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面接対策 将来の目標

面接で良く聞かれる質問といえば、
『将来の目標』です。

社会人経験者も聞かれますし、これから社会人になる方も聞かれる質問です。


ただ、
「未来の事なんてよくわからない」
「働いたことないとイメージできない」
「将来の目標何て特にないよ」
「違う業界だとイメージできないな~」

と困る方が多いのも事実。


ですが、この将来像を聞く質問。
就職未経験層にとってかなり重要なポイントとなるのです。


「将来の目標」は面接において重要

未経験層を採用する際には企業側は「活躍してくれるかわからない」状態で雇用することになります。

実績のある経験者であれば、過去の経験からどんな風に働いてくれそうか、イメージしやすいのです。しかし、学生をはじめとした就職未経験の若手の場合、働いた経験が少ないもしくは無いのでイメージしようがないのです。

ですので、未経験の若手の就職では自ら未来を語り自分自身の「将来像」を示していく必要があるわけです。

企業が将来像を聞く目的・理由

・その人と会社の未来が合致しそうか確かめている
明らかに違かった場合は退職のリスクがあるため。

・なんとなく聞いている
実は自己PRと同様に定型の質問だから、という理由で聞いている場合もあります。

・軸を知るため
人が未来像を思い描くにあたり、その人の過去の経験が影響されます。人間は過去の経験から価値観が形成されることが多いです。
未来像を聞き、理由や背景を聞くことで、その人が就職や生きていくうえで大事にしている価値観や人間性を知ろうとする目的があります。


以上のように、
将来像を聞くことでその人の過去も未来も価値観も探ることができるので、
面接で良く聞かれるのです。

では、どのように準備したらよいのか??

まずは「これをやるとよくないNGポイント」をおさえましょう


将来像を語る際のNGポイント

・プライベートすぎる
結婚したい、宝くじあてたい。海外で暮らしたい。ゲームをやって暮らしたい。といったプライベートすぎるものは面接の場では適していないです。
仕事の面接なので仕事の未来像であるべきです。

就職は結婚に例えられます。

「結婚しよう」とプロポーズして相手から「どんな家庭にしていきたい?」と聞かれ、「将来はゲームを1人でやって趣味で生きたいな」と伝えたら相手はどう感じる思いますか??

「あ、、家庭のことは考えていないんだね、、この人」となります。ここで伝えるべきことではないですよね。

ただし
「迷惑をかけたので親を旅行に連れていきたい」等の場合、仕事をからめれば有りなケースもあります。
「大学を中退して迷惑をかけた。なので仕事で成果を出してお金をためて、親に恩返しの旅行に連れていきたい」
これであれば、立派な目標ですね。

・受ける会社と方向性がかけ離れている
極論ですが、営業職の募集なのに「将来エンジニアになりたい」と答える 等。


・「ありません」と言う
もちろん明確な目標が無い人もいると思いますが、それでも考える姿勢や探そうとする姿勢が大事です。


ちなみに面接は正解がありません。
「将来社長になりたい!」という人を好きな人も嫌いな会社もあります。
「相手目線」が大事なので相手に合わせる必要もありますが、嘘をつく必要もないということです。

では、作成にあたりどのようなところがポイントなのか、、
さらに解説しますね。


将来像作成のポイント

・曖昧な内容は具体的に
例えば「信頼されたいです」「成長したいです」「他人の役に立ちたいです」など。は微妙です
信頼されて、他人の役に立つのが仕事ですし、若手には成長が求められます。当たり前のことを言っているだけの回答です。

ここではさらに深ぼることが大事です。
「どんな風に信頼されたいのか?成長したいのか?役立ちたいのか?」
「自分にとっての信頼 成長 ってどんな意味か?」
「自分にとって 信頼される人 成長している人ってどんな人か?」

と具体的に掘っていくことで、オリジナリティが出てきます。

曖昧なものがダメなのではなく、深ぼって言語化することが大事です。


・理由、背景もセットで考える
「なぜその将来像を目指したくなったのか」いう理由や背景、きっかけ、エピソードもセットで考えることが大事です。
自分の見本となっているロールモデルを伝えるのもありです。


・その将来像を叶えるために努力していること。もしくはこれから努力しようと思っていることも考える
ただの願望ではなく、ちゃんと叶えようとしている姿勢をみています。


・ワクワクする気持ちも大事に
特に就職未経験層はできるできないで考えずに今の時点のものでよいと思います。
「就活に必要だから」と義務感で作ると作っていても苦しくなるだけです。
正直、仕事をすれば夢も変わります。
仕事は未知のものに取り組む姿勢が求められます。
将来像の質問も未知のものに取り組む「仕事の姿勢」が問われていると考え、前向きに考える姿勢が就職後にもつながります。


考えても出てこない場合の方法

しかし、作ろうとしても今まで考えてこなかった人は出てこないのも事実。
以下のように訓練しましょう。


・書きまくってみる 
とりあへず思いついた「将来像」を出来る出来ないと書きまくってみること大事です。
そして1日開けて再度書きまくってみましょう。
昨日のものと見比べてみると意外なものがあったり、重複しているものがあるなど発見があります。
じっとしていても出てこないので手を動かすこと大事です。


・時期を設定してみる
入社半年後 1年後 3年後 5年後 10年後 と考えてみよう。


・目線を変えてみる
自分がどうなりたいか?? だけでなく どんなポジションにいたいか?
さらに自分の観点だけでなく周囲の観点を持ってみましょう

周囲からどんな風に思われていたいか??
会社の中でどんな役割になっていたいか??

・逆を考える
「こうなりたい」ではなく「こんな社会人にはなりたくない」と
なりたくない像を沢山出してみましょう。
その書いてみた内容の逆が自分のなりたい姿に近づくはずです。

ちなみに私の場合はこのアプローチがたくさん出ます。
ちょっとひねくれているからでしょう^^


・作成したものを他人に見てもらう
客観性が大事です。良し悪しを見てもらうのではなく、みてもらった内容から気になった点を質問してもらいましょう。
自分に無かった観点にきづくはずです。



まとめ

・「将来の目標」は面接において重要

・「プライベート」すぎたり「ありません」はNG

・曖昧な内容は具体的に / 理由、背景もセットで考える / 努力していることも伝える / ワクワクする気持ちも大事に

・書きまくってみる / 時期を設定してみる / 目線を変えてみる / 逆を考える / 作成したものを他人に見てもらう


以上です。

とても重要なポイントなので何度も作りなおしてみましょう!


今回は以上です。

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