上がれ自己肯定感!ネット募金のススメ
2021.9.22 一部追記
この記事タイトルを見て興味を惹かれたあなたは、自己肯定感が低い自覚がある人ではないでしょうか。私も同じく、自分のことを肯定的にみるのがなかなか難しく、自己肯定感を育てている真っ最中。今回はタイトルの通り、手軽に自己肯定感を上げるのに役立つネット募金について紹介します。
自己肯定感を上げるためのポピュラーな方法として、社会貢献があります。書籍などで書かれているのを読んだことがある人も多いでしょう。人間は一人では生きられないからこそ、きっと人は誰かの役に立ったと実感できたときに、自分の存在を許容することができるのでしょう。しかしこのご時世、ボランティア活動はハードルが高い。行動が制限されている医療者や、そもそも仕事や家事で忙しく、時間が捻出できない人もいます。そんなときに、スマホやPCひとつで簡単にできるネット募金があります。
最近ではWeb上で申し込みから支払いまで済ませたり、特定の団体を選んで寄付ができたりと、かなり便利になっています。少額でも寄付できるし、人の役に立てるので、自己肯定感を上げたい人なら検討したことがあるんじゃないでしょうか。しかしこういった募金には一つ問題があります。お金がかかる。募金というくらいなので当然ではありますが、コロナ渦で自分自身が厳しい生活を送っている人も多いでしょう。でもネット募金を諦めるのはちょっと待ってください。なんとこの世には自分の懐を痛めずに募金ができる仕組みがあるんです。今回はこのありがたーい仕組みを紹介します。
sumabo
創設21年、寄付総額が5億円に迫っているクリック募金サイトです。利用するのに会員登録が必要です。スポンサーのウェブサイトに飛んで募金する仕組み。寄付先は主に国内の社団法人やNPO。1クリック1円のクリック募金だけでなく、1件100円のアンケート募金もやっています。アンケート募金は回答に時間がかかるので、時間的ゆとりがある人向け。ENEOSやサントリーなど、大手企業がスポンサーをやっています。
HEARTiN
こちらは2006年から運営されているクリック募金ポータルサイト。登録なしで募金できますが、会員になると自分の累積クリック数や、寄付したプロジェクトの一覧が見られます。ウェブサイトのデザインがお洒落で見やすい!(スマホからだとちょっと見辛いかも。PCからだと素敵)寄付先は国内・国外どちらもあります。月額500円からスポンサーになれるので、個人や中小企業でもスポンサーになりやすいです。プロジェクトによっては活動報告や、なぜプロジェクトが発足したのかが詳細に書かれており、いま世界にどのような課題があるのかを知るきっかけにもなります。
deleteC
deleteCはがん治療研究に特化したプロジェクトです。公式アンバサダーを歌手のAIさんが務めており、参加企業にカルビーやコクヨなど大企業が軒を連ねています。#deleteC大作戦として2021年9月30日までの期間限定で、Twitter・Instagramへの写真投稿で1件100円、参加企業公式アカウントの対象投稿へのRT・いいねで1件10円の寄付ができます。寄付と啓蒙活動に同時に参加できる仕組みですね。残り期間がわずかですが、昨年も同様に期間限定で寄付のキャンペーンを行っていたので、毎年恒例になるといいですね。
番外編
ポイントを寄付できるサービスです。ポイントの有効期限がきれそうなときに少額の寄付をしたり、大きな買い物をした後にまとめてポンと寄付したり。実はポイントはかなりの額が期限切れで失効していて、その規模は数百億円とも言われています。国家予算規模!せっかく貯めたポイント、消えちゃう前に誰かのために役立てませんか?
Yahoo!ネット募金
言わずと知れた有名なヤツ。Tポイントは1円から、クレカの場合は100円から寄付できます。プロジェクトが多いので、どこに寄付するか迷うかも。災害への支援から自然保護、文化保護、研究費の支援など、あらゆるジャンルをカバー。ピンポイントで寄付したいジャンルや団体がある場合におすすめ。有名どころだと山中教授のiPS細胞研究費への寄付があります。
楽天クラッチ募金
こちらも言わずと知れた楽天。楽天ポイント、楽天カード、楽天銀行が使えるので、楽天経済圏の人におすすめ。地震、台風などの災害支援や、コロナ対策、子どもの未来応援基金が中心です。Yahooとは対照的に支援プロジェクト数が少ないので、色々なプロジェクトを吟味する余裕がない人でも安心。
Ponta特典交換
Tポイント、楽天ポイントと並び立つ日本三大ポイント、Pontaでももちろん寄付が可能です。50ポイント単位で寄付が可能。寄付先はWFPや日本盲導犬協会など、執筆時点で11件から選べます。最寄りコンビニがローソンの人はこちらがおすすめ。
各クレジットカードのポイント
各社独自のポイントがつくクレカ。会社によってさまざまですが、ポイントをそのまま寄付できるところもあります。寄付先は日本赤十字やユニセフなどの大手が中心。自分が利用しているカード名+寄付 で検索すると、寄付先の一覧がでてきたりします。クレカのポイントは意外と失効させがちなので、どんどん利用していきましょう。
以上、3つの募金サイト+番外編の紹介でした。他にいい募金サイトの情報があれば教えてもらえると嬉しいです。
人の役に立って自分のメンタルも救っちゃいましょう!