさんサポートしてくれたのが、

とってもありがたかったです。
(めんどくさい生徒でごめんなさいな気持ちもありますが😖)

DP生は人数が少ないかつ、

求める理想が高くて頑張り屋さんな人が多いので、

他人と自分を比較しがちになります。

そして、

テストの形式も今まで受けてきたのと全然違うので、

勉強頑張ったのに全然報われないじゃん!!!

と、最初の方はなります。

自分の目標をすぐに達成できずに、

落ち込んでしまうこともありますが、

それを乗り越える力も必要になります。

泣いただけで終わらせないのが大切☺︎

みんなで支え合ってこ✊

また、本当に勉強内容が高度すぎて、

日本の高校の教科書に載っていないことまで

当たり前のように学びます

なので、

分からないからネットで検索しよう〜

と思っても、

高校生向けのわかりやすい説明してくれているサイトがない!

ということも多々ありました。

逆に、こんな難しいこと学んでる自分偉すぎ。。

っていう謎の優越感?も生まれましたが(笑)

空間ベクトル〜@Math AA HL


6. まとめ

DP生の大変な部分が少しはお分かりいただけたでしょうか?

かなり個人的な意見になっているので、

参考程度にしていただければと思います。

気持ちの持ちようや、人との関わり方

個人学校によってだいぶ異なると思います。


正直、私も、

新しく出会う人に

いちいちIBとDPについて説明するのが

面倒くさく感じてしまう部分もあります😖

ですが!!!

IBには感謝しかないので、

その恩返しだ〜と思いながら、

IBの認知度アップの草の根活動を頑張っています🌱


人間面でも勉強面でも色々と辛いことが多いですが、

その分一緒に励まし合える、良い仲間ができます☺️


DPで辛かった経験は、DP後の生活で役に立ちます。

「あのときあんなに辛い経験したんだから、
もっと自分頑張れる!!!」


辛い経験は決して無駄ではないと思います。

ただ、その覚悟を持てるか。

その辛さを自分の力に変えられるかの問題だと思います。


いつもよりシビアな内容になりましたが、

今日も読んでくださりありがとうございました🤍


p.s. DP希望する後輩たち頑張ってね〜〜〜!!

次回:IAについてかな〜


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