好きか嫌いかでは好きだが、圧倒的に好きと言える熱量はない

前の会社まで僕はプログラマーをやっていました。(技術の高さは別として)プログラミングもできるし、本を買って読んだり、プログラミングの問題を解くサイトに参加したりしていたので、プログラミングが好きなのだと思っていました。

色々あって会社を辞めて自分自身を見つめなおした結果、プログラミングは好きか嫌いかでは好きだが、自身の写真の情熱と比べたら圧倒的に好きとは言えないと最近強く自覚するようになりました。

僕にとって写真は見るのも見せるのも撮るのも全部好きで、写真だったら面白そうな場所があれば、移動に自転車で二時間近くかかる場所でも移動しますし、有料な庭園でもお金を払ってでも写真を撮りに行きます。また、写真の展示されているのがあれば一度は足を止めて見ますし、自分の撮った写真を見せて反応を見ることも好きです。

プログラミングも前述で述べたように色々やってはいるのですが、写真の好きの熱量と比べるとやはり劣っている部分があるという風に思っています。また、写真は好きでやっていますが、プログラミングは飽くまで困ったことを解決する手段が主体にように感じるのです。最近の事例で上げれば、公開したVoiceTimerというAndroidアプリを開発した主な動機は、技術を上げたいとか試したいではなく自分の要求を満たすキッチンタイマーアプリが見つからなかったからです。

後、もう一つ理由を上げれば、写真を趣味にする人は増えてほしいとは思いますが、プログラミングを趣味にする人が増えてほしい(減ってほしいわけではない)とは特に思ったことがないからです。写真を趣味にする人が増えてほしいと思うのは、自分が写真を見るのが好きというのもあるとは思いますが、恐らく根本に自分の好きを他の人と共有したいという気持ちがあると思うのです。

無論、プログラミングに興味がないわけではないのですが、必要に駆られて勉強するというスタイルから考えると、写真の情熱と比べたら、好きか嫌いかでは好きだが、圧倒的に好きと言える熱量はないというのが自分の結論です。

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