10月15日~10月21日 (5)

本日は木曜日放送の2本。『ザ・トラベルナース』の初回と『silent』の第3話。

10月20日 ザ・トラベルナース (初回)

・那須田はアメリカで医療活動に従事するスーパー看護師。那須田の処置のおかげで1人の患者を救います。そこに帰国命令が。
・日本に戻ってきた那須田。乗ってるバスでおじさんが倒れてしまいます。お医者さんはいないかと問う運転手さんに「そんなドラマみたいなこと、あるわけないだろ」と乗客。ある男が那須田が医者だと彼を引っ張ってきます。処置を行いますが…。口に含んでいたらしい栗が出てきた途端、元気に。那須田の処置はあまり意味なし?
・那須田が勤務することになった病院で看護師が一気に5人辞めてしまいます。そんなことあります?ピンチとなった看護師チームに新たに加わる那須田と一緒のバスに乗っていた九鬼。どうして九鬼は那須田のことを知っている?
・看護師がごっそり辞めたことを聞きつけた医者たち。院長に文句を言いにきます。そこに新しい看護師として那須田を事務長・西が紹介。態度がでかい那須田VS態度が悪い外科部長の神崎。ここの言い争いも今後の見所だったりして?
・早速働くことになった那須田。一定レベルの医療行為ができるナースプラクティショナーである那須田ですが、「日本のルールに従ってもらう」とさっそく愛川看護部長から釘を刺されてしまいます。
・勝手に処置をしようとしたところに外科医の郡司先生が。「今度こそオペしてくれますよね。」と頼まれる先生。実は何度もオペは延期になっているようで…。カンファで議員さんの方を優先しろと命令する西。言うことを聞いてオペの時間をずらす神崎。
・なぜかずっと病院内の至る所を清掃している九鬼。彼の目的が分かりません。
・一ノ瀬のオペを始めますが、オペ方法を提案する那須田にナースは口出しするなと医師たちから言われてしまい、神崎から退場命令が。出てきたところに九鬼が現れ、「医者に楯突くのは馬鹿ナースがすることだ」とチクリ。さらには「オペは中止になると」予言。九鬼の予言は的中。オペ中に神崎が倒れてしまいます。オペ前に咳き込んでいたのはその伏線でした。
・オペは全て延期に。神崎は優秀な外科医。すぐに復帰させるよう院長から圧をかけられます。
・那須田と九鬼は同じ寮に。女性たちも一緒。生活しづらくない?トイレとかお風呂とか…。いくら綺麗にするとは言っても…。輪に溶け込む九鬼に距離を置く那須田。しかも那須田と九鬼は相部屋。
・一ノ瀬に神崎が倒れたことを告げる九鬼。さらには郡司先生がオペすると。九鬼、病院内のスタッフ情報を全て頭に入れてる?
・除け者扱いされている郡司先生。一ノ瀬のオペを頼まれたと他の外科医たちに言いますが、「立場をわきまえろ」と鼻で笑われてスルー。
・神崎の看病をしている九鬼。神崎の口を見て異変に気づく九鬼。その時入った那須田が処置をしようとしますが、「ここはアメリカじゃない。指示なしでやれば罪になる」と言われてしまいます。九鬼の言うことに素直に従う那須田。医者探しをしますがなかなか見つからず。仮眠をとっていた古谷を無理やり起こして連れてきます。
・古谷を連れてきますがやった任務はチューブを外すだけ。その先はトラベルナースたちの出番。九鬼が神崎の上に乗っかり那須田は神崎の口の中から固まった痰を取り出します。神崎の命を救います。
・神崎に消えてほしいと祈ったのはさすがに大嘘。神崎はコロナに感染、その後遺症で間質性肺炎を引き起こし呼吸不全の発作が起きたのではないかと見立てを立てていた九鬼。さらにはバスでトイレのために抜け出したのもおじさんの口の中から栗を吐き出させるため。
・「ナースは人を見て人を治す。あなたはプライドだけが無駄に高いただのバカナース」優秀な看護師としてアメリカで活躍していた那須田ですが、身元もよくわからない謎の看護師九鬼にけちょんけちょんに言われてしまいます。プライドの高い彼がこの言葉を受け入れて改心するのか…?
・先生たちの指示がなければナースは患者に何もしてあげられないと受け身な女性看護師陣。そこに九鬼が口を挟みます。患者のことを一番知っているのはナース。その人にとって一番いい先生を選ぶことができるのもナース。ナースは人に寄り添い人を治すことができる。確かに入院している患者さんに1番近い存在は看護師。看護師のサポートがあってこそ治療は成立します。
・神崎、復帰です。VIPを優先するよう院長から指示を受けますが、先約があるからと九鬼との約束通りに一村さんのオペをやります。
・事務局長・西が新たな医者の経歴を見せます。院長は言うことを聞かない神崎をクビにしようと…。この病院色々と狂ってます。トップがこれじゃあ、看護師もごっそり辞めちゃうのも無理はない。
・九鬼がトラベルナースになった理由は明かされないまま。謎が多すぎる九鬼。でも言ってることは全部筋が通っています。

10月20日 silent (3話)

・本日は湊斗回。湊斗の語りで始まります。帰り道、想に話しかけようとしますが、想は紬と合流。一緒に帰ってしまいます。「すごく仲が良い友達とすごく好きな人。すごく切なくてちょっとだけ嬉しかった」自分の好きな人に好きな人がいるのに、「ちょっとだけ嬉しい気持ち」があるところが湊斗らしい。開始早々切ない。
・高校の同窓会で再会する紬と湊斗。紬がファミレスで作業中のところに湊斗が合流。この時紬は会社勤め。上司から好かれて同期からも信頼されてはいるもののどこか辛そう。そんな紬を見た湊斗。「ご飯ちゃんと食べてる」とか「ちゃんと寝てる」とか心配します。これまた湊斗らしい。
・本日のおすすめ動画は「犬と猫 仲良し」昔から紬が無理をしていると癒し動画を提供する湊斗でした。
・この再会をきっかけに頻繁に会うようになる2人。「よく寝てよく食べるようになった」紬、寝ながらポテチ食べてました。落とさず食べてるのが逆にすごい。
・紬と想が会ってるところを見てしまった湊斗。想に声をかけ、彼は振り向かず。紬にもきつくあたります。「怒ったところを見たことがない」と紬が言ってましたが、紬の前でこんな感情的になったの初めてだったりする?
・前回の「お金持ちの人なんだからすぐ(新しいイヤホン)買うよ」と紬に会わせないように働きかけていた奈々。今回も結構嫌らしいことを伝えてきます。湊斗から電話を「耳のこと知ってるのにこんなことするなんて嫌がらせだからブロックしな」とか紬が手話の教室通っていることを聞き出したりとか…。ブロックしろはかなり言い過ぎ。
・フォークを持ってきてもらうためにお店の人に頼みに行く想の姿を見ている奈々。結構あざとい?想を見つけた時もわざとリュックのチャックを開けて、それを想が直していました。
・「ろう者の8割ぐらいがろう者同士と結婚する。ろう者同士の方が幸せなのかもしれない」本日も闇しか抱えていない春尾先生。今回も紬の前で気持ちを揺さぶるようなことを言ってきます。春尾先生も昔付き合っていた人がろう者になってしまった?手話を始めたきっかけが「ボランティア」なのも多分嘘な気がする。
・佐倉ママ、萌に交通費を渡してお兄ちゃんに会うよう頼みます。萌、想と紬が会っていることをお母さんにチクリ。さらには「今まで何があったかも知らないで再会してあなたのために一生懸命手話覚えますって。自分はその間湊斗くんと仲良く楽しく呑気にヘラヘラ生きて」と紬の悪口。自分の方がお兄ちゃんのことを見ていた。なのに8年も会ってなかった人がいきなり出てきて手話まで覚えちゃって…。気に入らない点もあるのは分かる。でも、これは感じが悪すぎる。流石にお母さんも叱ります。想に余計なことを言うかもしれないと交通費を取り上げます。お母さん、その判断正解です。
・紬のバイト先で想とばったり遭遇。「仕事終わるの待ってていい?」と想。それを承諾する紬。想の手話がしっかりと通じてました。
・「怒ってたでしょ?もう2人で会うのはやめにしよう」この前紬と一緒にいたことで湊斗と紬の仲がぎくしゃくしてしまうのではと心配している想。
・それに対して「私、湊斗のこと大好きなんだよね。そんなことで別れたりなんてしない。それよりも湊斗とまた仲良くしてほしいって思ってる。」と今までの関係を貫いてほしいと頼む紬。
・「今はもう佐倉くんのこと高校の同級生としか思っていない。今好きなのは湊斗。佐倉くんは違う。好きじゃない。」ときっぱり想に伝える紬。その時の想の表情がまた切ない。きっと今でも紬のことが好きなんだな…。文字起こしアプリでそれが文章としてしっかりと伝わってしまうから余計に切ない。さらに湊斗呼びしていることにも気づいてしまい。付き合ってるんだ…ってことを余計自覚させてしまいます。
・春尾と湊斗、またまた居酒屋で遭遇。紬の弟と勘違いされてしまいます。悪気がなくても湊斗、傷ついちゃう。紬の人間関係を知る春尾。その場を去ろうとしますが、湊斗に止められます。想と久しぶりにあった時のことを話す湊斗。「何かの間違えじゃないかって…」まだどこかで想と会話できるんじゃないかと思っている湊斗。まだ現実を受け入れきれていません。
・結局お兄ちゃんの部屋に来た萌。想が喋ってます。湊斗くんのことを聞きます。余計なこと言いそうかと思ったら「普通に元の友達に戻ればいい。心配させたんだから病気隠してたこと謝れば?」とむしろ良いこと言ってました。
・お出かけする紬。1人紬の部屋に残る湊斗。買い物を済ませた紬、光と合流します。そこに佐倉くんから「アパートの近くにいる」とLINEが。これは2人が顔を合わせてしまう?どうして想は紬の住所知ってるの?
・ベランダにいた湊斗。想がいることに気づいて外へ。そして部屋に通します。しばらくの間沈黙が続きます。テレビの音が虚しく流れているだけ。飲み物いるかと湊斗は聞きますが、想には聞こえません。無言でビールを想に差し出し、つけていたテレビを消し、想と距離を置きます。
・何を話しても振り向いてくれない想。我慢できなくなった湊斗。「紬に迷惑かけたくないとかわかるけど。なんで俺に言ってくれないの。力になれないのは分かってるけど。でも言ってくれないのはさ…」とうとう感情が爆発してしまう湊斗。湊斗だって想のことが心配。だって高校の時の友達なんだから。何も言わずに急に消えたら心配するし。
・まだ耳が聞こえていた時の「無視すんなよ」を持ってくるのは反則です。あの時はわざと想くんは無視して、湊斗が無視するなと声をかけると振り返ってはにかんで…。
・「すんなり受け入れて手話まで覚えて普通に顔見て話して。紬、想の方がいいんじゃないかって。取られるんじゃないかって。そういうこと気にしてイライラしている方が楽だったから。想のこと悪く思えば楽だったから。友達の病気受け入れるよりずっと楽だったから。名前呼んで振り返ってほしかっただけなのに。」最後の一言で一気に涙が出てきました。あの時みたいにはにかんで振り向いて欲しい。あの時みたいに他愛のないことでおしゃべりしたい。でもそれがもうできないと分かって。そんな簡単に受け入れきれるものじゃない。普通なら今付き合ってる人が昔好きだった人と会っていたら嫉妬の嵐のはずなのにその嫉妬が耳のことを受け入れたくないための「手段」になっている、なんか湊斗らしいというか…。上手くまとめきれていませんが、想の身に何があっても友達であることには変わりはないんだな~と。湊斗の「主成分優しさ」が発揮されていた回でした。本当に幸せになってほしい。

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